「稼げるビジネス、稼げないビジネス」は起業前にチェックしなさい
オレだ。
オイ、突然だが、あなたに問う。
「さあ、ハゲを想像してみなさい」
と言われてどんなイメージが浮かぶだろうか？
…これってだいたい連想するものは同じだよな？
バーコードハゲ、スダレハゲ、かっぱハゲ…。
あなたが想像したのは、大体このどれかだったはずだ。
▲ハゲのイメージ。オレもあなたもいつかはハゲる。順番待ち。
でも、会社員の人にとって、
「起業して稼いでいく」
という言葉ほど
人によって認識がバラバラなものはないだろう。
・上場して資産数百億円でメディア引っ張りだこの成功者。
・ほそぼそと夫婦で切り盛りする、パパママストア。
・ブラック企業も真っ青なクッソ長時間＆低賃金労働。
・フォロワー数数十万人のインフルエンサー。
ああ、ぶっちゃけ、どれもありえる。
どうでもいい話だった。サーセン。本題に入ろう。
あなたが起業していい感じに稼ぎたいなら
稼げるビジネス
を最初に調べて選んでくれ。なぜかというと、
「このビジネスは稼げる、稼げない」
というのは、後から変更できないからなんだ。
「年収3000万目指したい！」と思って起業したのに、
稼げないビジネスを選んでしまうと、努力しても絶対に稼げない。
あなたが年収3000万円稼ぎたいなら、
3000万円稼げるビジネスを選んでくれ。
会社員起業家は「いくら稼ぎたいか？」から決めてくれ。
— 黒坂岳央＠会社を辞めない「会社員起業家」のススメ (@takeokurosaka2) October 10, 2020
ビジネスモデルや業界ごとに「どのくらい稼げるか？」というのは最初から決まっている。
稼げないところでいくらもがいでも、絶対稼げない。才能とか努力とか関係ない。稼ぐ場所や顧客層が最重要。だから最初の選定で稼げる天井が決まる。
稼げるビジネスはやる前から決まっている
ぶっちゃけ、「稼げるビジネス」はやる前から決まっているんだ。
そして稼げないビジネスも同じ。
最初にこの選定をミスると、ガチで取り返しがつかなくなる。
鬼ほど努力しても、稼げないビジネスでは永遠に稼げない。
その逆もしかり。
気をつけてくれ。
▲この記事でガッツリ語った。見ておいて。
稼げるのは、
単価と利益率が高くて、市場規模がでかくて、
お客さんの悩みが深いビジネスだな。
たとえば英語ビジネスは稼げる筆頭だ。
自分が講師を勤めるなら、原価不要で利益率はほぼ100%。
英語が出来ずに悩んでいるお客さんは多い。
キッチリ解決してあげられる価値の高いサービスを出せば
ガンガン稼げる。
オンライン英会話スクールが鬼のように乱立しているのは
まさしく「英語ビジネスは稼げる」という何よりの証拠なんだ。
超重要な客層選び
ちな、同じ商材・サービスでもターゲットにする客層でも
稼ぎが決まるから注意してくれ。。
たとえば「大衆品」と「高級品」で違ってくるんだ。
稼ぎたいなら、大衆品ではなく、高級品を使うことをオレは勧める。
オレのヨッメはフルーツギフトショップの経営者なんだけど、
自宅で食べるための大衆用ではなく、
高級フルーツを取り扱っている。
ぶっちゃけ、高級用のフルーツの方が圧倒的に儲かる。
もちろん、高級フルーツは大衆用より仕入原価は高いけど、
それ以上に利益率が高い。
おまけに高級フルーツを買うお客さんは、客層が良くて金払いもいい。
個人客だけではなく、大企業も少なくない。
お中元、お歳暮だと1社から200件注文来たりすることもザラ。
しかもリピート率クッソ高いから、秒速で経営が安定する。
さらにこの業界の競合もすさまじく強いのはいないので、
いきなり売上のほとんどをライバルにかっさらわれることもない。
一方、オレの知り合いの経営者で
「自宅用フルーツ」を安さ勝負で販売している人がいるが、
こっちは結構大変そうだ。
売価も原価もとにかく安くするので、仕入れの手間がヤバい。
さらに価格と客層は比例するので、
安さ勝負で販売しているとどうしても客層も安くなってしまう。
「品質の良いものを、1円でも安いものを買いたい！」
という思考の人はクレーマーになりやすいんだ。
ストレスフリーになりたくて起業する人にとっては、
お客さんからクレームが多くて、
気を病んでしまうなら起業する意味がないよな？
お客さんの質、も稼ぎに直結する。気をつけてくれ。
薄利多売だと稼げずに忙しくなる
会社員の起業家に最も勧められないのは、
薄利多売ビジネスだ。
これに手を出すとヤバい。
忙しい→でも利益率低い→生活カツカツなので新しいビジネスできない
という、回し車の中でぐるぐるまわるハムスター状態になっちゃう。
一度、途中で歯車が崩れたらアボンだ。
事例を示す。
オレの知人はせどりビジネスをやっている。
「せどり」ってのは別の言い方をすると「転売」と呼ばれるものなんだ。
近所のお店や他店から商品を仕入れて、
販売するというモデル。
利益率の高い商材を扱えば、
せどりビジネスでも稼げないことはない。
けど、高単価商品の目利きが出来ないなら、
基本的にせどりは薄利多売になるんだ。
それでいて時間や手間は鬼のように取られてしまう。
知人は毎日、何回も自宅に宅配業者の集荷が来るので
オチオチトイレもいけないと言っていたぜｗ
商品仕入れをすると、家中が商品であふれかえるので、
寝る場所もなくなるわで大変そうだ。
自転車を漕いで、商品仕入れに
駆け回ることもあるのだと言っていたよ。
それで稼げているのは月20万円くらい。
瞬間的に40万円いく月もあるけど、かなり不安定。
忙しすぎるので作業を外注したこともあるそうだが、
監視してないとサボるやつもいたりして、
結局、自分でやるしかないと言っていた。
知人「起業して稼いだら贅沢するつもりだったけど、旅行に行くお金も時間もない(｀；ω；´)」
と嘆いていたよ。
気をつけてくれ。こういう状態は割とあるんで。
つか、そもそも時間的拘束の厳しい会社員起業家には
せどりは適さないから選ばないと思うがｗ
さて、今回の記事はここまでだ。
字数的に具体的なやり方までは紹介できなかった。サーセン。
とりま、
「なるへそ、最初にいくら稼ぐかを決め、
そのくらい稼げるビジネスを決めないとヤベえんだな」
くらいに理解してくれれば嬉しい。
今後も引き続き、具体的にどうすればいいのか紹介していくつもりだ。
楽しみにしておいてくれ。
【メルマガ・会社を辞めない「週末起業」のススメ 】
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そんな感じに人生に飽き飽きしたニキだけはちょっと来てくれ。
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