炭水化物は本当に悪者なのか〜GI値の盲点〜


こんにちは
ワーパパたくです。

みなさん糖質制限してますか?

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今回は炭水化物のお話です。

GI値とは

だいぶ浸透してきましたが
GI値をご存知でしょうか。

GI値とはグリセミックインデックス指数のことで
「血糖値を上昇させる度合い」をさします。
詳しくは
炭水化物を50グラム摂取した時の値になります。

なのでパンやケーキだけでなく
にんじんやオレンジなど野菜や果物も
50グラムに含む分量だけ取り出し
血糖値に与える影響を計測することが
出来るわけです。

盲点とはどういうことか


ではいくつか例をみていきましょう。

一般的な小麦を使ったパンの
GI値は52です。
パンの質量に対して炭水化物が含まれる
割り合いは48%なので
炭水化物を50グラム取ろうとした場合は
104グラムでいいということになります。
(パン100グラムは8枚切り食パン2枚分)

例えばすいか
スイカのGI値は72
食物繊維も豊富で水分量も多く身体にいいですが
GI値だけでみるとパンより高いんです!

ですが炭水化物は全体の質量の5%
なので50グラムの炭水化物を取ろうと
思ったら1キログラムもたべないといけないんです。
スイカを1キログラム食べるのは
なかなか大変ですよね。

なのでこの場合
食パン2枚食べた場合と
スイカ660g食べた場合が
血糖値の上昇具合が同じになるといった感じです。

スイカのGI値そのものが高かったとしても
1回でそんなに多く食べられないので
血糖値もあがりにくいのではないかと
思います。

では何を基準にするべきか

最近ではグリセミックロードもしくは
グリセミック負荷という考え方がでてきました。

GL値とよばれるやつですね。
これも炭水化物に関する血糖値の
上昇の程度を表すものですが
GL値は一般的な量の炭水化物を取ったときの
上昇率になります。

数値が高ければ血糖値も上昇しやすく
低ければ上昇しにくいので
こちらの方が実用的だと思います。

あとは同じパンでも
食物繊維が少ない炭水化物、
要は精製された炭水化物と
精製されてない炭水化物とで
グリセミックロードの値は
まったく変わってきます。

ちなみにグリセミックロードでいうと
スイカは5
精製されたパンは25になります。

なので炭水化物そのものが悪いわけではなく
精製された炭水化物が身体にいい影響を
与えてくれないかもしれないので
ぜひ気を付けてみて下さい。


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