進藤亮佑〜闘莉王を超える逸材〜


スケール大きさが伺える北の大地が産んだ超攻撃的ディフェンダー

DF 進藤亮佑(札幌)

引用元 サッカーダイジェスト選出理由
クラブ史上初となるJ1 4連勝を成し遂げたチームの好調ぶりを体現していると言っていいほどのハイパフォーマンスをみせている道産子センターバック。フィジカルを生かした1対1の守備は力強く、空中での制空権も支配する。3バックの一角であるがマイボールになると、チャンスを見逃さず相手ゴール前まで攻め上がる積極性も持ち合わせている。守備対応と攻め上がりの良さから右サイドバックを務める非凡性も兼ね備え、札幌の戦術を分厚くさせた。
ファンを虜にしているのが規格外の得点力だろう。J1 10節終了時点で3ゴールを決めている。
セットプレーでターゲットになることは間違いなく、打点の高いヘディングシュートを得意としている。そんな中、記憶にも新しく、衝撃的だったのが神戸戦でのオーバーヘッドキックでのゴールだろう。福森が入れたボールは1度相手のクリアによりコースが変わるがそのボールに反応した進藤がオーバーヘッド。相手の度肝を抜くスーパープレーで同点に追いつき、札幌に勢いをもたらし、札幌は逆転勝利を飾った。
相手に当たったイレギュラーなボールは反応することさえ難しいがそれを難易度MAXのオーバーヘッドでゴールの枠に蹴り込む身体能力の高さ、攻撃センス、素晴らしいの言葉しか見つからない。日本代表にも田中マルクス闘莉王や中澤佑二、吉田麻也など攻撃力抜群のディフェンダーは絶対的な存在感を発揮し勝利を引き寄せてきた。進藤はまだ22歳と若く、いずれ先人のような世界に通用する攻撃的ディフェンダーになれると期待しないわけにはいかない。少々荒削りな部分もあるが、日の丸をつける日がそう遠くないと思わせる魅力的な選手である。


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