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【DCEU→DCU】『THE FLASH/ザ・フラッシュ(2023/6/16公開)』観ました!【映画】


〇前置き

 ついにフラッシュの予告が公開された今年の2月。アメコミ界隈がざわつきました。ついにフラッシュの単独作品がきたと思ったら!!! まさかのフラッシュポイント!!!! ツイートじゃなく先に予告動画でその衝撃を味わいたかった仄かな悔しさを覚えています。

 予告には私が大好きな『マン・オブ・スティール』の描写、ほんの少しダークナイトのバットポッドの場面を思わすようなシーンもあったりと思っていたら……。まさかのマイケル・キートンさんのバットマンとそのテーマ曲のフレーズ!!!!
 幼いころにテレビで見て大好きだったマイケル・キートンさんのバットマンがまさかこの時代に、しかもDC映画の最新作に登場するなんて!!!! これは命に代えても見に行くしかない!!! そう誓いました。

 マクドナルドのおまけにバットモービルがついてきたような記憶……。
 私の最初のバットマンはティム・バートン監督のバットマンでした。ダークナイトを見るまでは、バットマンといえばティム・バートン監督とマイケル・キートンさんのバットマン一択でした。

○DCEU最後?の作品

 『マン・オブ・スティール』から『シャザム神々の怒り』まで紡がれた“DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)”ですが今作『ザ・フラッシュ』をもって世界観や設定が再構築(リランチ)され、今後は“DCU(DCユニバース)”と呼ばれる作品群になるそうです。

〇感想

 何がきっかけで事件が起きたのかはもう説明しなくても大丈夫でしょう。私はドラマ版フラッシュを見ていたのでバリーがどのような境遇なのか知っていたのが幸いでした。より一層、解像度が高くバリーに感情移入することができました。

 予告にある通り過去が変わってしまったせいで、DCEUのヒーローたちがいない大変な世界で絶望的な中……。満を持して登場するのがバットマンでした。いやもう、ほんとやばかったです。バットマンをたくさん見れることができた! もうすごく良かった。一生映画館で見ることはないだろうと思っていたマイケル・キートンさんのバットマンが見れるなんてこんな嬉しいことがあるでしょうか!!!!!

 全体的フラッシュことバリーがめちゃくちゃ良いキャラしているので、基本的に明るく楽しい作風になっているのもさらに良かったです。しかしそこはDC。やはりもれなくシリアスもがっつり入ってきます。イヤホンとその塩梅がとても良かった……。
 そして何度も言うけどバットマンを見れることができてとても良かった。やっぱアクションがめちゃくちゃかっこいいんですわ。フラッシュもめちゃくちゃ良い。そして今作に初登場するスーパーマンのような女性もめちゃくちゃ良かった……。

 この作品もめちゃくちゃファンサがすごかった。今までDC作品を見てきたファンへのお礼も兼ねているのではないかってくらいにファンサがすごかったですね。とてもありがたかったです。

 だからこそ、これまでのDCEUはこの作品で一区切りになってしまうのかな……? という寂しさも感じるような……。ここから新たなフェーズに向かうのか果たして……?


〇おわりに

 この作品も見たかったものをかなり見せてくれたとても素晴らしい映画でした。区切りではあっても、終わるという寂しさだけを感じさせない作りでしたね。
 DCEUは、これからどうなるんだろう? という期待も感じられるのが良かったです。

 いやほんとこれからどうなるんだろう……。フラッシュポイントって物語をいかようにも物理的に変えられる力があるので、ますます今後の展開が想像できなくなるのもとても面白いですよね!

 というわけで私の推しのデスストロークが活躍する実写映画をですね……。メインヴィランとしてバットマンと思う存分戦う作品も見たいし、単独作品の映画も見たいのでお願いします。

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