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『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIE バトルロイヤル』観ました【実質Vシネクスト仮面ライダー龍騎】


DVD付きパンフレットと入場特典バトロワダッシュヒーロー

 昨年公開された『仮面ライダービヨンド・ジェネレーションズ』から1年。1年ぶりに仮面ライダーの劇場版映画を観てきました。

 もともとギーツを見ていた序盤から今年も冬映画観に行きたいなと思っていましたが、今年もリバイスに続きギーツを序盤(10月)までしか見ないで放置するという事態に陥っていました。そんな折、ギーツ×リバイスに龍騎が登場するという特報を見て、「これは観に行かねば!」と決意を固めました。

 最初こそ変身後の姿だけ終盤に出るのではと思っていたのですが…。YouTubeのオリコンニュースなどの対談やインタビュー動画を見ていたら、龍騎、ナイト、そして王蛇までもが変身前の姿で登場するということで相当驚きました。
 とはいえ、やっぱり終盤だけ変身描写があるだけなんじゃないの~? と思っていたら…。


○ギーツとリバイスを少ししか見ていなくても大丈夫

 リバイスもギーツも序盤しか見いなかったのですが、長年特撮を見てきていたおかげかなんとなくでついていけました。そして、うっすらと顛末を知ってるのも合ってリバイスで泣きましたし、ギーツでもこみ上げるものがありました。

 っていうかいつの間にかバッファ退場してたのねw 映画でネタバレを食らうなんて…(覚悟の上ですが)w バッファには頑張ってもらいたかったのですが、まあ、仮面ライダーだから仕方ないね!
 個人的にファイズのたっくんを思い出す容姿、そしてぶっきらぼうだけど熱いものを秘めているバッファがファイズと通じる部分があって大好きです。でも最推しはタイクーンです。

 やっぱり冬映画ってがっつり知らなくてもついていけるのが良いですよね…。昔でいう春映画をソフトに、ストーリーの邪魔にならないようにちゃんと客演などのお祭り要素をうまく組み合わせている形に昇華しているのがとても良いと思うんです。さすが脚本を我らが高橋悠也さんが務めているだけある…。

 そしてあいかわらずツムリは美人でかわいいし、祢音もかわいい。そしてもちろんリバイス陣営もとってもいいキャラしてた…。

○祭りの場所はここか…?

 龍騎陣営がもはやVシネクスト仮面ライダー龍騎かのごとくがっつり見れてとても良かった…。相変わらずの秋山蓮、相変わらずイライラしてる浅倉猛、そしてまさかの…。

 ある意味で後日談、でもただの後日談とも違う今までの様々な作品を経てきたからこそのifの彼ら。それを垣間見れました。

 もう彼らの一挙手一投足にグッときて、セリフの端々にクスッとしたり歓声をあげたくなり、そして最後の最後の掛け合いで泣きました。すべてが熱い。そして最後に泣かせてくる。見たいもの全部見せてくれた! とても良い劇場版龍騎の記念作品でした(ちがう)!

 そこでそのセリフを聞けるのか…。そういう掛け合いをするのか…。そうか、彼らの戦いは…。そしてそういうメッセージを託すのか…。
 まさか涙をこぼすことになるとは…。龍騎が出る以上覚悟はしていましたが、思った以上に自然に涙がこぼれました。そういえば去年のビヨンド・ジェネレーションズでもウルっときてたような…w

 もう龍騎パートは龍騎の全てが詰まっていた。龍騎だからこそ納得がいく感じ。
 え? 龍騎陣営のあの人がずっとその感じで戦うの? え? じゃあ出てくるはず(と自分は思い込んでた)のあの人はどうなったの? と思わせながら進む展開もとても良い…。

 そういえば秋山蓮役の松田悟志さんが龍騎陣営の変身エフェクトが進化していると語っていて、(単純にライダーの変身エフェクトがよりきれいになってるのかな…?)と思っていたら…。想像以上にエフェクトがすごいことになっていて驚きました。「あ~~~! そういう演出もアリよね!!!!」ってめちゃくちゃ思いました。

 もちろん、ギーツとリバイスのパートもとても良く、すべてがいい形でまとまっていたのがとても好感が持てました。ただのリバイスとギーツのコラボ作品にしてリバイスの後日談、そして龍騎の客演お祭り映画ではないのがとても良かったです。

 今回の主要な悪役のライダーもとても良いキャラしてたし、世界を書き換えた黒幕も良いキャラしてた。そして何より、錦鯉の長谷川さんも良いCVしてました。長谷川さんなら初手それよねw となるのも良い!


 すべてが熱くて思わず泣いてしまった仮面ライダーギーツ×リバイスMOVIEバトルロイヤル。今年最後の締めくくりの映画がこの作品でとても良かったです!



 ちなみにあたったのはギーツでした。



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