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2019 IcelandとLaugavegur Trail (10)

July 1, 2019
Hrafntinnusker泊:絶景の中で一泊

このトレイルの中で標高が一番高いハットのあるキャンプ場で1泊をする。

赤い屋根がキャンプ場兼ハット。

1泊のキャンプ代金は忘れてしまったのだが、ネットでみていた情報よりは少し値上がっていた。一人2000ISK弱。水道とトイレの利用代が含まれている。残念ながらハットに泊まる人たちが使う小屋の中のキッチンの利用は無理だった。

トイレは唯一水洗ではなかったが、これまでのどのバックカントリーをしたキャンプ場より綺麗だった。

受付をするとシールをもらうので、テントのロープに貼り付けておく。これが料金を支払った目印となる。

ちなみに、料金は現金でもクレジットカードでも大丈夫だったが、現金を準備していたので、現金で支払うことにした。

ハットが一番高いところに立っており、テントはそこから降りたところに立てることができる。

風よけが石で建てられている場所がいい。

石が積まれて風よけとなっている

この日も風は結構強く、テントを張るのに苦労している人を結構見かけた。混んでいると、風よけがない場所にもテントを立てる人がいるのかもしれないが、広い敷地にそれほど人がいなかったので、みんな風よけがある場所を使っていた。

隣人もいるのだけど、結構距離があるせいか、プライバシーは確保できた。

手前には大家族がいたが、結構苦労してテントを立てていた

テントを設置する(このテントは本当に楽で、10分で十分)。石が豊富なので、重しに困ることはなかった。

テントを設置して、バックパックようの椅子を取り出し、座って絶景を眺めてみると改めて、すごい場所にいると実感。
気温はおそらく一桁だったけど、そんなことがまったく気にならないくらいテンションは高い。

余裕をもってキャンプ場に到着し、テントの設置も終えたので少し落ち着いてご飯の準備をした。

クマなどの野生動物の心配もないので、心置きなく匂いを発するカレーを作ることができる。

乾燥野菜とフリーズドライ米(いわゆるアルファ米)を使う。
ジャワカレー辛口が体を温めてくれるので、最高!
炭水化物が必要なので、米に加えて、インスタントラーメン(サッポロ一番)も準備した。

お湯を入れるだけで食べることができるアルファ米

塩分の接種は多くなるが、汗をかくので山登りには必要な塩分だと思っている。

多少水っぽくても、玉ねぎを飴色になるまで炒めなくても、この壮大な景色を目の前にして食べるカレーは何よりもうまい!

しばらくは景色を楽しんで、食器はハットの水道で洗い、寝る準備へ。

ちなみに、私たちは過去にMt Whitenyキャンプでマイナス10度ぐらいまでのキャンプは経験済みなので、今回もおそらくマイナス5度ぐらいはいったと思うが、通常のスリーピングマットに少々ごつめの寝袋、寝袋用のインナーを使うと、厚着などはしなくても普通に寝ることができた。
あまり厚着しすぎると、寝袋の中で寝返りをうつときに少々きついし、熟睡できないが、ヒートテックぐらいだと違和感なく眠れる。

相変わらずの白夜で時間の感覚はなかったが、曇りのような明るさがちょうど日が沈んでしばらくたつ深夜2時だという感覚を掴み始めていた。

続く

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