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2024 Mt Tamalpais

March 17, 2024
27キロは流石に長い!

2023年の8月に一度登ったMt Tamalpaisを今回は登山仲間さんと一緒に登ってきた。

前回は11.8キロで592mだったのだが、今回は海沿いからということで終わってみれば27.4キロと前回の倍以上の距離を歩いていた。

いくら日が長くなりつつあるとはいえ、8時間はかかるトレイルということで、朝8時にビーチにある駐車場に集合。

8時前には全員が集まっていたので、予定通り、8時からハイキングを開始する。

始めは緩やかな登りが続く。
スイッチバックを繰り返すと海が見える。少し霞んではいるものの、綺麗。

山の中に入ったり、海が見えるところに出たりを繰り返すと、一気に草原が広がるとことに出る。

七面鳥がいたよーとすれ違った人に言われたが、まったく見当たらない。

トレイルがうっすら見えるのも、気持ちがいい。
先には雲海が見える。じつはあの雲海の下は、海なのだ。

前日の気温が上がったせいで、雲海が出たのだと思っている。
ベイエリアは夜は冷えるため、昼に気温が上がると霧や雲海が発生する。

この草原のあがりをぬけるとまた森の中に入る。そこからは緩やかに下る。
約6キロなのだが、歩いていると結構長い。

森の中では、何度か橋を渡る。川が結構流れている。
水量は夏より多いかもしれない。

今回のルートはキャンプサイトまで行き、8の字を描くような感じ。
ここでまたルートが分かれる。

州立公園のエリアではあるが、メンテナンスは結構されていて、キャンプサイトもビジターセンターもしっかりしている。

ただ、ここにはよくわからない傾いた古屋があった。トイレかな、と話していた。

森を抜けると、砂利道に合流する。
ここから前回と同じルートとなる。

少し歩けば最後の急なルートに合流する。

インド人の団体が先に休んで、英気を養ういた。
不幸にもその間に入ってしまったのだが、途中で追い抜くことに成功。

ここから距離にしてたった3キロちょっとなのだが、登りがきつくなる。それに加えて、直射日光があたる。

少しペースが落ちてしまったが、脱水症状で倒れるよりましで、ゆっくり水分補給しながら進む。

頂上に到着する。
前回と同じく、資料館を覗いてみる。
少し前回と展示物が変わっていたが、ここにホテルがあり、機関車が走っていたのは本当にすごい。

ランチをとって、少し長めの休憩をして、展望台へ上る。

見晴らしは最高。
霧も消えていた。
ディアブロ山もみえる!

一番右端のとんがったところが今日のゴール。
私たちがスタートした海はこの模型にはないらしい。
日本語がペラペラな(日本で14年間住んでいたらしい)州立公園のレンジャーが日本語でいろいろ教えてくれた。

あとは下るだけ。とはいえ、距離が半端ない。
途中のWest Poin Innを通る。
一度ここで泊まってみたい!

8の字に合流したので、同じ川を見る。
気持ちいい。

帰りは少し南側のルートをとる。
この州立公園の南には、レッドウッドツリーの群生がある、Muir Woods National Monumentがあるのだが、そのあたりを少しかすったのかもしれない。
沢山のレッドウッドを見た。

20キロを過ぎたあたりから、物理的に足が痛くなってきたが(どうしても親指のつま先が痛くなる)、あともう2キロぐらいになってきた。
海が見えてきた。

まっすぐ海まで続く道が気持ち良い。
すでに9時間弱歩いていた。

最後に鹿を発見。

結構タフなコースだったが、景色は最高だった。
27キロはさすがにめちゃくちゃ長く、アイスランド以来かと思う。

そろそろ、目標のヨセミテに向けて、本気を出さないといけないなと改めて思った。

(終わり)

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