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Touch Bar の活用方法、その7。オリジナルのショートカットを作成してTouch Barに登録する話。

こんにちはこんばんは。おはようございます。さて、さっそくですが昨日のnote

この「ショートカットの作成」と「Touch Bar でアイコンを作る」を組み合わせることでBetterTouchToolの便利さは飛躍的にアップします。明日のnoteは「ファイルの書き出し」を参考にショートカットを作成し、Touch Barにアイコンを載せるまでにしましょう。

こう予告しました。今日はこれをやっていきましょう。

下記のTouch Barの右から2番目、いまは亡きフロッピーディスク型のアイコンがなんなのか、について説明していきます。

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はじめに、キーボードのショートカットはよく使いますよね。コピーとかペーストとか、アプリを終了させたりとか。アプリごとにもいろんなキーボードショートカットがあって、使いこなすことは作業効率化の初歩の初歩。

でも、なかにはキーボードショートカットが準備されてない機能もあります。そんなときどうするか、ということ。「ないんじゃ仕方ない」とあきらめてしまっては、話は終わりです。でもそうじゃない。

つくっちゃいましょうよ、自分だけのキーボードショートカット 。Macには(たぶんWindowsにも)そのための機能が用意されてます。

公式ウェブサイトでもていねいに紹介されてますので、じっくり読んでみてください。

システム環境設定 > キーボード > ショートカットへ行き、画面左側の「アプリケーション」を選択したが画面右側中央したあたりのプラスボタンを押せば、好きなアプリケーションを選んでショートカットを追加できるようになります。

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例えばここではプレビュー.appに CONTROL + SHIFT + Sキーでファイルを書き出すキーボードショートカットを追加しました。

しょっちゅう使う、とかショートカットがあったら便利だな、と思う機能は、干渉しないようにだけ気をつけて、好きなだけキーボードショートカットを作ればいいんですよ。以前も言いましたが地道な作業が大きな効率化につながるわけです。

ただ忘れちゃいけないのは、たくさんつくるのは自由なんですが、つくったキーボードショートカットを覚えておくのが大変なんです。つくればつくるほどキーの組み合わせは複雑にならざるをえず、指がつりそうな押し方をしなきゃいけなかったりするような、とても覚えていることなんてできないショートカットになってしまう。

そんな複雑なショートカットキーを、何度も使おうと思います?リスが冬に備えて埋めたどんぐりの場所を忘れてしまうように、ショートカットの機能を覚えておけない、そもそもキーの場所を覚られない、なんて事態も絶対に起こる。断言します。

なので、BetterTouchToolの出番が来るわけです。つくりにつくったキーボードショートカット キーをTouch Barのアイコンに、トラックパッドのアクションに、設定すればいい。これなら忘れることなく、便利なショートカットを使い倒せます。

今回の例では上記でつくったCONTROL + SHIFT + Sキーというまあまあ押しづらいキーボードショートカットキーを、「ファイルの書き出し」の意味を想起させるフロッピーディスクアイコンとしてTouch Barに設定することで、プレビュー.appで編集した画像をワンクリックで保存できるようになりました。

うわーなんかいろいろめんどくさそう、と感想が聞こえてきそう。たしかに最初はちょっとややこしいかも。でも試しに2、3個設定して使ってみてください。いちど慣れると、もうあとには戻れないはず。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。「スキ」ボタン押すひと手間をかけてくださるととても嬉しいです。