結婚は幸せなのでしょうか?

前提として、僕は“結婚”を否定しているわけではありません。
僕自身、いつかは結婚するつもりでいるので前もってお伝えしておきます。

結婚するタイミング

今年で24歳になるのですが、だんだん周りの友達が結婚したり出産したりと、幸せなニュースが僕の地元で飛び交っています。
沖縄が地元なのですが、沖縄の平均初婚年齢は 男性30.3歳 女性29.0歳(平成27年度数値データ)となっています。
年々、晩婚化が進んでいるとはいえ全国の平均初婚年齢(男性31.0歳 女性29.6歳)より若い年齢で結婚する人が多いです。

沖縄は、地元愛が強く身内や家族で生活を支え合う文化があるため
結婚をして家庭を持つことを“良いこと”と捉えがちです。

しかし、僕は【結婚=幸せ】という考えに違和感を感じているので
その考え方について書いていきたいと思います。

「結婚して幸せになりたい」に根拠がない

よく女性の友達が「早く結婚したい」「結婚して幸せになりたい」と口にしています。
「なんで結婚したいの?」と僕が問うと、「結婚って幸せそうじゃない?」という抽象的な回答がほとんどでした。
そもそも、結婚したことがないのに【結婚=幸せ】と捉える理由が僕には分かりませんでした。
世間一般的に結婚は人生の大きな転換点であり節目でもあるので、素晴らしいことなのですが必ずしも“幸せになれる”わけではないと思うので、そこに違和感を感じました。

そもそも“結婚”の定義とは、「男女間で婚姻関係を結ぶ」ことを言います。
それによって二人は夫婦であることの社会的証明が得られるわけです。
社会的証明を得ることは重要で、不貞行為への罰など夫婦関係への法的保護、寡婦や嫡出子の保護や子育て家庭への社会的利益や扶助を付与する為の制度でもあります。
しかし、上記の内容が必ずしも幸せに直結するわけではないと思いますし
それ目的に結婚する人は1割もいないと思っています。

日本の離婚率

次に、日本の離婚率を見てみます。
2019年の離婚件数は20万8496件となっています。
2002年の約28万件をピークに年々減少しているものの、
婚姻数59万9007件に対し20万8496件の離婚数で行くと、およそ「3組に1組」が離婚している計算になります。

統計とはいえ離婚の形は様々ではありますが、数字だけで見るとかなりインパクトがあるような気もします。
前向きな離婚もあるので、離婚=不幸せと定義するつもりはありませんが
離婚というのはあまり良い印象は持たれないですよね。

上記の統計を踏まえて、“結婚=幸せ”の考え方についてもっと考えていけたらと思っています。

幸せは結果論

やはり結婚=幸せというのは結果論であり、結婚をゴールと捉えない限りはまだまだスタートしたばかりだと思います。
好きな人と結婚できることは、これまで以上に嬉しいことではありますが
いざ結婚生活を送ってみると、その人の見えない部分が見えて耐えられなくなり離婚していく人もいると思うので、どう向き合っていくかが大事です。

芦田愛菜さんが少し前に「信じること」についてとても良い話を語っていました。

「裏切られたとか期待していたとか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました」

これは結婚生活にも言えるなと思いました。
見えなかった部分が見えた時に向き合う努力をしないと、結婚は難しいと僕は考えています。
なので、結婚=幸せと捉えている人を否定するわけではありませんが、
もっと結婚する意味を考えて、意思を持つべきだと僕は思っています。

まとめ

少し上からものを言ってしまい、不快に思った方々へお詫び申し上げます。
まだ結婚を経験したこともないのに、このような記事を書くのは少し悩みましたが自分なりの考え方と意見を纏めて少しでも意見をいただきたいと思いました。

是非、賛否両論あると思いますのでコメント欄に叱咤激励をいただけますと幸いでございます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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