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市販のカラーをすると大体担当の美容師さんに怒られるしやめた方がいいよって話

はい。
こんにちは、いとうです。

手に触れる機会が増えた市販カラー

コロナ禍の中、美容院には行きづらいけど
根元伸びてきちゃった、、

ついつい薬局でカラー剤を買ってきて
染めてしまう、
そんなことありますよね。
その頭で美容室に行ったら担当の美容師さんに
結構な勢いで怒られる、みたいな。

頭でダメなのは分かってるんだけど、
市販のカラーって実際なにがだめなの?

そんな疑問を追求していこうかと。

結論市販のカラー剤はパワーが強い

前の記事にも書いたんですけど、
美容院のカラーって根元と毛先で
違う薬を使ってるんです。
根元は明るくなるように少し強めの薬、
中間から毛先は色味のせるだけだから優しい薬、
みたいな感じで。

それに対して市販のカラー剤は、
誰でも染められる!がコンセプト。
パワーマシマシで素人でも出来るだけ
染めムラ無くします!!
が世に出ているホームカラー剤なのです。

カラーの原理的なお話をすると、
色味って黒色が一番暗い色なんですよ。
逆に一番明るい色は白です。
日本人の髪色は黒色ですよね。
美容院でも市販でもまず脱色するところから始まります。
カラーが染まる仕組みとして脱色と発色があります。
(難しい話ですがもう少しだけお付き合いください)
カラー1回の中で、色を抜くことと入れることを同時にするんです。(抜くことに特化したものが俗に言うブリーチ)

美容院では最低限必要な分だけ明るくして、
必要な分だけ色味を乗せることに対して、
市販のカラーは限界まで明るくして、
限界まで濃い色味を被せ、落ち着いたように見せます。

それのなにがいけないのでしょうか。

大事なのは染めた時より染めた後

抜けてきたことを考えてみてください。
髪色が抜けると段々明るくなってきますよね?
明るく抜けば抜くほど濃い色を被せても
またその明るい色に戻っていくんです。

よーく考えてみると、
市販のカラーした2〜3週間後って
めちゃめちゃ髪の毛明るくなっていませんか?

必要以上にブリーチをされているんです。

ブリーチをされているということは、
必要以上にダメージをしているんです。
ましてや素人が塗っている。
ダメージのムラができてしまいます。
根元と毛先はすごくダメージしてるけど、
まだ中間は健康、、とかね。

これ次の施術のレベルをかなり爆上げしてます。
難易度がラスボス級です。
美容師さんみんな涙目です。
だから怒ってしまうのです笑

手軽で簡単な分髪の毛にかかる負担は
計り知れない
というわけです。

また髪の毛にもHPが存在していて(この話はまた後日)
HPを削れば削るほどデザインの幅が狭まります

このスタイルにしたいです!!
と言っても髪の毛がそのデザインをするための
ダメージに耐え切れないからできない。
"パーマしたいのに、かけられないと断られた、、"
よくある話です。


ダメージするのは一瞬。
それをケアするのは長い月日。

"ダメージをさせない"が一番のヘアケアですね。

ぜひ参考にしてみてください!

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