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【一致団結】Jリーグ第10節 大分トリニータvs.柏レイソル

どうも。Kaiです。大分は、現在5連敗中で、3試合連続無得点と得点力不足が深刻な状態。対するレイソルは、前節ガンバ相手に7試合ぶりに勝利をあげています。大分は、ホームで今シーズン初の勝利を飾ることができるのか。
では、本題に!!

試合結果

大分トリニータ1-0柏レイソル

【得点者】
53’江坂
【選手交代】
大分トリニータ
45’高澤→伊佐
45’高畑→香川
69’小出→刀根
69’松本→井上
93’長谷川→小林裕
柏レイソル
89’椎橋→三原
89’神谷→イッペイシノヅカ
89’川口→高橋
89’呉屋→細谷

スタメン

スタメンは上記の通りです。大分は、前節から2人入れ替えてきました。右のCBを羽田から小出へとチェンジ。小出は、広島戦ぶりに出場となります。また、下田、小林裕のコンビではなく、下田、長谷川のコンビで挑みます。長谷川は今シーズン明確にスランプで、中々出場機会を得られていなかったので、長谷川の奮起に期待。対する、レイソルは、前節から、3人入れ替え。また、コロナウイルス陽性と判断された選手が4選手いる中で、レイソルとしては、万全ではない状態での試合となってしまいます。フォーションは大分と同じ3-4-3。ミラーゲームの中、互いにどう違いを生み出していくのかが注目となる一戦となります。

ラスト30mでのクオリティ不足

大分は、現在3試合連続で無得点と得点力不足に陥っています。複数得点を挙げたのは1試合のみで、勝利した横浜FC戦のみ。開幕当初の試合は、まずそもそもボールが握れずに、守備をする時間が長く、相手のプレスを剥せずにロングボールで回避して、相手にセカンドボールを奪われてしまう悪循環。試合を重ねるごとに、立ち位置も整理され戦術も浸透していき徐々にボールは持てるようにはなるのですが、依然として点が入らないここまでの大分。思うに、ボールは持ててはいるんですが、プレスを剥がしても、そこからスピードアップできずに相手にセットされてしまい、結局外回りになってしまい、崩すに至らないシーンが目立ちます。とりあえず、5レーン埋めてます!的な状態で。なので、もっと流動的に相手を惑わす立ち位置とダイレクトプレーとかが増えてくると変わってくるのかなとは思いますが、そう簡単に解決する問題でもないですし、そこは、選手の判断とクオリティの部分をもっと上げていかなくてはならないので。やはり、ラスト30mでのプレーをもっとオートマチックにできるようにならなくてはならないし、攻めのアイディアをもっと増やしていかないとこの先厳しいなと思います。
試合は大分が、序盤からボールを握る展開となります。大分は2分に、右サイドを小出、町田、松本の3人の関係性から、最後は小出がクロスを送り、DFにクリアされてしまいますが、その後のスローインから、町田が逆へ展開すると、オーバーラップした高畑がマイナスに折り返すと、高澤が左足で合わせて、早速決定機を迎えます。ただ、それ以降に決定機らしいシーンをつくることはなく、レイソルの守備に攻めあぐねる展開が続きます。やはり、レイソルも守備時は5バックなので、サイドから攻めるのも一筋縄ではいかないので、優位性を得られずにボールを保持しているだけの時間帯が続きます。また、高澤が背後へ抜け出す動きが目立ちますが中々ボールは届かずレイソルの守備に阻まれてしまいます。そして、20分にボールロストからカウンターを受けると、そこから主導権はレイソルへ。21分には、仲間の縦パスを呉屋がおとして、最後は、2列目から飛び出した椎橋がシュートも惜しくもバーを叩きます。縦パスから流動的に人が動いて、うまくシュートまで持ち込みました。大分も中央でああいう即興的な崩しができればなと。ただ、柏も、再現性のある形で崩すという感じではなく、あくまでも即興性。怖さもありますが、レイソルも苦戦を強いられていますよね。
大分は、後半スタートから高澤にかえて伊佐、高畑にかえて香川を投入します。高畑は、後半も伊佐を投入したことで、大分はより背後のスペースを狙うシーンが増えますが、決定機までは持ち込めないんですよね。伊佐が、サイドに流れて受けるんですが、そこから先がないというか。結局のところ、ゴールから遠ざかって受けてるわけで。なので、後半スタートからのこの采配については、少し疑問に思います。香川もまだ、コンディションが上がってないように思えますし、高畑をフルで使ってほしかったですよね。
そして、53分についにレイソルが均衡を破ります。レイソルが中央で崩して、神谷のシュートをブロックに入った坂がハンドをしてしまいレイソルにPKを献上してしまいます。そして、神谷の蹴ったPKを高木が止めますが、こぼれたボールを江坂に押し込まれてしまい、ゴールを破られてしまいます。大分としては、せっかく高木が止めたのに勿体ない形で失点を喫してしまう形となってしまいます。やはり、こぼれ球に対する反応が少し遅れてしまいましたので、ああいう部分で負けるんだなと。大分も、89分にPKを獲得して、同点に追いつく千載一遇のチャンスの中で、決めれなかった。今シーズンから、13番を背負った伊佐がPKのキッカーを務めたのですが、キムスンギュがストップ。新たな13番の初ゴールはお預けとなってしまい、試合は、PKによって勝敗を分ける形に。大分はこれで6連敗、レイソルは、2連勝です。

終わりに

順位の近い相手だったので、やはり勝ちたかったですし、引き分けにでもできれば良かったですが、そう簡単にうまくいきませんね。
また、これで4試合連続無得点で得点の部分は深刻な状況でチームは、開幕早々から泥沼にハマってしまいます。ただ、6連敗したからといっても、まだ38節ある内の10節を終えた段階なので、楽観的に言えばまだまだ巻き返しも可能かと。試合は、息つく暇もなくやってきますが、とにかく今はやれることをやるしかないですし、やはり昨シーズン抜けた穴があまりにも大きいので、チーム、サポーターで一致団結するしかないかと。
これだけうまくいかなければ、監督の解任の声も上がってきますが、かえたところで状況が好転するように思えないですし、解任すれば、新監督の給与も支払うことになってしまいますので、そんな余裕はありませんし。
それに、昨シーズンだって泥沼から抜けることができましたし、大分トリニータを再びJ1の舞台に導いてくれた我らの片野坂監督を信じるしかないでしょう! 

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