「立志」 ー2019新卒対談ー
こんにちは、ツクルバコミュニティチームの外山です。
これから数回に分けて、「Yearbook2018」のコンテンツをnoteに投稿していきます!
Yearbookとは?
1年に一回発行しているツクルバのカルチャーブック。名前の通り、ツクルバの文化を伝える冊子です。一番大きな役割は社内報としてメンバー間の相互理解を促進するツールですが、そのほか採用選考にお越しいただいた方や、お客さまなど社外の方にもお渡ししています。
Yearbookは、「ツクルバのカルチャーを伝えるもの」という軸は変えずに、伝え方や切り口はその年ごとに再検討し、毎年アップデートしています。今年のテーマは「超える」。
第一弾は新卒メンバーの対談記事です。
新卒採用を開始したことは2018年の大きな出来事のひとつ。ツクルバらしからぬリクルートスーツを着て、わざわざ海に行き、撮影をしたという力作です。
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2019年2月某日。2019年4月入社の内定者である諒(りょう)・優(すぐる)・初(はじめ)は、冬空の下、城南島海浜公園にいた。引率は、2018年に新卒メンバーとして入社した天地。
天地 なんでツクルバに入ろうと思ったの?
諒 就活のときは、コーヒーを軸にしてて。コーヒーに関わるすべての人が幸せになる仕組みをつくりたいって思ってた。文化的な背景が深くて持続可能性に課題があるものに興味があって、ツクルバの価値観や文化はコーヒーにとても近いものを感じたからかな。
初 僕は、大人になりたくなかったんだよね。楽しく働いている大人に高校生になるまで会えなくて。仕事がつまらなくても我慢して暗い顔で通勤電車に乗って、っていうイメージ。でも、高校生のときアメリカに留学して、目をキラキラさせながらチャレンジしている大人に出会った。好きなことで人を幸せにしようとしている人たちは尊いって気付いたんだ。co-baであれば働く人を、カウカモであれば住む人を。だから、自分はその人たちと伴走したい。目をキラキラさせた大人を増やすというのは、人生におけるテーマ。いつか新しい事業をつくるのもいいな。
天地 大人になりたくないっていうのはわかる。そのためにコーヒーを飲まないとか、ビールをうまいって言わないとか、勝手に決めてる。で、ファンタを飲むとか。
優 私は伴走するっていう姿勢はあまりないかも。もっと冒険しようぜっていう決断を一緒にしたいな。だから、家を売るだけじゃなくて、通勤のルーティンや、家でのコミュニケーションを変えるとか、国のルールがひとつ変わるくらいの住まいの実験ができたらおもしろい。
天地 俺は、いつか村をつくりたい。コミュニティで自立して暮らせる世界をつくるのが理想かな。
初 あと、僕はコミュニティ内の人間関係に興味があるんだよね。大学で贈与経済を学んでいるのもそれが理由。
優 私はコミュニティが強い地域から軽薄な都会に出てきたから、次の自分のコミュニティはどう生まれるかを疑問に思っていた。それでこの前読んだ本に、人の行動をデザインする要因は4つ、マーケット・法律・道徳・アーキテクトって書いてあったのね。だから、人の振る舞いに影響を与えるアーキテクトの可能性に関われるのも楽しみだな。
初 コミュニティデザイン論でも人の行動をデザインする要因は、ロール・ルール・ツールって言っていて。確かにアーキテクトは、ソフトもハードもデザインできるよね。
天地 住まいを選ぶときって、“何㎡ほしい” じゃなくて、“こういうシーンがほしい” だもんね。
諒 自分も “こういうシーンがほしい” っていう感覚で、住まいを選ぶってとても面白いなと思う。幸せなシーンを浮かべながら住まいを選ぶ瞬間に、間近で関われるのがとても楽しみ。
文章:外山 友香 Yuka Toyama / 酒井 大作 Daisaku Sakai
写真:堀 咲子 Sakiko Hori
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制作こぼれ話
撮影日は、文中にある通り2月の真冬日。実は当日の朝、優ちゃんから体調が悪いとの連絡が・・・!やばい!となったものの、病院に行き、無事インフルエンザでないことがわかり、無事撮影が決行されました(本当によかった)
ちなみに、海で撮影したいという強い要望を持っていたのは、編集部メンバーでありこのコンテンツの企画をした美作天地くん。その要望を聞いたカメラマンの堀さん(カウカモのレタッチャーさん)がオフィスから行きやすい海岸を探してくださりました😭
Yearbookには、そんなアツい想いやこだわりが詰め込まれています。現物がほしい方はお近くのツクルバメンバーにお声掛けくださいね。
制作の裏側はこちらからもどうぞ!
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