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Yearbook2018ができました。

こんにちは、とやまゆかです。今日は私が働いている、ツクルバのことを書きます。

Yearbookは、1年に一回発行しているツクルバのカルチャーブック。名前の通り、ツクルバの文化を伝える冊子です。一番大きな役割は社内報としてメンバー間の相互理解を促進するツールですが、そのほか採用選考にお越しいただいた方や、お客さまなど社外の方にもお渡ししています。

今年のYearbookは、2018年新卒入社のふたりと、私の3名が中心になって制作しました。agentとエンジニア、私はコンテンツディレクターと、有志のチーム横断プロジェクト。ちなみに、私以外のふたりは大学院を卒業しているため、私と同い年の25歳。四半世紀を生き抜いた3人ということですね。

デザイナーはツクルバのロゴをつくってくださった、よりこさん。

左からやまっぷ、よりこさん、私、てんちゃん。

Yearbookは、「ツクルバのカルチャーを伝えるもの」という軸は変えずに、伝え方や切り口はその年ごとに再検討し、毎年アップデートしています。昨年はのテーマを「ツクルバの人と文化」。昨年は、編集部の一員として関わっていました。(詳細はこちら

懐かしい。昨年のテーマで存在が大きかったのは、ツクルバの行動指針であるクレド

当時の社員は約70名、ちょうど社員数が急激に増え始めたころで、組織拡大の真っ只中でした。

メンバーが勢いよく増えている今だからこそ、個人がツクルバやツクルバで働くことに対して何を考えているかを言葉にすること、それを多くのメンバーに伝えることが必要なのではと考えました。

人が増えていくと組織の中は多様になり、その分今まで大切にしてきたツクルバの文化が薄まってしまうかもしれない。でも、ずっと大切にしているものだけを守り続けるのもツクルバらしくない。であれば、今まで大切にしてきたものをしっかり形にすることで、それを土壌に新しい種を受け入れれば、よりツクルバらしく多様になっていけるのではないだろうか、と編集部で考え、その「大切にしているもの」と「土壌」を一番象徴しているものを考えたときにたどり着いたのが『クレド』。

さて、そこから1年を経て、どういうYearbookにするべきか。当たり前だけど難しくて、テーマ、コンテンツ、表紙、対談のメンバーなど、ひとつひとつ本当にこれでいいのか、決めたことに満足するまで四六時中考えてしまうほど、考えました。

そして、その試行錯誤を経て生まれたテーマは「超える」。そして、こちらが今年のYearbookの「まえがき」です。

ツクルバは、100人の壁を超えぐっと “組織らしく” なりました。組織らしくなったことで、整ったり分かれたり。だからこそ、必要なこともできることも増えました。0からつくったものと前進したもの、両方あったのも2018年の特徴だと思います。
編集部で2018年の言葉を象徴している文字としてでてきたのが、「戠」という漢字のつくり。「幟」目立つ旗、のぼり、「熾」かがり火、又はそれがさかんに燃える様、「樴」くい、「職」耳で聞いて聞き分け、よく理解している仕事、「織」糸を組んで、折り目を目立たせる、「識」言葉を明確にし、よく理解する、という意味があるそうです。
そんな一年を経て、これからもっと大切にしていきたいこと。そのひとつが「超える」こと。役割を超える、場を超える、過去を超える、期待を超える。

これは私の主観ですが、昨年のYearbookを制作しているときは、“今はまだ大丈夫” な状態。名前と顔は一致するし、どういう人がいるか、大切にしている価値観もなんとなく共有できる。人が増えていくスタート地点のようなタイミングだったので、これから今はないひずみやゆがみが、きっと生まれる。そしたら今のツクルバらしさって消えちゃうかもしれない。

一年経った今、社員数は130名くらいになり、確かに懸念していたことは起きているかもしれない。けれど、ツクルバは大きくもっと強くなったように思っています。それができているのは、みんなが自然と「超える」ことをしているから。ほかにも1年半働いて感じた、ツクルバ “らしさ” がたくさんありました。もちろん、今だから私だから、感じているものもあると思うけれど。

私が昨年から大切にしていたのは、「なんだかよくわからないけどみんなが楽しく働けるツクルバの謎」を言葉にして、メンバーや社外の人にも伝えたいという想い。私の社員番号は55番、入社して1年半が経ちました。前職を1年でやめ、ツクルバが2社目ということもあり、その “不思議な楽しさ” をひしひしと感じていました。明確に伝えあっているわけではないけど、みんな近しい価値観を持っている。みんな忙しく働いているけれど、全然つらそうじゃない。なんだかよくわからないけど、仕事が、ツクルバが好きでみんな楽しく働いている、不思議。

ということで、今年のテーマは「超える」。コンテンツは、メインの対談は3つ、部活動紹介、活動家※紹介、新卒対談、アンケート、4コマ漫画。
※活動家:社外活動のこと

メイン対談に誰を出すかもすっっっごく悩みました。色々な理由が絡み合っていて説明しきれないので、あえて冊子には書きませんでしたが、ざっと説明すると、2018年に起きた出来事に関わった人をピックアップし、部署やチームがかぶらないようにしたり、あーでもないこーでもないと、最後は私たちが話を聞いてみたいという独断と偏見です。(出せなかった方、ごめんなさい🙏)やっぱり編集部の視野でしかわからないので、本当にこれでいいのか、ぎりぎりまで考え続けました。

見どころは、てんちゃんが書いた漫画(社内では笑いとざわめきが起きました)と、新卒のえもい写真と、私が魂込めた対談記事と、というか全部です。アンケートの 「ツクルバに来て変わったこと」とか「ツクルバってどんな人が多いと思う?」の回答は、読んでにやにやしていたくらい好き。

中心になっていたのは3人ですが、ほかにもたくさんのメンバーのお力をお借りしました。

これ以上説明すると手にとったときの楽しみがなくなってしまうので、読みたい方はぜひ身近なツクルバの人に声をかけてみてくださいね。(もちろん私でも)表紙に込められた想いはあとがきに書いてあるので、最後まで読んでいただけたらうれしいです。

ちょっとでも、あなたの心にひっかかったら。