Jリーグスローガン紹介2021【J1編】
さあ、今年もJリーグスローガンの季節がやってまいりました!!1年の中で私のnoteはこの時期をピークとしてあとは惰性での更新になります!
スローガンをなぜ出しているのか?その答えはいまだに私にはわからないし、当のJリーグ担当者にもわからないでしょう。もはやそこに意思は介在せず、ただスローガンという亡霊が跋扈しているだけなのです。
しかし、スローガンを出すこと、そしてそれを読むということ自体がもはや現代アートとなっているのではないでしょうか。そこに意味なんか求めても仕方がないのです。鳥は空を飛ぶ。魚は海を泳ぐ。ダビド・ルイスは裏を取られる。それでいいじゃないですか。
今年も珠玉のスローガンが集まっています。細かいことは抜きにして、それではいってみましょう!!
去年のJ1はこちら!
今年のJ2編はこちら!
北海道
北海道コンサドーレ札幌は、選手、スタッフはもちろん、クラブに関わるすべての人が“北海道”を背負い、
全員が成長しながら世界を目指していく心意気で日々の業務に邁進しております。
「北海道とともに、世界へ」
北海道さんは今年も変わらずです。もう数年にわたって変わってないので、本当に何も言うことがありません。そろそろ飽きてきたと思うし正直私が飽きているので、変えてみてもよいのではないでしょうか。京都高島屋が「Save The World from Kyoto(世界を京都の魔の手から救おう)」と宣言してエラいことになっていたのにならい、「Save The World from Russia & China」とあながち間違ってもいないようなスローガンを宣言して極東政治をざわつかせてはどうでしょうか。社長にプレッシャーをかけるために「野々村!痩せろ!」でもいいと思います。さて、継続スローガンなのでこれ以上特に言うこともありません。では、同じ北海道内の野球チームのスローガンを確認しましょう。
2004年の北海道日本ハムファイターズ誕生後、初めて2年連続のBクラスを経験した昨シーズン。悔しさを晴らすべく、1プレーに全身全霊をかけて挑む真のファイターズを再び一から作り上げる。1カラットは0.2グラムと微量だが、これから磨かれる原石も含め、きらめきを放つ一つひとつの宝石が合わさってリングを形成し、どこよりも強く光り輝くチームとなる。
「01karat イチカラ」
何言ってるの?「一から」と「1カラット」をかけてるんですが、そこをかける必要あります?かけ放題?かけ放題なの?あと「1カラットは0.2グラムと微量」と書いてある通り、少なすぎやしません?集めるにしても10カラットくらいは欲しくないです?中田翔がつけてるゴツいネックレスは1カラットじゃ足りないんじゃないですか?そしてなんで「1」じゃなくて「01」なの?そういう雰囲気出してました?1の前にゼロつける、そういう雰囲気を今年のファイターズは出してました?栗山監督?栗山監督なの?栗山監督がゼロをつけたいの?それとも栗山監督がゼロになりたいの?今会いたいすぐ会いたい砂漠の真ん中でなの?今年の日ハムがJリーグで優勝する確率はーー????ゼローーー(CMに入る)
(追記 2/13)
なんと、札幌が今更スローガンを発表しました!!
北海道コンサドーレ札幌の2021シーズンのスローガンが『仕掛けろ ~ NO CHALLENGE, NO CHANGE.』に決定いたしました。
昨シーズンの『乗り越えろ ~ BEYOND THE LIMITS』を経て、今シーズンは「常に意志を持って能動的に動いていく姿勢」を表現します。
北海道コンサドーレ札幌はフットボールもビジネスも動きを止めません。コロナ禍の苦境が続く中でも、さらなる変革に向けて貪欲にチャレンジし続けます。
『仕掛けろ ~ NO CHALLENGE, NO CHANGE.』。この言葉と、年間を通して打ち出していく施策とで、クラブの姿勢と能動的に動き続けるサポーターの気持ちを呼応させたいと思っています。
2021シーズンが終わった時、”見たことのない景色” が目の前に広がっていることを信じて、新しい何かに挑戦しよう・やってやろうという情熱を再燃させましょう。そして、コンサドーレファミリー全員で一体感をつくり上げましょう。
「仕掛けろ NO CHALLENGE, NO CHANGE.」
あるんかい!!というか、「昨シーズンの『乗り越えろ ~ BEYOND THE LIMITS』を経て」と説明文に書いてあるんですけど、去年も実はあったんですか?ググったけど全然出てこないので、サポーター界隈に全く浸透してない気がしてるんですが大丈夫でしょうか。まさに認知の限界を超えるビヨンドザリミッツなスローガンと言えるかもしれません。乗り越えろ!気を取り直して今年は流行らせましょう。さて、「仕掛けろ」です。この言葉を聞くとですね、どうしてもサポーターの皆さんには悪い記憶が蘇ってきませんか?そう、「仕掛けろ(勝負しろ)おじさん」ですよ。このおじさんたちはスタンドの様々な場所に生息するのですが、具体的な特徴としては味方の選手がハーフラインを超えてサイドでボールを持つと、どんな状況にも関わらず「仕掛けろ!勝負しろ!」と大声で叫ぶんですよね。相手二人もいるのにドリブル仕掛けてもしょうがないでしょう。俺は一度中央でボールを捌こうとした佐藤健太郎に「勝負しろ!」って叫んでるおじさんを見たことがありますね。無理やん。でも、そんなことは関係ないんです。とにかく仕掛けろおじさんは仕掛けてほしいんです。一説にはこれは仕掛けろおじさんの求愛行動だとも言われていますね。北海道コンサドーレは今年はこの仕掛けろおじさんになるという強い意志、受け取りました。「ビジネスも動きを止めません」ということなので、ちょっと無理めの営業も辞さず、もういなくなった選手のユニフォーム・謎のご利益のある壺・ソーラーパネルなどをがんがん売っていきましょう!その先には”見たことのない景色”=網走刑務所が待っているかもしれません!法律すれすれを仕掛けろ!
仙台
東日本大震災の発生から10年、地域と心をひとつにして、ともに立ち上がる。
再び、被災地・東北の希望の光として、輝きを取り戻すために力強く突き進む。
「Standin’ together☆Revival 立ち上がれ復興へ」
去年の「熱結」のように勝手に熟語を作る勝手熟語スローガン路線から一転、今年は「Standin’ together☆Revival」という陽気英語路線へと急激に舵を切ってきました。WANIMAが踊りながら歌い始めそうです。そこにノンブレーキの軽トラで突っ込む、おじさんはそういう仕事をしているんですよ。さて、スローガン本体ですが、ここまで急な角度のある方向転換だと対向車に横っ腹に突っ込まれそうですが大丈夫でしょうか。ブレーキとアクセルの踏み間違い、そんなことがスローガン作成の現場でも起こっている可能性があります。でも、監督も陽気なダジャレ乱発マシーンが帰ってきたことですし、ちょうどいいかもしれませんね。ちなみにGoogle翻訳にかけてみたところ以下のとおりの意味となりました。
さて、デザインですが、この色合いどこかで見たことあるなー、なんだろうこれと思ったのですが、「HUNTER×HUNTER」のヒソカでした。
これは「HUNTER×HUNTER」の休載が続く冨樫義博先生への「一緒に立ち上がれ!そしてマンガを描こう!」という裏メッセージが込められているのではないでしょうか。冨樫先生!!東北からの声が聞こえるでしょうか!?今年こそは!今年こそは5話くらい更新していただけないでしょうか!?3話でもいいです!下描きみたいなのでいいですから!あと、ベガルタもがんばってください!下描きみたいなサッカーでもいいですから!それでは、同じ街の野球チームのスローガンを紹介して杜の都より中継を終わりたいと思います。
2021年は東日本大震災から10年という節目の年。
「野球の底力」を誓い、東北楽天ゴールデンイーグルスは、いつも「ファンと共に」復興を願い、そして勝利を届けるため、歩んできました。
2013年、東北、そして全国のファンの声援に後押しされて「日本一」を成し遂げたあの日、東北中の人が誰彼かまわず、涙ながらに抱き合って喜んだあの風景、21万4000人が歓喜を分かち合った優勝パレードのあの風景、それは、スポーツがもたらす「感動」を心から実感できた瞬間でした。
2021年は新型コロナウイルスという新たな強敵とも、全国民が手を携え、立ち向かわなければいけないとき。
昨年の無観客試合や動員制限の試合で、選手たちは「ファンの声援のチカラ」を改めて感じました。
活気あふれるスタジアム、ファンの声援を取り戻すためにも、「あの歓喜の瞬間」をもう二度、三度とファンの皆さまと共に分かち合うためにも、今年は勝負の年。
チームも選手もファンも、一丸となり1試合、1プレー、1球に魂を込めて闘う。
「日本一の東北へ」、全員で一心不乱に挑む。
その闘志漲る想いを、「一魂(いっこん)」というスローガンに込めました。
スローガンビジュアルは、あえて力強い「一」と「魂」の言葉を重ねることにより、「心ひとつに」という意志を強調しました。
「一」は石井一久ゼネラルマネージャー兼監督の揮毫によるもの。
東北の未来を担う、宮城県出身の若手書道家・相馬美希さんによる「魂」の書とコラボレーションしたデザインです。
「一魂 日本一の東北へ」
「「一」は石井一久ゼネラルマネージャー兼監督の揮毫によるもの。」、GMと監督兼任させられた上にスローガンも書かされてんの!?来年はベガルタ仙台のスローガンデザインも兼任してください、石井さん!よろしくお願いします!(それまで首が繋がっていれば)
鹿島
クラブ創設30周年を迎える2021年は、「Football Dream-しんか-」というスローガンのもと、フットボール、ビジネス両面での進化と深化を掲げる。フットボールでは、攻守に積極的な試合運びで主導権を握る昨シーズンのスタイルをさらに向上させ、連携を深め、すべての精度を高めていく。ビジネスにおいては、新たな価値創造に向けて常に挑戦し、ファン・サポーター、パートナーとの関係を深めながら、クラブ全体として発展していく。
「Football Dream しんか」
ポケモン感がある!!「Football Dream+ひらがな3文字」という鹿島スタイルのスローガンですが、6年目となりかなり定着してきた感があります。過去5年の「ともに」「つなぐ」「こえる」「かわる」「みせる」に続いて、今年は「しんか」。私はTwitterでは事前に「はまち」と予想していたのですが、惜しくも的中させることはできませんでした。来年は「てんぐ」だと思います。正解は一年後!さて、「しんか」ですが、Jリーグのチームはですね、すぐにこの言葉を使ってしまうんですよ。そして、映画内でモーガン・フリーマンが主人公の肩に手を載せてめちゃくちゃいいこと言うのと同じくらい高確率で「進化」と「深化」のダブルミーニングをかけてしまうんですよ。そんなに進むと同時に深くなりたいですか。深田進に改名してはどうですか。あとたまに「真価」もかけることもあります。そんなに深く進んで真価を発揮したいですか。深田真進(マシーン)に改名してはどうでしょうか。いっそのこと「芯化」もかけてはどうでしょうか。芯化の意味は特にありません。さて、そんな人気ワード「しんか」ですが、鹿島よりもさらにしんかしてるチームがあります!!
2021シーズンのチームスローガンを 「真価・進化・心火」としました。
2021シーズンは、「真価」の問われる年です。
2020シーズンに蒔いた種を収穫すべく、真の価値(勝ち)にこだわります
また、チームは「進化」が必要です。
チーム全員が、課題に向き合い、プレーでファンの皆さんに、
「進化」した姿をお届けします。
そして、チーム全員が「心に火」を灯し、
ひとつでも多くの勝利をつかみ取りたいと思います。
ベテランから若手まで切磋琢磨し、心ひとつに「心火」の炎を灯します
ファンの皆さまにチームを通して「笑顔」を
お届けできるよう、邁進し続けます。
2021シーズンも、温かいご声援を宜しくお願い致します。
東京ヤクルトスワローズ監督 高津臣吾
「真価・進化・心火」
令和初のトリプルしんか!!「しんか」だらけでうっとうしい!!!「「心に火」を灯し」で心火とかお前の匙加減次第じゃねえか!今年の鹿島のライバルは決まりました。しんか対決でヤクルトスワローズを完膚なきまでに叩きのめし、臣下にしちゃおうじゃありませんか!!!(結局かぶせていくスタイル)
浦和
なし?
Jリーグ随一のストロング武闘派スタイルを貫く浦和は当然スローガンを無視していたのですが、ここ2年ほどはなぜかスローガンを出すようになっていました。出てきたのは『浦和のために最後まで走り、闘い、貫く』というカッチカチのものであり、もはやスローガンというよりも独立宣言。「俺たちにスローガンはいらない」「俺たちに言葉はまだ早すぎた」と反省したのか、今年は何の音沙汰もなし。賢明な判断だと思います。ただ、このままスローガンがなしは寂しい。あっ、でも、浦和にはあのキャッチ―なフレーズがあるじゃないですか! もちろん「浦和を背負う責任」ですよ!!もともと土田尚史SDが発表した言葉ですが、今では公式サイトの「浦和レッズの選手であるために(選手理念)」というページにも記述されています。ていうか、「浦和レッズの選手であるために(選手理念)」というページが公式にあるというのは、一体誰に何を訴えているのでしょうか。よくわかりませんが、とにかくこのフレーズの異常な重苦しさ、選手への過剰なプレッシャー、そもそも選手じゃなくてフロントと監督が背負えよという疑問、「ていうか、そんな責任背負わされんのマジだるいんすけど」とチャラい選手が全然来たくなくなるなどの効果を生んでおり、まさに浦和レッズらしい言葉と言えるのではないでしょうか。ぜひ今年以降はこの言葉をスローガンにしていただき、浦和でめちゃくちゃに責任を負ってもらいましょう!なあに、最後は詰め腹切らせればいいんです!代わりはいくらでもいます!
柏
「VITORIA」?
新体制発表会が2月3日にあるらしいのですが、まあどうせ「VITORIA」なんでしょ?まだわからない?いやいやいや、そんな思わせぶりなこと言っても、とにかくもうVITORIAしたくてしたくてしょうがないんでしょ?えっ、そんな最初から決めるなって?いや、いいから、いいから、そんなかっこつけなくたっていいから。柏サポは全員VITORIAしたいなんてことはもうみんなわかってる事実なんだから、今更否定したって……え?じゃあいいの?今年はVITORIAしなくていいの?ほんとに?他のスローガンにするの?いいの、ほんとに?今VITORIAしないってことは、今年はずっとVITORIAできないってことだよ?いいの、それで?ねえ、いいの、ほんとに?後からやっぱりVITORIAしたいーっていってもダメだからね?8月くらいになってほんとはVITORIAしたかったーっていってもムリなんだよ?わかった?わかったの?うん、じゃあ、そしたら今年はVITORIAやめて、他のにしましょ。何がいいの?早く選んできなさい。えっ、これがいいの?「新鮮力 Powerd by Freshness」!?やだ、2013年の群馬が掲げた西友の生鮮食品売場みたいなスローガンじゃない!?そんなものわたしたちに扱えるわけないでしょ!早く戻してきなさい!!やだもう、あの子、どっからあんなの持ってきたのかしら……。ふふ、死んだお父さんにそっくり……。
FC東京
なし?
新体制発表は終わりましたが、なんの音沙汰もありません。元々FC東京はスローガンにかける情熱(以下「スロ熱」)がとても低く、2年連続で「強く、愛されるチームをめざして」というやる気のかけらもないデザインのスローガンを標榜して我々の度肝を抜きました。今年はおそらくなしなのでしょう。グッズ展開もせず、やる気のないスローガンを出しても百害あって一利なしなので賢明な判断だと思われます。他の在京のプロチームのスローガンも見ましたが、イマイチ面白いのがありません(スワローズ除く)。元々、東京はスロ熱が低い地域なのかもしれませんね。しかし、スローガンがないのも寂しいので、なんか考えましょう。今年初め、FC東京がルヴァンカップをレアンドロとアダイウトンのブラジリアンアタックで獲得したのは記憶に新しいところ。やはりJリーグでは戦術よりもブラジル人の攻撃力が必要だということを我々に強く教えてくれました。アダイウトン、レアンドロ、オリヴェイラの3連星は今年も残っていますので「今年もブラジル人で殴る!」でどうでしょうか。いや、ブラジル人だけだと多様性が足りません。日本人でも殴りましょう。そしてレバノン人のジョアン・オマリにも殴ってもらいます。総合すると「殴る!」でどうでしょうか。距離もタイミングも適当でいいので、とにかく目についた相手を殴っていきましょう!まずは身近なところということで、東京武蔵野シティと合併してなんかよくわからないことになってる東京武蔵野ユナイテッドFCを叩いておきましょう!将来邪魔者になりそうなチームは芽のうちに摘むべきです!レッツ殴る!!
川崎
2021シーズンの川崎フロンターレクラブキャッチフレーズは、「New Front.」に決定しましたので、お知らせいたします。
昨シーズン、「GET NEXT 青き意志とともに。」のキャッチフレーズのもと、コロナ禍という厳しい環境下の中であっても、強化においてはJ1リーグ優勝、そして、天皇杯で初優勝とクラブ初となる同一シーズンで2冠を達成することが出来ました。また、アカデミー出身選手をはじめ、クラブ生え抜きの選手たちがトップチームで大活躍してくれました。事業においては、特に入場者数では無観客、上限50%という厳しい入場制限があったものの、ありがたいことにリーグ戦17試合中12試合を完売することが出来ました。また、FROCAFEの開業、オンラインフロンパーク、オンラインファン感謝デー、有料での引退セレモニー&優勝報告会と、「次」につながる事業を実施してまいりました。
そして迎える2021シーズン。長くトップチームを率いたバンディエラは引退し、「新しい」チームで挑むシーズンとなります。そして、私たちがまだ取ったことのない「新しい」タイトル、ACL制覇を目指します。育成面では、アカデミー出身、生え抜き選手に続く「新しい」選手を自分たちで生み出していくために、育成の拠点を川崎市多摩区生田に建設する準備を進めてまいります。事業面においても、FROCAFEやオンラインフロンパークのように引き続き「新しい」事業にフロンティア精神をもって挑みます。
新次元、新境地、新しい段階に挑むという意味で、「New Front.」をキャッチフレーズといたしました。
「New Front.」2021シーズンも川崎フロンターレは歩んでまいります。
「New Front.」
Jで唯一スローガンではなくキャッチフレーズと言い張る川崎フロンターレさんの新作です。スローガンでいいじゃんと思いますが、共産党宣言でも世界緊急放送でも、各クラブは好きに呼んでいただいて構いません。さて、昨年は「Get Next」というかなり怪しめの英語を使いましたが、今年は「New Front.」と言う言葉を使ってきました。「新境地」とか「新天地」とかそういう感じでしょうか。特に何も言ってない感じですごくよいと思います。Frontierとフロンターレをかけてるんですね。英語とチーム名をかけるというパターンは結構あるんですが、難点はすぐにネタが尽きることです。来年はフロンガスとかテフロンとかとかけるんでしょうか。ちょっと気になります。さて、説明文を読んでるのですが、非常に長い。貧血気味の5組の田中さんは最初から倒れることを想定して足元に体操マットを敷いています。そして、言わんでもいいことを言ってますね。「去年は〇〇をやりました、△△をやりました」って業績発表会じゃないんですから、そんなこと長々と言われても知らんわというサポーターの方が多数ではないでしょうか。ただ、やったことって言いたいですよね。気持ちわかりますよ、私も「去年はFootballista Webの記事でアクセス数1位だった!」とか大声で言いたいですもん。なので、これからは積極的にもっと長々とやったことを言っていきましょう。クラブの業績だけではなくスタッフ1人1人の「禁煙しました」「ダイエット成功しました」「彼氏と別れました」「人を殺してしまいました」「乗客に日本人はいませんでしたいませんでしたいませんでした」などと去年できたことを報告していく、そんなスタイルのスローガン説明もありじゃないでしょうか。まさに新境地!おそれずに進みましょう!!
横浜FM
「Brave & Challenging 勇猛果敢」
「勇猛果敢」、継続です!まあこのスローガンで優勝してますし?去年はダメだったけどまあ今年くらいはそのまま継続でも?というところでしょうか。あと、指揮官のポステコグルー監督が「孤立無援の山城を大軍から1年にわたって守り抜いた」みたいな勇猛果敢極まりない見た目をしているので、勇猛果敢でいいのです。
「人食い熊、横浜に現る」でもいいと思います。さて、まあ勇猛果敢はそれでいいとして、継続スローガンだとつまらないわけなのですよ、主に私が。なので、メインスローガンはしょうがないから毎年継続してもいいので、せめてサブスローガン的なものは作るというところで手を打ちませんか。だめですか。そうなるとこっちで勝手に作るしかなくなってしまいます。昨今の所業から逆算して作ると、「J2の人さらい」「面白引き抜きガチャ」「レンタル島流し」「エジガルを放流してJ2の生態系を崩すな」などになってしまいますが、よろしいでしょうか。それがいやだったら、来年からしっかりとスローガンを作ってくださいね!!よろしくお願いします!最悪、毎年のドラえもん映画を流用するのでもいいと思いますよ!そうなると今年は「横浜FM 宇宙小戦争」になります!クレヨンしんちゃんの映画からとって「横浜FM 謎メキ!花の天カス学園」でもいいです!よろしくお願いします!
横浜FC
横浜FCでは2019年に明確な基準・方針となる普遍的なクラブフィロソフィー(哲学)とバリュー(価値)を定めました。
2019年にJ1昇格をつかみ取り、2020シーズンはそのフィロソフィーを軸に強固な基盤を創り、クラブの価値を高める1年と据えてJ1に挑戦しました。
クラブとしての明確な価値基準、明確なフットボールスタイルを具現化し、これまでの横浜FCの歴史をぬりかえ、記録の更新を目指す1年となった昨シーズン。
2021年は昨シーズンに積み上げ、強固な基盤創りをしてきたことにより、クラブの価値、フットボールスタイルにも奥行きを持たせ、目標を達成する年とすべく昨シーズンから文言は踏襲し、深みのあるデザインでスローガンを表現し、クラブの決意を表しました。
2020年から続く、新型コロナウイルス感染症による様々な影響と闘いながら迎える今シーズン。
未曽有の危機にも、ファン・サポーターの皆様とともに立ち向かい、乗り越え、歴史をぬりかえる1年とするため今シーズンも熱いサポートをお願いいたします。
「RECORD THE BLUE すべては勝利のために」
去年はスローガンをひたすら出さない牛歩戦術を取り我々を大変やきもきさせた(主に私だけを)横浜FCですが、今年は早々にスローガンをキメてきました。しかし、去年からの継続。ちーがーうーのー、そういうことじゃないのー、買ってきてほしかったのはスプラトゥーンでグランド・セフト・オートじゃないのー!要するにスローガンを継続することはいいんですが、継続されるとたいして私が言うことがないという恐ろしいジレンマに陥ってしまうんですよ。これをスローガン界のパラドックス略してスロパラと呼んでいます。まあ、チームからしたら「知るか」って感じでしょうけど。ともかく、相変わらず「RECORD THE BLUE」が「青を記録する」というかなり意味がぎりぎりの英語なので継続していいのかどうか微妙ですが、がんがん青を記録していってほしいです。あと、デザインかっこいいんですが、「深みのあるデザインで」と自分で言っちゃうのはなんていうか、「俺セックスうまいだろ?」感があるのでやめたほうがいいかと思いますね。それでは、同じ街の野球チームのスローガンを見ていきましょう!
横浜DeNAベイスターズのシーズンスローガンはこれまで、新球団1年目の2012年は『熱いぜ!横浜DeNA』、2013年は『勝』(読み:かつ)、2014年は『心』(読み:こころ)、2015年は『導』(読み:みちびく)、2016年は『WE PLAY TO WIN』 (読み:ウィー・プレイ・トゥ・ウィン)、2017年は『THIS IS MY ERA.』(読み:ディス・イズ・マイ・エラ)、2018年は『VICTORY is within US.』(読み:ビクトリー・イズ・ウィズイン・アス)、2019年は『Go Beyond the Limit.』(日本語訳:限界を超えろ)、2020年は『NEW GENERATION IS HERE.』(日本語訳:新しい世代は、もうすでにここにある。)という言葉を通して、選手・チームスタッフ・球団職員が一丸となってシーズンを戦い抜く姿勢を表すために掲げてきました。
『横浜一心』は、選手やコーチだけでなく、ファンのみなさま、スタッフ、横浜の街すべてが結束し、ひとつのチームとなって日本一を目指していくという思いをもとに、2021年シーズンより指揮を執る三浦大輔監督自ら考えたシーズンスローガンです。
2021年シーズンは、ファンのみなさま、そして横浜の街にサポートをいただきながら、シーズンスローガン『横浜一心』を胸に1戦1戦を戦ってまいります。
「横浜一心」
このスローガン自体はまあ普通なのですが、スローガン紹介映像があって、その一部の画像がこんなでした。
なんか特撮映画始まりそう!巨大怪獣ラミレスが出てきて横浜めちゃくちゃにされそう!!ちなみにこの映像はリーゼントの三浦監督がめちゃくちゃかっこよく横浜の街を見下ろしているので、それも必見です!なんの絵なんだよ!
湘南
ベルマーレに関わる全ての方々と一体感を持って一つになり戦う。
一日一日の積み重ねを大切に、一戦必勝で挑む。
「一 One Bellmare」
去年は「前進」で山形とかぶり、ことしは「一」で徳島とかぶってしまいました(漢字は違いますが)。これはもはや偶然と言うのは苦しく、もはや担当者が「スローガンが他とかぶってたら社長が飲み代奢ってくれるゲーム」を開催しているのではないでしょうか。来年は広島カープとのかぶりを目指してがんばってください。あと私にも奢ってください。さて、「一」ですね。「一」の1文字だけではなく「一」と何かの漢字を掛け合わせるとか、「One」とかそういうフレーズを使ったスローガンは非常にJリーグでは多いですね。なぜかというと1つになれてないクラブが非常に多いからです。ないものねだりを実現したい、それがスローガンの深層心理だと2009年の第76回世界スローガン学会第一分科会で発表したギリシャのニコラス・パパパパロドフ教授は翌年学会を追放されました(学会会場の便座の窃盗)。ベルマーレが去年1つだったかどうかというのはよくわからないのですが(ほんとはよくわかってる)、今年このスローガンを出したということはもうみなさんおわかりですね。そう、1つじゃなかったんですよ。スローガンのロゴを見てみると、あまりにも達筆すぎて「一」が千切れそうになっていて一抹の不安を感じてしまうのですが、そこは造反分子は恫か……説得し、1つになる手助けをしてあげましょう。大丈夫、今はまだあなたのステージが低いだけだからきっともう少し命のレベルが上がれば私達の教えの尊さがわかって1つになりたいと願うはずだからそれが人生の紛うことなき真実なのだから。湘南ベルマーレが今年1つになれることをお祈りしております。
清水
【コンセプト】
強いエスパルスを再構築するために、新たな一歩を踏み出した昨シーズン
コロナ禍という未曾有の困難の中でも、変わる勇気を失うことなく、未来を見据え、クラブ一丸で一歩一歩前に進んできた。
2021シーズンはさらなる重圧が待ち受けているが、だからこそ我々は攻めの姿勢を変えるつもりはない。
攻守ともに主導権を握るサッカーを築き上げるため、チームに新しい血を加わえた。
それは大きな決意の表れである。
突き進む・突破・貫くを意味することば。PENETRATE(ペネトレイト)
このことばを胸に我々の新しい挑戦は始まる。
目の前にどれほど大きな壁があったとしても、サポーターとクラブが一体となって自力で突き破り、新たなステージへと駆け上がる。
「PENETRATE 突き破れ。」
毎年カリッカリにチューニングされた尖ったスローガンを届けてくれる清水ですが、今年も文字通りぶちこんできました。PENETRATEは貫通するとか突き抜けるとかそういう意味ですが、英語圏の隠語ではセックス的な挿入を意味するんですよね。でもまあ、普通の文章で使うんならいいんですよ。バスケでドリブルでカットインしていくプレーのことをペネトレイトと呼びますしね。日本語でも「文章を挿入し」とか言うじゃないですか。それならいいんです。でもですね、ロゴ作ってばーんと「挿入」って書いてあったらもう卑猥じゃないですか。「挿入」って書いたTシャツ見たら目を背けちゃうじゃないですか。
そんなこちらの心配もおかまいなしに、清水の英語版オフィシャルTwitterではめちゃくちゃ拳を突き上げてますが、これはフィストファックを暗喩しているのではないでしょうか?何を突き破るんだって話です。リプライ欄でめっちゃ英語圏の人らにいじられてますよ。さすがにいじられ過ぎてツイートは消したみたいですが、残念、私は画像を確保していました。ちなみに調べたら「Double Penetration」で「二穴挿入」だそうです。本当にありがとうございました。
超えてはいけない一線をPENETRATEということで、すでにスローガンは達成した感がありますね。デザイン面に話を変えると、「突き破れ。」の部分のフォントがすでに白い線で貫かれていて、やる前からすでに貫かれているような気がしますが、攻めよりも受け、タチよりもネコということでしょうか。大熊GM総受けの薄い本をお待ちしております。また、スローガン単体でなく説明文のスローガンポエムパワーも100万馬力。「強いエスパルスを再構築するために、新たな一歩を踏み出した昨シーズン」の書き出しの時点で体言止めのエモさを抜群に出していて、「突き進む・突破・貫くを意味することば。PENETRATE(ペネトレイト)」などはペネトレイトの部分をドルチェ&ガッバーナに変えても違和感がないくらいのエモエモさです。ドルチェ&ガッバーナは裏の意味で「死ぬまで殴る」を意味します。性的な意味でも通常の意味でも非常に素晴らしいスローガンをありがとうございました。2000点で優勝と言いたいところですが、清水エスパルスのHPは右クリック禁止となっていて、このご時世に右クリック禁止にしているチームは自動的にマイナス5億点になりますのでご理解のほどをよろしくお願いいたします。
名古屋
苦難を乗り越えた先に待つ新たな世界。
前へと進む者にのみ見られる景色がある。
光り輝く頂を目指し、"超える"ときは来た。
希望を抱いて次なる一歩を踏み出そう。
すべては名古屋のために。
「All for NAGOYA -超える-」
「All for Nagoya」はそのままに、去年の「進化」の部分を「超える」に変えてきました。去年は3位でACL出場権を獲得。着々と進化を進めているので、いいのではないでしょうか。しかし、名古屋で注目すべきはスローガンそのものよりも説明文のスローガンポエム成分。上記のようにテキストにするとそうでもないのですが、いざ実際の文章は以下の画像となります。
圧が強い!「新たな世界」「前へと進む者」「光り輝く頂」「希望を抱いて次なる一歩」などビンビンに感じる新興宗教感すごくないですか。でも、安心してください。サッカークラブと宗教団体の違いが何かと言われたら「サッカーをやっているか否か」くらいなので、メッセージも似通ってくるのは仕方がないというもの。ここは積極的に信者の洗脳に利用していくのが正解ではないでしょうか。C大阪から柿谷曜一朗選手も移籍してきたことだし、「闇を穿つ新光 ジーニアス・トゥルー」とか香水に名前をつけて信者に売りつけていき、荒稼ぎしましょう。さて、それでは去年は「DO, RED」というあさま山荘もびっくりの真っ赤なスローガンで私たちを驚かせた同じ名古屋のバスケチーム・ダイヤモンドドルフィンズのスローガンを今年も確認します。
様々な苦境や困難に、ともに打ち勝とう。
5シーズン目を迎える名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、「DO, RED. TOGETHER WE WIN」をスローガンとして掲げます。
昨シーズン、コロナ禍によりバスケットーボールの灯は失われました。また、多くの方が苦境や困難にあったと思います。
私たちの日常にバスケットボールを取り戻し、一丸となって戦いに打ち勝っていくことで、皆さまに勇気をもってもらえるよう全力を尽くします。
今シーズンも、ドルフィンズレッドの「情熱・強さ・勢い」で、選手・ファン・名古屋の人々・街を、ともに赤く染めていきましょう。
DO, RED.
造語で「赤にする=赤に染めていく」という意志と、“DO”lphins REDという2つの意味を込めています。
選手はもちろん、ファン・名古屋の人々・街を、
ドルフィンズレッドの「情熱・強さ・勢い」で赤く染めていく、夢の実現を目指します。
TOGETHER WE WIN
「ともに勝とう!」という意味があり、
目の前の試合に全員で立ち向かうのはもちろん、
この新型コロナウイルス禍の状況にも、みんなで打ち勝っていこうという意志を表します。
「DO, RED. TOGETHER WE WIN」
今年はもっと赤い!!!クレムリンに降る粛清の血の雨!!そして、説明文の合間に挟まれる「DO, RED.」、「TOGETHER WE WIN」という合いの手のような使われ方!この部分はたぶんマーク・パンサーが歌ってます!スローガンの新機軸です!みなさんもDO, REDしましょう!!
G大阪
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大によって社会情勢が大きく変わる中、ファン・サポーターの皆様のご協力、関係者の皆様のご尽力もあって、皆様と共に過密日程のリーグ戦、天皇杯などを戦い抜くことができました。結果は、リーグ戦2位、天皇杯は準優勝と、あと一歩のところで悔しい思いをしましたが、皆様の応援はチームにとって大きな力になりました。
2021年も新型コロナウイルスとの戦いは続いていきます。またリーグ戦においてはチーム数も増えたことで、より過酷な戦いが待ち受けることでしょう。それを乗り越えて頂点に立つためにも、共に心を一つにすることがより大事になると考え、今シーズンのスローガンを『TOGETHER as ONE』に決めました。
このスローガンには、選手、スタッフはもちろん、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様、ホームタウンの皆様、ガンバに関わる全ての皆様との思いを1つにしてシーズンを戦い、そしてその先に見えてくるもの、1位をつかみ取るという思いを込めています。
クラブとして、久しぶりにACLの舞台にも挑みます。再び国内外にガンバ大阪の強さを示すためにも、我々は1つになって、すべてのステージで1位を目指していきます。
ぜひ、2021シーズンもガンバ大阪への力強い応援をよろしくお願いいたします。
「TOGETHER as ONE」
例年、校長挨拶並の驚異の説明文の長さで失神者を続出させているG大阪ですが、今年はだいぶ抑えてきました。前の校長先生が不祥事で追放されたのでしょうか。毎年貧血で倒れていた5組の田中さんもこれで一安心ですね。彼女はレバーを積極的に食べることにしたそうです。さて、TOGETHER as ONEです。意味としては「1つになっていこうぜ」という感じでしょうか。それはいいんですが、一昨年、去年と連続で標榜してきた「GAMBAISM」はどこにいってしまったんでしょうか。すでに「GAMBAISM」は達成されたということでしょうか。よく定義もわからないまま彗星のように消えていった「GAMBAISM」の儚さは、結局頼りになるのかならないのかよくわからないままに消えていったアデミウソンの姿とダブります。やっぱり遠藤保仁がいなくなってしまったからでしょうか。遠藤、フリューゲルス出身ですけど。しかしですね、我々は1つにならなければいけないわけですよ。多少の不祥事や意見の違いのの大小など些細なことです。「一緒になろう……一緒になろ……一緒にな一緒になろ一緒に一緒に一緒にナロロロロロイッショニナロオオオオオオオオヨオオオオオ」と原型を留めなくなった宮本監督(無限にパトリックを生み出す)に我々は吸収されるしかないのでしょう。さあ、スタジアムでTOGETHERしようぜ!(ある一定の年代以上には1つの顔しか浮かんでこない掛け声)
C大阪
「SAKURA SPECTACLE」
今年も「SAKURA SPECTACLE」で変わらないようです。「閃け。輝け。咲き誇れ」の部分では相変わらず途中で漫画『ROOKIES』の川藤先生になってしまい、「夢にときめけ!明日にきらめけ!」と続けてしまいそうになります。選手も監督も大幅に入れ替わって、今年は「スペクタクル」というよりは「スリリング」、「もはやホラー」、「落ち続けるジェットコースター」となりそうな感もありますが、いかがでしょうか。さて、継続スローガンなのでこれ以上は特に言うこともありません。それでは近くの野球チームのスローガンを確認していきましょう。
今の僕たちに一番必要なことは「挑戦すること」だと考えています。
試合結果により評価されがちですが、「エラーをしても前に出る」「打たれてもバッターに向かっていく」
そのような姿勢が僕たちのチームの成長には一番必要なことだと考えているので、まずは挑戦する事「挑む」を最初に掲げました。
次に、「超える」ですがこれは「超越する」ことです。
「自分の壁を超える」「ライバルに勝つ」いろいろなことがありますが、普段から選手には「比べるのは昨日の自分」という話をしています。
ライバルが活躍すればモチベーションが下がったり、落ち込んだりすることもあると思いますが、自分自身を常に超えることを意識し、そういう自分でありたいと思い続けていきたいので「超える」を2つ目に掲げています。
最後に「頂へ」。
これは僕自身が監督に就任してからセ・リーグの順位が3位、2位ととなり、来季はもちろん「頂」しかありません。
チーム全体として頂点に立つことを意識し、選手・スタッフ含めチーム全体で、頂点に行ったときにどういう景色があるのか、どういう気持ちになれるのかを考える1年とし、「常にトップに立つ」を意識していきます。
来季はこのスローガンで戦っていきます。
また、やはりタイガースファンの大きな後押しも必要です。
このスローガンをもとに共に戦い、頂点に行った景色を一緒に見ましょう。
「挑む 超える 頂へ」
スローガン自体は、そうだね、プロテインだね、という毒にも薬にもならない感じなのですが、スローガンの説明を呼んでいるといきなり「今の僕たちに必要なのは」と急に「僕」が語りだして面食らうわけですよ。え?誰?僕は誰なの?と。あなた誰?戸惑いながら読んでいくと、3段落目くらいに「僕自身が監督に就任してから」とここで初めてこの文書を書いているのが矢野監督であることがわかるわけですね。しかしですね、それはあくまで推測でしかなくて、最後まで読んでも矢野監督の名前はなし。もしかしたら、同時期に中日の監督に就任した与田さんが自慢の肩幅を生かして勝手に書いている可能性だってあるわけです。スローガンの語り手が誰なのかは推測できるけど明示しない、というかなり斬新なパターン。スローガンにもついに叙述トリックが導入されました。この勢いで「全員死んだと思ったら最初に死んでた奴は生きててそれが犯人だった」「列車の乗員全員がグルだった」「首のない死体を見つけたのだけど肩幅の広さで与田監督だとわかった」などの豪快な構造トリックを用いたスローガンを期待したいものです。Jリーグに必要なのはミステリーです!!
神戸
2021シーズンも引き続き「the No.1 Club in Asia ~一致団結~」をスローガンといたします。昨シーズンは初出場となるACLにてベスト4という成績を残すことができました。この経験を糧に、2018シーズンから掲げている「アジアNo.1クラブ」を目指し、一致団結して2021シーズンを戦ってまいります。
なお、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉で、ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。
「the No.1 Club in Asia ~一致団結~」
今年もスローガン継続ということです。去年はACLで準決勝まで進出。ほんとにアジアナンバーワンまでもう1歩というところまで行ったので、長年言い続けてみるもんですね。ただ、まだJリーグでの優勝経験はないので「きみはまず日本で一番になりなさい」と毎年私の中の安西先生が囁いてきます。とりあえず今年はアジアはないので、またACLの権利を取れるようにがんばっていきましょう。スローガンの継続というのは非常にいいものでして、私の長年のスローガン研究において、「継続はスローガンに臨む態度として二番目によいこと」となっています。一番いいのはスローガンなんか出さないことですね。さて、そんなとてもいいスローガンの継続ですが、さすがにですね、飽きるんですよ。いや、ただ見る側はいいんですが、私のようにこんなこと毎年やってると言うこともなくなってくるというわけで。というわけなので、新しいスローガンを私が勝手に決めて、今季は心の中でこのスローガンを唱えようと思います。「毎節監督交代!」でどうでしょうか。三木谷オーナー様におかれましてはこのスローガンの実行可否をお知らせください。常識を打ち破れ!そして、同じ街の野球チームのスローガンを紹介しましょう!
2021年のオリックス・バファローズは、優勝を目指し、ありとあらゆる「ガッチリ」を総動員!
チャンスではガッチリ猛攻!
ピンチではガッチリ堅守!
投打のバランス、ガッチリ噛み合う!
奪ったリードはガッチリ守る!
勝機はガッチリ逃さない!
ファンのハートをガッチリ掴む!
感染予防対策でもガッチリとガード!
チームとファンの思いは、ガッチリひとつに!
2021年シーズンの中嶋オリックスは、『ガッチリMAX!』で戦います!!
「ガッチリMAX!」
パチスロか!!!CRオリックスバファローズか!!確変リーチ待ちか!当たる確率=優勝の確率=0.02%か!IQをガッチリMAXまで下げている説明文はもはやパチンコ屋の騒音にしか聞こえません。「ありとあらゆる「ガッチリ」を総動員」というフレーズの頼もしいんだかなんだかよくわからなさは異常です。ヴィッセル神戸もこれくらいまで民度を下げていきましょう!ちなみに、スローガン映像もあるんですが、まんまパチスロのリーチ映像で笑いました。ひどい!!
広島
昨シーズン(2020年)は「積み重ねてきたもの」をベースに、チームとしてさらに求めていく「積極性」と、より「攻撃的」なサッカーを目指していく姿勢を『積攻』と表現し、スローガンとして掲げました。
2021シーズンのスローガンは、志向するサッカーが形になりつつあるなか、勝ちきれるチームになるために目指す姿勢を変えず、信念をもって積み重ねを継続し、信じて前に進み続けるという思いを込めて、前年の「積攻」を踏襲し、『積攻 SEKIKO CONTINUE OUR BELIEF』としました。
これまで積み上げてきたことを昇華させるイメージと、「重ねる」「柔軟さ」「熱さ(炎)」「力強さ」をデザインで表現しています。
「積攻 SEKIKO CONTINUE OUR BELIEF」
まさか継続するとは。全然馴染みのない漢字「積攻」を今年も続けてしまいました。サポーターでもこのスローガンに親しみを持ってる人は少ないのではないでしょうか。継続は手違いなのでは……?という私たちの疑問を即座に「CONTINUE OUR BELIEF」が大文字で「信じ続けるぜ!」と打ち消してくれますが、安心なのか失望なのかわかりませんね。ちなみに、トランプ大統領のせいで、最近では英語を全部大文字で書くと「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」に見えてしまうという弊害があることをお伝えしておきます。さて、スローガン本体ですが、1年間継続した後でもどうしても「せっこう」と読んで「拙攻」を想起してしまい、新加入のジュニオール・サントス(.227 23本)が初球のボールになる外角スライダーを引っかけてショートゴロゲッツーになる姿が想像できてしまいます。そして、デザインは継続ではなく変更してきました。
去年がこれだったのですが、読みやすさとしては大差ありません。ただ、よりヤンキー感が出ていて今年のほうがいいかと思います。あと、デザインの説明はほんとやめてください。さて、お待ちかねの隣の野球球団のスローガン紹介です。
「バリ」は「もの凄い/とても」等の意味を持つ広島弁です。
「2年連続Bクラス」というバリ悔しい現状を踏まえ、自分たちの殻を「バリバリバリ」と力強く突き破り、ファンの皆さんと共にシーズンを「ねバリ強く戦う」覚悟をキャッチフレーズにしました。
「バリ」を3回繰り返した「バリバリバリ」という6文字には、「バリあつく」「バリはげしく」「バリしつこく」戦う決意を込めています。
バリ!!っとアッパーカットで打ち破るデザインは、 どんな困難にも決して屈することなくファイティングポーズを取り続ける姿勢を表現しています。
毎日を頑バリ続ける皆さんにバリ喜んでもらえるよう、一戦一戦ねバリ強く戦って参ります。
2021シーズンも「バリあつい声援」をよろしくお願いします。
「バリバリバリ」
IQがない!!!!特に好きなのは「バリ!!っとアッパーカットで打ち破るデザイン」の部分ですね。アッパーカットでバリという擬音はかなり無理があるし、そんなのお前の匙加減じゃんか。「一戦一戦ねバリ強く」とかやかましいわの一言しかありません。サンフレッチェもどんどんIQを下げて対抗していきましょう!!目指せ偏差値マイナス75!!
徳島
【クラブスローガン解説】
『今シーズンのスローガンは「壱(読み方:ワン)」に決定いたしました。
「壱」が持つ言葉の意味は「ひとつ」「みな」「すべて」「もっぱら」「ひとえに」。
2021シーズンは、J1(ワン)のステージに復帰、そしてJ1定着に向け、新たな未来へ進む第一歩として重要なシーズンです。自分達のスタイルを信じ、それを貫き通し、魅力あるサッカーをお見せいたします。
目標はJ1定着でありますが、1つでも上の順位を狙えるチームを作ってまいります。
新型コロナウイルスとの戦いも続きますが、収束し、通常の試合運営が出来るようになったときには、平均入場者数1万人を目指します。
また、徳島ヴォルティスに関わっていただくすべての皆さまとともに、1つになって戦ってまいります。
徳島ヴォルティスがここまで進んでこれたのも、ひとえに応援いただく皆さまのおかげです。引き続き、スポーツ(サッカー)を通じて徳島県の活性化に貢献できるように努めてまいります。』
【書について】
『今シーズンのスローガン「壱」は、フランス国民美術協会展(2014年)で、日本人として初となる、書画で金賞、彫刻で最高位金賞のダブル受賞を果たした経験を持ち、国内においても、NHK大河ドラマ『龍馬伝』のタイトルなど、数々の作品を手掛け、最前線で活躍を続けられている、書家/アーティスト・紫舟(シシュー)様による書下ろしとなっております。
紫舟様の手により生を受けた、世界にただ一つの「壱」の文字のもと、2021シーズンを熱く戦ってまいります。』
「壱-ONE-」
新しいサントリーのウイスキーの銘柄か!小栗旬がCMに出て、ビール飲んでるときと同じ顔で「うめぇ~!」って言うぞ!そして1年後には品切れで1瓶9000円とかになるぞ!今年も紫舟さんが書を手掛けているのでめちゃめちゃ達筆です。まず驚愕したのは説明の「『今シーズンのスローガンは「壱(読み方:ワン)」に決定いたしました。」というところです。のっけから読み方を間違えてしまいました。ワンって読ませるのですか。わしら……わしらは犬扱いですかのう!そんな叫びをするサポーターの方もいるんではないでしょうか、いないでしょうね。そして、意味としては「J1」とかぶらせて、せっかく上がったJ1に定着したいという願いを込めているようです。壱年での出戻りとならないように心からお祈りしています。しかし、1年でもJ1に行けたんだから文句は言わないで欲しいというのがジェフユナイテッド千葉方面からの本音となりますし、ワンと言えば犬ということになっておりますので、どうか来年は交代のほどを!お願いだから!何もしないから!J1で何もしないから!先っちょだけでいいから!
福岡
ビスパ福岡を応援いただける皆様をはじめ、市民の皆様が、アビスパ福岡の戦い方や取り組みからこのスローガンを連想していただける時期が来たときに、クラブが成長したひとつの証になるのではないかと思っています。
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。
勝つとは試合で得点をして勝つということです。
「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、
「ビジネスサイドが掲げた目標数値に勝つ(達成する)」ことにこだわる、という意味が込められています。
「感動と勝ちにこだわる」
特になんのリリースもないのですが、リリースがないということは継続なのでしょう。たぶん。ここ何年かはずっとこのスローガンとなっています。ただ、見るたびに某働けることに感謝系居酒屋とか某給料ではなくてありがとうをいただいてる系居酒屋とか某創業者の著者の感想文書く系居酒屋を思い出してしまい、ちょっとだけ気分が濁ります。
ありがとうを集めて夢というロゴにしている居酒屋が北海道にあるので、アビスパ福岡におかれましても、感動と勝ちを集めて「未来」とかに変化しているようなロゴにしてみてはどうでしょうか。何度も言いますが、スローガンを継続することはいいことです。ただ、それだと私がつまんないって言ったよね!?どうして気づいてくれないの!!?あーくんはいつもそう!!もういい、わたし、涅槃で待つ!! ということなんですよね。これ以上言うことはないので、同じ街の野球チームのスローガンでも見ましょうか。
福岡ソフトバンクホークスは、「鷹く!」を2021年のスローガンとして決定しました。
***
現状維持を目指すことは、停滞の始まりに過ぎない。
停滞の始まりは、後退の始まりかもしれない。
未来の自分をどう作るのか?
今の自分に満足してしまうことはせず、心身ともに鍛え上げ、さらに高いレベルを目指してゆく。
パ・リーグ連覇。 そして、5年連続日本一。
チームとファンが一つになって、もっと、もっと 「鷹く!」
福岡ソフトバンクホークスは、鷹らしく2021シーズンを戦い抜きます!
以上
「鷹く!」
これですよ、この勢いですよ。もうね、意味なんてないんですよ。ホークスの「鷹」と「高く」をかけただけで、スローガンポエムで説明されてることなんか完全に後付けなんです。それでも言ってしまう、言い切ってしまう。とにかく振り切る柳田悠岐のスイングのようですね。これくらいの潔さが必要なわけですよ。正気だったらこんなスローガン出せるわけがないんです。さすが5年連続日本一、まともな頭をしていたらそんな偉業ができるわけがありません。アビスパ福岡におかれましても、「あっ、狂ったな」と周りが明確に判断できる、そういう高みに辿り着いてこそスローガンのネクストステージに上がれるのではないでしょうか。ぜひアビスパ福岡も正気の仮面を取っ払ってください。もうみんな知ってるんですから、あなたが狂ってることは。
鳥栖
常に全力(フルパワー)を尽くす。
諦めずに最後まで全力で走りぬく、やり遂げる。
クラブを取り巻く全ての人のエネルギーとなるために。
クラブを取り巻く全ての人がフルパワーで前を向いて闘えるように。
「Full Power」
スローガン界の西の横綱である鳥栖は、今年も文字通りに全力で我々を殴りにきました。「Full Power」、ありそうで誰も足を踏み入れなかった直球スローガンを放ってきました。完全に頭を狙ってきているので、危険球で退場にしたほうがいいのではないでしょうか。MLBだったら乱闘が起こってもみくちゃになった後にダルビッシュ投手が全裸でマウンドに取り残されます。例年はスローガンポエムも長めなのですが、今年はスローガンに合わせてがつんと短く重めの言葉をぶつけてきました。金がなくて文字数もリストラしなければならなかったんでしょうか。しかし、その少ない文字数をセンタリングの太文字でごりごり押してくる様はまさに力こそパワーの世界。具体的な目標については一切語られていませんが、とにかくフルパワーでいく、全力で行くという決意が感じられます。これはスローガンとしてはとても大事なことで「とにかく具体的なことは言わない」、「その癖になんか言ってる感じにする」という2007年の世界スローガン学会総会でジャスティン・フィエル氏(フランス)が提唱したスローガン作成基礎原則に合致するものです。フィエル氏はその後学会を追放されました(パンフレット作製費横領)。鳥栖におかれましても、フルパワーでマンションを経営していってほしいものです。そして経営が改善した折には、やはり「スローガン発表を動画でやる」という世界唯一のチームとして復活を果たしてほしいものです。
大分
今年も引き続きコロナ禍の大変な状況ではあるが、そんな中でもチーム・クラブ、サポーターと一致団結して危機を乗り越えていく想いを込めて、「一致団結」をスローガンとした。
「一致団結」
去年は「不撓不屈」という貴乃花フィーチャーのスローガンにしたようですが、「特に貴乃花は関係ない」ということに気づき、一致団結というごく穏当なスローガンに変えてきました。スローガンで貴乃花を想起させて特にいいことはありませんからね。ただ、一致団結は神戸とかぶってしまいました。2年前は勇猛果敢で横浜FMとかぶってしまったこともあり、大分もかぶらせ上手なのでしょうか。どうせ神戸なら「ガッチリMAX」でかぶらせて欲しかったものです。さて、去年は11位と若干順位を落としたところなので、ここで一致団結のスローガンで巻き直しという感じですかね。ありきたりで2秒で忘れてしまいそうですが、悪くないんじゃないでしょうか。特にこのオフには主力中の主力である岩田智輝、鈴木義宜の移籍が決まり、片野坂監督が異例のコメントを発表。
同じく主力で移籍した田中達也には特に何も言わないのはいいんかいとは思いますが、まあ在籍年数とかあるんでしょう。ただ、移籍を決めた選手に「応援」という形で監督がコメントをすることは極めて珍しいこと。ここから「晒すぞ」「一致団結を乱すものは誰であろうと晒すぞ」という大分の強い意志を感じることができますね。反乱分子が他にも出たら豊後水道に人柱を立てるべきです。さて、今年はJ3はやらないつもりなので、同じ九州の熊本のスローガンを確認しましょうか。
2021年、ロアッソ熊本はJ2昇格を勝ち取るために闘い、クラブは目標達成のために闘う、クラブもチームも同じ熱をもって全員で闘っていくという強い意志を込めています。
「闘え!」
男か!男らしすぎて、全員赤ふんどし一丁で試合に臨む可能性があります!惚れてまうやろ!!