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【未来とは】2021ジェフユナイテッド千葉選手別中間報告MF&FW編【夢とは】

さくさくっと前の方の選手もいっちゃうぜ!

後ろの方の選手はこちら!


MF

田口泰士

5月半ばの14節まで全く出場なしで、特に怪我のリリースもなかった(よね?)ので、「ユン・ジョンファン監督のキスを拒んだのでは」「大事にしまっておいたハーゲンダッツを勝手に食べたのでは」と干されてる疑惑があったのだが、15節から普通に出てきた。坊主にもなってなかったので、なんだったんだ。やっぱ怪我?ただまあ、出場してからはやはりセントラルミッドフィルダーの中では格の違いを見せつけている。狩れるし、パスも回せるし、何よりセットプレーキッカーとして重要。後半はハーゲンダッツ勝手に食べないで出続けてほしい。

小林祐介

今年から加入した俺たちの多部未華子。柏ではあんまり使われてなかったようだが、今年獲得した選手の中では小田、サウダーニャと共にヒットだったのではないだろうか。序盤はサブだったが、9節あたりからポジションを確保。ボランチ(※ただし元攻撃MFである)みたいな選手が多い中で本格的なアンカーとしてシンプルに潰し、シンプルな繋ぎをやっている。ロングボールを多用しなくなったチームの交通整理役として、必要不可欠な選手である。ただ、いいプレーをするたびに「未華子!未華子がんばれ!」と俺の心が叫びたがっているんだ。

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小林祐介

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多部未華子

小島秀仁

序盤はレギュラーとして出場するも、小林祐介の台頭と田口の復活でサブ生活に。ボールを受けてのサイドへの展開やパス回しはさすがにうまさを感じるのだが、このやり方でのこのポジションとしてはやはり守備力が間に合わない場面が多いので、仕方ないところはある。ただ、「とにかく最後に間に合わない場合には足を刈る」というユン・ジョンファンイズムはしっかりと体現していて、J2でぶっちぎりの反則ポイントを叩き出すことに貢献はしています。現時点で34点で2位の東京Vが7点ってどういうことなんだ。むちゃくちゃすぎるだろ。

髙橋壱晟

開幕からレギュラーとして出場するも、小林祐介の台頭と(以下同文)。Box to Boxができる選手で自陣のPA前で守っていたかと思えば最前線まで駆け上がれる体力の持ち主。さすが青森山田出身。細かいテクニックはないのだが、ダイナミズムは非常にある。これで決定的な仕事ができるようになるといいのだけどなーと思ってたが、今年はミドル一発決めたくらいでなかなかそこでの仕事にはまだ課題がある感じ。千葉のランパードだと思ってるので、さらに精進をよろしく頼む。

熊谷アンドリュー

干された。がっつりと干された。テクニカルなアンカーとして開眼した選手で、元々このサッカーに合ってるかというと非常に微妙ではあったのでやむを得ない。まりんぽみるくできなかったあたりからだいぶ運気が下がってる感じがあるので、ここらでいっちょ再まりんぽみるくチャレンジしてはどうだろうか。ちなみに、ベンチ外でスタンドに田口、安田、アンドリュー、川又、ソロモンがいた時があったらしく、もうサウダーニャ誘ってそのまま六本木行っちゃえよと思った。

見木友哉

今年の前半戦MVPではないか。全試合に先発してチームトップの7得点を記録は立派の一言。シャドーでこの得点はかなりのものである。天皇杯でも絶対王者川崎相手にゴールを叩き込み、エースと言っても過言ではないのではないだろうか。シュートに迷いがなくなったのがいいね。去年よりもロングボールが減ったことでボールを受ける機会が増大。単独で突破するようなタイプではないのだが、攻め手の少ないチームの中でFW、WBと協力し、なんとかしてアタッキングサードを攻略しようと奮闘している(あまり成功してはいない)。またユン・ジョンファン監督の薫陶を受けたため守備もがんばるし、「全く躊躇なく足を刈れる」といういいのか悪いのかよくわからないアビリティを獲得してしまった。入団以来の変化を見ていると、無垢な少年が暗殺集団の幹部になっていくのを見守っているような気持ちになる。野心の数値がめちゃくちゃ高そうなので、来年は確実にいないものと思われるし、下手すりゃ今年の夏にいなくなる。G大阪移籍に3000サウダーニャ。

福満隆貴

今年移籍してきたリンクマン。4バックの頃は見木と共に先発していたのだが、3バックへの以降に伴って、レギュラー落ち。見木と天秤にかけて得点力と「足を刈れるかどうか」というところで、選ばれなかったのだろう。スピードも特にないのだが、とにかく気の利いた選手で嫌なところでボールを受ける術に長けている。そこから決定的な仕事をできないのでJ2なのだろうが、それでも手数の少ないチームにおいては貴重。なのだけれどポジションがない。すまん。

末吉塁

6試合145分出場で全然信頼されていない。俺もほとんどプレーを見たことがないのだが、開幕の頃に20分出てしばらく干され、そこから最近になってまたベンチなら仕方がない。去年の山形でのプレーも見てないのだがサイドアタッカーらしい。ただ、出てきたときに違いが出せるほどのインパクトは今の所ないので、守備でもできるようにならないとこのシステムではしんどそう。

矢田旭

消えていた。怪我?だったんだろうか。3試合89分は寂しい限り。後半戦は巻き返しを。ただ、どこで使っていいのかわからない。


FW

船山貴之

ここ数年、いろんな戦力を試す→うまくいかない→やっぱり俺たちには船山がいるぜ!というジェフユナイテッドループに陥っている。今年もフィニッシャーがいない中で最終的には2トップの一角を確保していた。気づけば、チーム在籍期間最長の選手に。まあともかく安定している。往年のスピードは衰えたし、ロングカウンターとかもできなくなっているのだが、いるべきところにいるというフィニッシャーとしての責務を全うしている。昔よりもシュートミスが少なくなっているし、落ち着きが出てきた。ただ、こういう味が出てくるともう少しで引退というのもストライカーの一生としてありがちである。今年も2桁いきそうだなー。

サウダーニャ

今年最大のびっくり箱である。最初はなんだかよくわからない選手だと思ったが、「適当にボール渡してもなんとかする」「逆にそれ以外使い方がない」という特性がわかると、みんな適当にボールを出し始めた。単騎でぐいぐいボールを運べる抜群の推進力がウリ。永久守備マシーンとして全くカウンターの糸口がなかったチームとしてはまさにピタリとハマった補強だったが、たぶん別にそれを狙って取った感じでもなく、たまたま当たった感じだろう。最初に3点くらい取ってめちゃくちゃ調子に乗ってたときには、相手DFと対峙して玉乗りも披露していた。人生めちゃくちゃナメてそうな感じで最高である。ただ、「左足切っとけばそんなに得点力はない」「最初に強く当たってあとは流れで」「アホ」というのが最近バレてきたのか、徐々にトーンダウン気味。若いのでもう一伸びしてほしい。なお、左利きであるということ以外は全くアドリアーノではない。来年G大阪移籍に3000ガンバサダー。

ブワニカ啓太

高卒デビュー戦で初得点という城彰二以来の偉業を成し遂げた若者。ただ、ゴールはその1点のみ。何度か先発をするものの噛み合わず、そのうちにベンチ外へと行くというジェフユナイテッドあるあるなルートをたどっている。ただ、まあ高卒1年目なので過大な期待をするのも酷というもの。身体能力は抜群で頭も悪くなさそうなので、地道に努力を重ねていってほしいものである。ちなみにこういう素材系を育て上げた実績はジェフユナイテッド千葉にはありません。

櫻川ソロモン

ザ・伸び悩み。昨年そこそこ出場機会をもらっていたので、先発1試合で170分は不本意と言っていいだろう。ゴールも1つだけ。水戸戦でのカウンターから一発の決勝点はお見事だったが、これだけでは寂しい。身長は高いがハイボールに異常に強いというわけでもなく、懐の深さを生かした万能性がウリの選手なので今の千葉でFWに求められる「単騎で行けるとこまで行って来い」という方針では中々よさが出ないだろう。枚数がイマイチ足らないのはわかるが、ブワニカとソロモンのどちらかはレンタル出してあげたほうがいいのではないか。今の所の今シーズンハイライトはエイプリルフールの櫻川ホルモンネタです。

岩崎悠人

かつてのユース代表は、苔口卓也2.0だった。とにかく足が速いし、そのスピードを生かした突破力はJ2では出色と言ってもいいほどのキレ。じゃあなんでどこでも活躍できなかったのかというと、やはりサッカーIQの部分なのだろう。あらゆる局面で間違った判断をしてしまっている。スピードを生かした突破をしたあとに、その後のどうしようもないプレーでずっこけるということが何度あったことか。トップで使っても裏抜けでずどーんくらいしかパターンが思いつかず、サイドで使ってもとにかく縦に行ったあとになにかできるわけでもない。シュートも全く入る気はしない。これではせっかくの俊足も宝の持ち腐れである。一体どこで使ったらいいのか本当に悩ましいが、正解は千葉にいる間には見つからなそうである。イニエスタの脳を移植できたらとんでもない選手になるかもしれない。

大槻周平

今年の電柱候補として加入したが、思うような活躍はできなかった。確かに空中線は弱くはない。弱くはないのだが、去年のクレーベがべらぼうに強くて新井章太が適当に蹴ったボールでもガンガンに競り勝ってたので、そういうのを期待されるとちょっと、という感じ。どうにも競り勝てないうちにサウダーニャが来て、山口にレンタルで放出となった。守備を真面目にやる勤勉な選手なので、レノファではうまく使われてほしい。

川又堅碁

0分。完全に #chinkoshoboshobo であった。おそらく怪我なのだろう。ただ、エース級の活躍を期待されていたのに、この状況はかなりキツい。後半によほど巻き返さないと、シーズン後には別れが待っているのではないか。ともかく、怪我を直してデカそうな活躍をしてほしい。願いはそれだけである。


監督

ユン・ジョンファン

さあ、守備は去年で完成したので、今年は攻撃だぜ!と思ったのだが、びっくりすることに開幕時点では今年の攻撃も無でした。ウソやん。ひたすらロングボールを蹴るものの大槻もブワニカも勝てるわけもなく、攻撃が全然うまくいかずにひたすら守備をやりまくった。カウンターの道筋すらつけられず、サウダーニャが加入してからようやくそこに1点突破を見出した個人任せ感はけっこう悲しかったなあ。まあ、元々そんなに攻撃面を期待していたわけではないのだが、こうも何もないとけっこうキツい。ただ、守備も最初はディフェンスリーダーの鈴木が全く機能せずに4バックから3バックに変えたという経緯もあり、おかげでCBの頭数も足らず、そこもどうなんだ、という。失点21はJ2で5位タイと決してべらぼうに少ないわけでもないし、得点は下から数えたほうが早いくらいなのでこれではまあ10位くらいが適当だよね、という。去年からおぼろげながら感じていた「アップデートされてなさ」というのが明確になってしまった趣がある。最近では小林慶行コーチの指導なのか見木を中心としたグループでの崩しを試そうという雰囲気だが、そこにも関与してなさそう。昇格はほぼほぼこの内容では無理なのはともかく、降格もさすがになさそう。今年はよっぽどのことがないとクビはなさそうだけど、来年はあるのかなー。あ、ただ見木をバーサーカーに変えたように、子供を戦士にすることはできるので、ブワニカとかソロモンを斧が似合うファイターにしてください。よろしくおねがいします。


ともかく、後半戦もWIN BY ALL!!!ヒャッハー!!

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