楽園追放 Expelled from Paradise

こむです!脚本が虚淵 玄ということで、
それだけでも面白そうなんですが。

オール3DCGで描かれていて、加えて、音楽も超良いです^^

ナノハザードにより廃墟と化した地球。

人類の多くは地球をステ、データとなって
電脳世界”ディーヴァ”で暮らしていた。

そして、

廃墟と化した地球をディーヴァの人々は
リアルワールドと呼んだ。

西暦2400年、ディーヴァにリアルワールドから、
ハッキングを受けていた。

ハッキングの主は、フロンティアセッターと名乗り、
ディーヴァの人々に呼びかける。

そのフロンティアセッターの正体を調べるため、
アンジェラ バルザック(CV:釘宮理恵)、
ディンゴ(CV:三木眞一郎)が調査する。

人がメモリーとして存在する時代。

この世界観が驚きでした。
ただ、そういう時代は来るのかなとも思いました。

そして、

メモリーにある人格を
実際に生成された人体にアップロード出来る!

これも驚きでした(笑)
まぁ、SFの世界ですからね~

ただ、人が想像したことはかなりの確率で実現しているので、
ちょっと怖いな~とも思います><

それでも、

すでに、ゲーム世界の中ではNPCが
存在しているので、人類がメモリー化した時には
あんな感じなのかな~と思いましたw

印象的なシーンがあります。

アンジェラ バルザックはディーヴァの人間なので、
リアルワールドに生きているディンゴに質問をするシーンです。

アンジェラ
「(略)肉体の檻の中で生きていこうとするの?(略)」

ディンゴ
「ディーヴァに行けば精神の可能性は無限大。
どこまでも自分を進化させられる。
あんた達はいつだってそう言うよな」

アンジェラ
「えぇ」

ディンゴ
「それは嘘だ。
個人に割り当てられるメモリーの量は管理され決められている。
例え、可能性が無限でも、実際に手に入る処理能力には
結構窮屈なやりくりが必要になる」

アンジェラ
「(略)演算リソースは有限なんだから、
個々の資質と業績に基づいて、より社会に貢献できる
パーソナリティに優先的にメモリーがわりぃ...」

ディンゴ
「だから、あんたは手柄をたてるのに必死になる。
ディーヴァでの生活はどれだけ多くのメモリーを
得られるかで全てが決まる。
結局、出世争いが全てになっちまう」 

アンジェラ「……」

(中略)

ディンゴ
「ここ地上だって、食い扶持を稼げなけりゃ飢えてしまう。
それは生きることと真面目に向き合わなかった奴の当然の末路だ。    
だが、なんの落ち度もなくったって、病気にもなるし、怪我もする。
まぁ、理不尽に思えるかもしれないが、幸運か不運か……
結局はそれに尽きる人生だ。
 
だけどな。
 
ことがディーヴァとなると事情が全く違ってくる。
何を手に入れ、何ができるのか。
 全てが社会とやらの都合で決められる。
 
いつも誰かの顔色を伺って、褒められたり、
気に入られてたりしてないと満足に生きていくことができやしない。
そんな人生のどこに自由がある。
 
あんた達は肉体の枷からは開放されたかもしれないが、
よりやっかいな牢屋に閉じ込められているんじゃないか。
 
人が作った社会という檻に。(略)」

なぜか、電脳世界のディーヴァが
私達の現実世界に瓜二つな感じがしたからです。

人間がやることだからか、
地球だろうが、どこだろうが関係ないのかもしれませんね......。

人が変わらない限り(;´д`)トホホ…

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