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【性被害について考える】Black Box 伊藤詩織

<学んだこと>
・性被害の恐ろしさを知った。
・性被害を受けた女性の気持ちがわかった。
・警察や司法の頼りなさがわかった。


<感想>
性被害・・・こんなことをいうと絶対に非難されるのだが、ある程度女性にも責任があると思っていた。

だが違う。

この事件は、お酒にデートレイプドラッグが入れられていた可能性が高い。というかほぼ確実だ。

このデートレイプドラッグを飲むと、記憶がなくなってしまい、その後何をされたのかあとから思い出せなくなる。完全に気を失ってしまうとは別物なので、恐ろしい。

そしてお酒の場であると、それが酔っ払っていると勘違いされて、周りもレイプされるとは気づきにくい。

そして行為は密室で行われ証拠も残らないため、結果的にレイプが「ブラックボックス」化してしまう。

女性の皆さん、男性と二人でお酒の場に行くときは要注意だ。そして必ず知人でいいので、誰々とお酒を飲みに行くと連絡を入れておいてほしい。

そしてもし仮に被害にあった場合、すぐに救急外来に行き、診察を受けてほしい。

つらいだろうが、早ければ早いほど証拠も残りやすく、相手を起訴できる確率が上がる。

<その他>
加害者である山口氏の記者会見を見たが、明らかに(すみません、主観がはいっています)やっている。嘘を堂々と論理的に捲し立てているその知性と人間性に、かなりの嫌悪感を覚えた。そして性的な香りが全くしないところにも不快に感じた。まるでレイプなどしなさそうな見た目である。失礼ながらいくら年齢を重ねているとはいえ、性的魅力を全く感じない。頭は薄くなり、筋肉質な部分もない。優しげな顔、害を及ぼさないような顔、悪く言えばひ弱な感じが、若い女性を無理やり襲ったという事実と結びつけにくいからだろう。


自分の娘が性被害にあったとしたら、この上なく傷つくだろう。

こんな事を言うと無責任に感じる人もいるかもしれないが、どうか女性のみなさん、自分の身は自分で守って欲しい。

私は自分の娘に、護身術を学ばせたい。
イメージは名探偵コナンの毛利蘭である。
気の強いぐらいでちょうどよい。