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【読書】お笑い芸人が教えるみんなを笑顔にしちゃう話し方 芝山大補

<今日から使えるリアクションテクニック>

1.褒められたときはもう一度言ってもらう
2.擬音を取り入れてみる
3.モノの気持ちを代弁してみる
4.描写を追加してみる
5.大げさにたとえる
6.感想+行動で伝える

*本当か嘘か判断しにくいボケは避ける。ありえないほど大げさにすることがポイント。


<いじりたいとき>
→褒めいじりをしよう
→ただ相手は自分の悪いところだと思っている可能性があるので、相手がどういうことを言われたらうれしいのか、わかるぐらい仲良くなってからにしよう

<嫌なことを言われたときの5テクニック>

1.自分のこととして捉えるのをやめる
→「おーい、誰か、〜って言われてるよ」

2.意外な部分を否定してみる。
→相手を裏切って意外性を作る。
→その言葉のちっちゃいところに対して怒ってみる
→笑いに変えることができる

3.ナルシストで返す
→自分のことを好きなんだと思い込む
→「俺のこと見過ぎじゃない?」「俺のこと気にし過ぎじゃない?」「俺のこと考えすぎじゃない?」「おれのこと好きすぎじゃない?」

4.コンプレックスを指摘されたときには、すごいものと比較してみよう。
→「福山雅治に比べたらそうか」


5.周りを巻き込む「誰か、この人のこと怒ってくれない?」「誰かこの人にモラル教えてあげてれくれない?」「誰か止めてあげてくれない?」「誰かマナー教えてあげて」「怒っていい?」
→周りを巻き込む
→会話がうまく見える


<飲み会などを断るとき>
→面白く断って空気を壊さない「ごめん、母ちゃんに帰ってこいと言われてて」「ごめん、ドクターストップかかってて」「ごめん、

<注意をせざるを得ないとき>
→注意+自分の失敗(自虐)
→この失敗はよくあること、という優しいメッセージを伝えられる

<先輩に意見するとき>
→前置き+α
例)「先輩のこととても憧れているんですけど、今日は一言だけ言わせてください」

<相手の意見を否定する>
→一旦受け入れて、自分の意見を言う
例)「それ楽しそうだね。でも〜」

<嫌なことをされて怒りたいとき>
→「おれが〜だったら、通報してるわ」「おれが〜だったら、明日から学校こないわ」

<初対面の人と話すとき>
→自然体で話す、意味のない話をする
→変に盛り上げようとしない
→自然と会話のハードルが下がる
→何でも話しやすくなる

<マウントを取ってきた相手には>
→相手の自慢に対して自虐をすると余裕のある人に見せることができる
→相手のマウントをフリにしてしまおう
→自分がすごいと思われるより「人を笑顔にするほうが大事」だという価値観がある。

【感想】
子供向けの本であるが、大人も使える要素が満載だった。自分が普段から使っているテクニックもあるが、そうでないものも多かったので、今日から取り入れていこうと思った。特に、嫌なことを言われたときに、でも空気を壊したくないときに「誰か代わりに怒って〜」「〜だったら泣いてるわ」「警察案件でしょ」「マナー教えてあげて」など周りを巻き込む方法はオモロイと思った。また基本的に会話の中で、「擬音語」を使ったり、「大げさ」に表現したり、「ものの気持ちを代弁」してみたり、「描写を追加」してみたり、会話の中でたくさんのことが実践できると感じた。いじる際には、相手を褒められるよう、相手が嬉しくなるよう、事前の関係性を築くことが重要だと感じている。また自分の仕事柄注意することが多いのだが「好意を伝えてから注意」「自分もできていなかったことを伝える」「相手の意見を受け入れてから」「自分も入れる」というテクニックを使うことで、良い関係性を維持しながら、言いたいことを言えると感じた。