見出し画像

夫婦で会社をつくりました。

夫婦で会社をつくりました。

登記できたのは2022.12月、最初はフリーになった夫が主で立ち上げや事業を回していて、2023.4月春、会社員だった私も働き方を変え、自分たちの会社に力をいれていこう!というタイミングがきました〜!

なにをやっている会社?
というと、まずはお引越し屋さんです。

あまりいっていませんが、物流(宅配)会社出身の私たち。
特に夫は引越し会社19年のその道のプロです。現場からマネージャー、営業や事業開発までしてきたなんでもマン。

いろんなチャレンジをしてきた結果、夫も私も会社員でいるより「自分たちでやったほうが楽しく働けるのでは?」という結論にいたりました。

このnoteでは会社をつくった理由をあらためて考えてみて、働くことに興味ある人の何か(?)の参考になればと思い書いてみました!

・・・

会社をつくった理由❶
子育てと仕事のバランスをめちゃめちゃ見失っていた

産休明け、山梨のベンチャーで時短社員として働きはじめたわたしですが、はじめての子育ては思っていた以上に思い通りにいかないことだらけでした。ほんとびっくり。

話しでは聞いてましたが、こんなに子ども熱出すんかーいと
1歳の息子、保育園の先生からも「魔の木曜日」と言われ、しょっちゅう木曜日に熱をだして帰ってくる。そして木曜が地域の小児科が休みなので、結果金曜日に仕事を休んで医者につれていくというが毎度のルーティンに。

まあ保育園にいくから、たくさん菌ちゃんをもらってきちゃうのね、というのは知っていましたが、ここまでとは...!!

子どもが治るころに親たちが感染し、自分が体調不良の中で、元気に復活した息子くんと対峙する大変なこと大変なこと(笑)
本当に白目むきます。

そんなことがしょっちゅう起こる日常で、なかなか組織体制や働き方に関して、どうしても自分の生活リズムと合わない、しんどいことが増え、家族会議が開かれたり、会社に勤務相談したり、なんとかならないものかと試行錯誤を続けていました。

自分がやっている仕事、会社が目指している世界、ビジョンはもう本当にわくわくするし、私のやりたいことど真ん中なのに、やりきれないし、会社への不満や愚痴も多くなってしまったり、そんな態度で残業する私に夫も「なんでそんな会社で働いてるの、時短じゃないの?」とイライラしたり。(もちろん私を心配してくれているのが前提)

と、負のループがしばらく続いていました。

結果、冒頭にある通り、退社することになったのですが、そこに至るまでにやったことまとめ。

👇退職決断までにやったこと
・家族会議。夫にどうしよう〜もやもや〜という感情をとりあえず吐き出してみた。そのあと、じゃあどうする?という建設的な会話ができた。
・この会社でしかできないこと、得られないことは何か?を洗い出した
・辞めるを決める前にどういう働き方が理想なのかをまとめ、上司に提示した(タスク・業務範囲、稼働時間、フォロー体制)
・心の株主総会を実施(友人に教えてもらた)
∟何かを決断する時、家族や仲間など影響が出る人たちの意見も聞きつつ、最低でも51%は自分の想いであることを確認。ちゃんと「私が決めた」という納得感を持って次に進むため。
・私の周りには好きな人と楽しいお仕事がたくさんあるやん、と開き直った。

会社にいると環境にもよるけれど、自分で業務コントロールするのはなかなか難しい。
特にベンチャーとなれば、自由な分、責任も伴うしスピードも求められる。
自分だけじゃどうにもこうにもいかなくなったときにフォローしあえる体制があるのかないのか、、
すごい悩んだけれど、揺らぎも許容できる自分たちのための会社であれば、きっと心地よく子育ても仕事もできるはず、と考えました。

会社をつくった理由❷
私にとって、「誰と働くか」が意外と重要であることに気づいた

新卒で社会にでたときから、誰と働きたいかでキャリアや部署移動を希望することもなく、仕事は「何をしたいか」を1番に考えていました。
(「誰と働くか」って1mmも考えたことなかった気がする)

それが意外と、自分は誰と働くかで、モチベーションが変わったり、仕事の成果につながったり、物事がスムーズにすすんで、「自分今いいかんじ!」というペースがあることに30歳を超えてきづきました。

そもそも仕事って、自分で上司や部下を選べるわけでもないし、お客さんを選べるわけでもない、たとえ人の相性が悪くても仕事と割り切って成果をあげる、みたいなのが当たり前だと思っていた。(まあそれはそう)

だけど、「本当にそうか?」を考えてみると、それはある種「とらわれ」であることに気づけたのは、今あるコミュニティや自分で友達の仕事を手伝ったりしたおかげで、「あ、自分で働ける人も選べるじゃん」と気づけた。自分の中でも結構な大発見でした。

会社員20年選手だったの10歳年上の夫から言われたことも、

俺は友達とか仲間と楽しく働けるのが1番。
仲間と一緒に仕事してたら、それぞれがやりたいと思ったことをみんなでやっちゃえばいいから、結果一番近道でそれを叶えてあげられると思う

的なこと。(うろ覚え笑)

いいチームができれていれば、その中で各がやりたいことをみんなで叶えていけるのか〜と確かにそうかもと思いました。

であれば、もう家族で仕事すればめっちゃ楽しいじゃん、と単純に思いました。

会社をつくった理由❸
性格上1つのことをずっとやるのが苦手

1つのことをずっとやりつづけることが苦手なので、1こ会社という器をつくって、その中でやりたいことをやれればいいのでは、と思いました。

そんな会社は甘いもんじゃないぞ!と言われればなにも言い返せないのですが、それでもやってみたいことをやらずに終えてしまうのは納得がいかないタイプ。

だからあれこれ手をだして、やめてを繰り返して、コンプレックスを感じていたけれど、それすらも自分の特性だと開き直っています。

これまでもやりたいと思ったら即行動してきた自分だからこそ、たとえ長続きしなくてもまずはそこにトライしてみる。それがいちいち会社に所属する、所属から外れるとかの健康保険の手続き系もめっちゃ面倒くさかったし、それがなくなるだけでもすごく伸び伸びと働けそうな気がしています。

すでに引越し仕事で夫の友人たちとわいわい働いていますが、みんながやりたいことを支える器になったら嬉しい。
キャリアとか年齢に関わらずその人がやりたいと思ったものを素直に応援できる夫婦でいたいなと思います。

今感じていること。

全然後悔はないのですが、もっと働き方にグラデーションがあればいいのに..!.と思いました。
やっぱりやりたかったをことを手放すのは勇気がいりました。
「この場でこの職種でこの環境で成長できる機会はもうないかもしれないよ」と上司にも言われました。
ほんとその通りだと思いました、ほんとその通りだと思ったけれど、私の周りには同じ様にわくわくするものもたくさんありました。
天秤にかけたときに、ぽんと背中を押されたポイントが②で書いた「誰と働くか」でした。

そしてすごく身軽になって何かを手放したら、自然と新しいおもしろいことが舞い降りてきてる!!!
余白ができると視界がひらける感覚があり、自分から掴み取りにいける余裕も生まれてきたりもしてます。
何かに踏み出すことも、何かを手放すことも同じように勇気がいるし、日々「選び取る」「決める」をするのはしんどいときもありますが、改めて自分の人生しっかり握り直すって大事だなと思いました。

久しぶりのnote。やっぱり1年間で人生って全然変化していっておもしろい。
定点観測するためにも目指せnote習慣化!!!

「え、引越し屋なの?!」と言われることがたくさんあり、
会社のことについてはまた書きます。笑

読んでいただきありがとうございました。


この記事が参加している募集

#自己紹介

229,289件

いつもありがとうございます!スキもメッセージもシェアも全部嬉しいです。なかなか発信下手ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします😁