ラーメン食べながら自分のコミュニケーションを省みる
こんにちは、髙橋恵です。
先日、近所のラーメン屋さんでランチをしていたときのこと。
40歳後半くらいのおじさんと、中国人の店員さんが以下のような会話をしていました。
男性:すみません、ラーメンのセットありますか?
店員:ラーメンのセットはこちらのメニューにあります。
男性:普通のラーメンはないの?
店員:こちらがラーメンのセットです。
男性:これ、普通のラーメンで。
店員:かしこまりました、こちらですね。
味噌ラーメンセットお願いします~
男性:あ、ちがう、味噌じゃなくて、、
店員:・・・醤油?
男性:そうそう、醤油ラーメン
という、やりとり。
ちょっと解説を追加するとこんな感じ。
男性:すみません、ラーメンのセットありますか?
店員:ラーメンのセットはこちらのメニューにあります。(メニューを指さしながら)
男性:(そんなの分かってるよ)普通のラーメンはないの?
店員:こちらがラーメンのセットです。(味噌ラーメンセットを指さす)
男性:じゃ、これ、普通のラーメンで。(味噌ラーメンセットを指しながら)
店員:かしこまりました、こちらですね。
味噌ラーメンセットお願いします~
男性:あ、ちがう、味噌じゃなくて、、
店員:・・・醤油?
男性:そうそう、醤油ラーメン
実はこのお店のラーメンセットのメニュー、味噌ラーメンのセットならあるんですが、醤油ラーメンセットがなかったのです。
『普通のラーメン』が、共通認識ではなかったことで、上記のようなすれ違いが起きていたということです。
最初から『このラーメンセット、醤油ラーメンにできますか?』と聞いていればスムーズだったのにな、と客観的にみていて感じました。
こういう日常会話の中で、認識ズレによってコミュニケーションがうまくいっていない、というのが、自分のなかにもあるなぁと感じます。その中での改善点をまとめてみました。
■ 主語を明確にする
これはよくありがち・やりがちなのですが、
「あの件ってどうなってる?」
「そういえば、振込対応って終わってる?」
みたいに聞かれると、(いやいや、何の件?)ってなりますよね。これ、意外と周りの人でやってるのをよくみたり、自分でも(あっ、しまった、ちゃんと伝わってない!)となるシーンがよくあります。。
これ、頻繁にやってしまうと「仕事できない人」認定されちゃうので、お気をつけください。
■ 具体的にする
先ほどの男性と店員さんとのやりとりでもあったように
「普通のラーメン」みたいな曖昧な表現だと、ミスコミュニケーションが発生しやすいです。国や文化の違い、地域の違いで、「普通」って全然違いますから。
私もよく仕事やプライベートで、全然伝わってなかった・・と思うことが多々あります。その度に、気づいて改善するようにしていますが、親しい間柄だったり、急いでいるときには、「これくらいわかってよ!」みたいな感覚で伝えちゃうこともしばしばです。
一方で、仕事ができるな!と感じる人は、前提や共通認識をもたせるのがうまく、しかも言葉がシンプルでわかりやすい・・!
丁寧なコミュニケーションってこういうことかぁ、と学ぶことが多いです。
こういった、よい面、よくない面、両方から学んで、自分のコミュニケーションスキルを磨いていこうと思いました!
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