事業者ドメインがSEOに強いのは、その記事を書く必要があるから
コンテンツSEO、事業者ドメイン、個人ブログオワコン系の話題のメモ。
そのキーワードを対策する必要性を作れ
コンテンツSEOの話題になると、だいたいはメインのキーワードがあって、それに対して「どんなコンテンツを何個作って対策する?」みたいな話になる。
確かにそう。
例えば「転職」に関連するクエリを対策しようと思ったら、キーワード洗い出して、狙うキーワードとか狙えそうなキーワード整理して、コンテンツの方向性決めて、じゃあ記事作っていきましょうってなる。
確かにそうだけど「なんでそのキーワード対策しようとしてるんだい?」がわからないと、Googleさんが仲良くしてくれない。
狙えそうじゃなくて「書かなきゃいけないキーワード」を書くようにしなきゃいけない。
事業者ドメインは、サービス内容を説明するためとか、色々とその記事を書く必要があるから強い。
でも個人ブログは、どれだけ綺麗な動機や思想を並べ立てたとしても、どうしても書きたいから書いてるだけになる。だからちょっと弱い。
本質的にはこの違いがある。
なぜ転職クエリが厳しいのか
転職エージェントの公式サイトだったら、自分たちの事業内容について解説するために「転職の方法」とか「職業ごとの違い」とか「履歴書の書き方」とかの記事を書かなきゃいけない。
「こんな風に転職してもらうために、うちのサービスが役立つんですよー」と、顧客に安全性や信頼性を伝えるために、いろんな記事を書かなきゃいけない。
それならまあ、Googleさん的には「うんうん、事業内容をクリアにするのはいいよね。載せたほうがいいよね」ってなりそう。
でも個人ブログで「転職の方法教えますよ!僕こうやって上手くいきましたから!もっといい感じに働きましょう!」ってなってくると話が違う。
どれだけ綺麗事並べても、それは書きたくて書いてるだけだし、転職アフィリで儲けたいだけってのが誰から見てもわかる。
だからGoogleのアルゴリズムさんは多分こう思うわけ。
「いや、知らんよ。チラシの裏に書けよ。」
ってね。
でもたまに、リクルートで働いてた人とかもいる。その人がアドバイスするなら、ちょっと説得力あるのかもしれない。
「会社にいたときはなかなか組織の中で言えることも言えなかったけれど、個人になったからこそ言えることがある。いや、むしろこれは社会貢献の意味合いでも言わなきゃいけないと思う」
それはあるのかも。なんかありそう。「ふーん、じゃあちょっと喋ってみていいよ」って、Googleのアルゴリズムさんも思うかもしれない。
これが必要性になる可能性がある。
じゃあサブディレクトリサイトはなんなの?
必要性の話題になると、サブディレサイトが問題になってくる。
基本的には、上手くいってるところはやっぱりジャンルを被せてるところが多い。大手メディアなら報道の意味合いで全般の話題に正義があるだろうし、病院のサブディレで脱毛とかやるのは、それこそ必要性を作り出せてる。
「おや?じゃあ今のマッチングアプリのクエリは?」ってなるけど、これも一応答えっぽいものはある。流石にそれを言うような立場じゃないから言わないけど、それなりに理由は考えられる。ちょっとテクニカルなことをやってる形跡もある。
というわけで「その記事を書く必要性」を作りやすい個人ブログのジャンルを考えてみると、人それぞれなにか見えてくるかもしれない。そのとき、あくまでSEOは相対評価だ、ということは覚えておきたい。
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