詰将棋界から女性差別を無くそう

詰将棋界は女性差別の最たるものだ。
定期的に誌上発表する作家は多く見積もって100人前後くらいだろうが、そのうち女性作家は1人いるかいないか。

このままだといつ自称わきまえない女たちに

「クソオスどもが詰将棋界を牛耳ってやがる」

「これだから日本はジェンダーギャップ指数120位で女性の地位が低いままなんだ。欧米でこんな事は有り得ない」

「強い女性棋士が現れないのは女性の詰将棋作家が少ないせいです。
男性ばかりなので、男性向けの詰将棋しかない。
もっと女性作家を増やしてください。
そうすれば女性もどんどん強くなって将棋を支持する女性の数も増えます」

「チェスには女王があるのに、将棋に王しかないのはおかしくない?
玉の代わりに女王を使おうよ。絶対にそっちの方が良いって!」

「番組アシスタントの胸を強調させないでください。性的搾取に当たります。従ってた女性も同罪です。ちゃんとフェミニズムを勉強しましょう」

等と罵られるかわかったもんじゃない。
早急に対策が必要だろう。

トランスジェンダー女性作家を増やす


幸いにも「鮎川まどか」や「松さか子」、「園城寺怜」等、女性名を名乗る作家は若干名いる。今後はそれらを推奨し、心も女性になるよう詰将棋界で盛り上げていくのだ。
「女性のみ看寿賞を受賞する資格がある」
こう規約で決めてもいい。
とりあえずこれで男女比の是正は図れるだろう。



0手詰めを量産する

女性作家が増えたらそれで安泰とはいかない。真の女性と認められなければならないのだ。
ちょっとでも難しい詰将棋を作ってしまうと
「女性の私が解けないのはおかしい。これは名誉男性が作った詰将棋だ」
となる恐れがある。
これを回避するには「誰でも解けた気になれる」
「誰でも役に立った気になれる」詰将棋が必要だろう。

そこで0手詰めの登場だ。
詰将棋には「詰み形を覚える」という役割もある。
それに特化した詰み形だけの0手詰めを量産するのだ。
詰パラの表紙から0手詰めでいい。

そのうち

「どんどん強くなる0手詰め」
「役に立つ実戦型0手詰め」
「○○九段監修 (監修してるとは言ってない)実戦0手詰め」

等も出てくるだろう。

これで1億総名人が誕生し、詰将棋界は「女性差別を根絶した素晴らしい世界」と未来永劫、称賛され続けていくことだろう。




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