仕事の話

たまには仕事の話でも真面目にしてみようかな。

自分の職業についてまず説明しよう。昨年から都内のITベンチャー企業で総務職として働いている。前職は自動車の部品メーカーに9年ほど在籍し、大半を総務担当として過ごした。総務歴で言うと、約2年間の貿易実務での経験を除けば約7年近くになる。まだまだ勉強中の身ではあるのだが、4月からサブグループマネージャーとして庶務周りの管理をメインに担当している、

前職で経験した製造業の総務と現職のITベンチャーの総務はそれこそ動き方が180度違う。それこそ前職では既存の枠組みに沿って動くやり方が主で、業務改善となるとハードルが高くなりがち。何か新しい試みに対しての抵抗感が凄かった。それに対して現職は枠組み自体が定まっていない業務がほとんどなので、担当の匙加減で業務のやり方・内容は大きく変わっていく。良い部分もあるのだが、現職では残念ながらマイナスに働いている部分の方が多い。

前任者が属人的に回していた仕事を"見える化"して組織として対応できるように持っていくのが今の自分に課せられたミッションなのだが、細かい庶務業務1つ1つを改善していくのは実に大変だ。抜本的な改革というよりは日々の改善の積み重ねでより良くしていくことの方が多い。

「70%の力で120%のパフォーマンスが出せるような組織」にしていくのが今の自分が組織を通じて抱いている目標だ。個人の目標とニアリーイコールでもある。先々の自分が楽して仕事を回していくための仕組み作りをすることが、何よりのモチベーションにつながる部分もあり仕事の効率化や活性化に繋がっている。

「総務だからこうしなきゃいけない、ああするべきだ」
そういう古臭い固定概念を破壊して、新しい働き方をどんどん取り入れていきたい。いずれはテレワークメインでリモート中心で業務を回すことだって不可能ではないと思う。そうするためには今自分は何をすべきなのか。考えても尽きないし、それを考えることが今はとにかく楽しい。

総務というのは地味で泥臭いイメージがつきものだけど、社内の仕組みを大きく変えるきっかけを作ることができる面白い仕事だ。それこそ自分の天職だなと思っている。

今は半端なく忙しいけど、仕事が本当に面白い。
そんな仕事に関する戯言でした。明日も精一杯がんばります。