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【カナダ編】五大湖にペリカン!嵐のキャンプで気付いたこと
前回、家族旅行で訪れた、カナダ、オンタリオ州、エリー湖に突き出したポイント・ピーリー国立公園の魅力を紹介させてもらいました。
はるばる2000キロ以上、高速を爆走した旅。
初心者バーダーとしては、まだ見ぬたくさんの鳥たち(Lifer/ライファー)との出会いを期待していたのですが、
まさかの嵐と、子ども連れで初キャンプ、という事情により、
新たに出会えた鳥は、
American White Pelicans(アメリカシロペリカン)の一種のみでした…。
しかし、ガッカリするなどとんでもない!
野生のペリカンなんて、初めて見ました!!
その上、ペリカンは熱帯に生息するものと思い込んでいたので、
まさかのエリー湖で、完全なる不意打ち(笑)
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ちなみに今回の旅、雨の止んでいる間は、ずっとカメラを持ち歩いたのに、あまり写真が残せませんでした。
なぜだろう、と振り返ってみると…
5歳の娘と手をつないでいたのでした(笑)
(大量に飛んでいる小さな虫を怖がり、暴れ回って、半泣きになっていた娘…)
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岬でペリカンを見た後、キャンプ場にチェックイン。
レンジャーさんに天気予報を聞くと、thunderstorm(サンダー・ストーム/雷雨)が夜7時頃から朝まで続くということだったので、
それまでに、何とか慣れないバーベキューと、キャンプファイヤをやり遂げました。
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7時ごろになり、いよいよ雷が鳴り出しました。
サマータイムで空は明るいものの、雨雲が濃くなり、雨もだんだん大降りに。風の音がゴォーゴォー鳴り響きました。
ランタンの明かりの下、落ち着かない気持ちで外の音を聞いていると、急に携帯に緊急メッセージが(地震警報みたいなやつですね)。
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TORNADO(トルネード)って、
こんな簡易テントにいて大丈夫か・・・!?
まったく心配していない様子の夫の横で、
近くの建物に避難した方がいいだろうかと1人オロオロしていると、
ずぶ濡れになったレンジャーのお姉さんが、テントまで歩いて説明に来てくれました。
「心配だったら頑丈な建物に避難できるけど、ふだんは問題ないよ」とのこと。
ホッと安心。
落ち着いて考えてみると、確かに風の音は大きく聞こえるのですが、暴風や雨粒がテントにたたきつける音が全然しないんです。
森の中では、うっそうと茂る木々が緩衝材になっているのだ、と気付きました。
外を覗いてみると、ロビンも雨の中いつもと変わらぬ様子で地面で餌を探しています。
1時間ほどして少し雨が和らいだので、子どもたちと一緒に懐中電灯を持ってトイレへ。
すると、すでに薄暗い小道に、何匹もカエルが跳んでいる🐸🐸
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女子トイレ脇の岩には、ヘビの姿も見つけました!
雨で活発になったカエルを狙っていたのかも。
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なるほど、嵐が来ても、森の中は穏やか。
そして、乾いた森では姿を潜めていた生き物たちが動き出す。
一晩、嵐のキャンプを体験してみて、初めて気づくことができました。
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雨が降ったら、キャンプもハイキングも、バードウォッチングも楽しめない。
と、ネガティブなことしか考えていなかった自分が、なんだか可笑しくなりました。
好天だろうと、悪天だろうと、自然はいろいろなことを教えてくれます。
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たった一晩のキャンプを終えて、雨上がりのポイント・ピーリー国立公園を後にしました。
6時間半高速を爆走して、何とか日暮れまでにナイアガラの滝にたどり着くと、そこでも圧巻の自然が出迎えてくれました!
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最終日、ニューヨークへの帰り道に立ち寄った湿地では、アメリカのシンボル、Bald Eagle(白頭鷲)が飛ぶ姿を間近で見ることができました。
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家族旅行では、バードウォッチングや写真撮影は理想通りにはいきませんが、
家族と一緒に出会う自然や生き物はまた格別です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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