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海が見たい

住んでいるところは至って普通のベッドタウンで、どちらかというと山の方が馴染みがあるくらいだったのですが、ニュージーランドで海を撮ってからは定期的に海に行くようになりました。

これまでも何度か湘南・江の島には足を運んでましたが、長谷寺のアジサイや稲村ヶ崎からの眺望、江ノ電の走る風景ばかり撮っていました。

改めて夕暮れの浜辺にいると、色の鮮やかさ、反射する光の美しさに見とれます。これはどう工夫しても写真より実物の方が格段に良い。遠浅だとベールがもっと長くなったんですが、こればかりはどうしようもない。

湘南・江の島が好きなのはこの風景が撮れるからです。もちろん天気次第ですが。単焦点派なので、この写真は換算137mmで撮っていますが正直70-200mmがドンピシャだと思います。

富士山を切り取るのも、江の島と右側の道路を両方入れるのも70-200mmなら余裕そう。XF50-140mmを買うしかない。

元々空を撮るのが好きで、そこから風景に手を伸ばしたんですが、最近は自然の風景だけだと物足りなく感じるようになりました。人工物との対比がないとやっぱりスケールが出にくいな、と。

もう一つ、ガッツリ編集するのを躊躇わなくなりました。富士山の下の方に雲がかかっていたので、浮世絵っぽくしてみたくなって上の写真になったのですが、こういう編集はやってて面白い。

結局のところ撮るのも編集するのも楽しいかどうかなんじゃないかな、と思うようになりました。あったものを消したり、なかったものを入れたりするのが楽しいなら是だし、つまらない、ポリシーに反するなら非でいい。それを他人の作品に求めなければ。

以前は「あったものを消すなんて写真じゃない」と思ってましたが、夜景、特に星を撮るようになってあっさりポリシーを変えました。これもセンサーダストが盛大にあったので、かなり消しました。

と、だんだん話がずれてきましたが、『海はいいぞ』ってことと、『ガッツリ現像するのもいいぞ』ってことかな、言いたいこととしては。

問題は撮る→現像するで手一杯になってnoteやTwitterに上げるのが億劫になってることくらい。アップまで集中切らさずにできる方が羨ましい…orz

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