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2021/06/27 Sun

また朝までボイチャしてしまった。今日映画を観に行くのは無謀なので、大人しく写真展を回ることにする。
とはいえ今どんな展示をやっているか全く調べていないので、当日に検索するぐだぐだっぷり。それでも定期的に足を運ぶギャラリーはどれも面白そうなものをやっていたので、全て回ることにした。

最初は新宿のリコーとオリンパス。
パリのスナップは時代性もあって新鮮だった。エッフェル塔を見ると凱旋門を想起し、そこからEuroネルフかリボルバーカノンを連想するのは俺だけだろうか。俺だけだな。

次に東京駅へ。富士フイルムの拠点がある関係で割と来ることが多くなってしまった。
その富士フイルムイメージングプラザではHASEO氏の写真展が開催されている。

写真としては正直全く参考にならない。合成もなしにこんなものを撮るのだ。
機材と旅費に金を積むのが精一杯の身としては、モデルや服飾に金をかけることはできないし、そういうポートレートを撮ろうという気もない。

だが芸術作品として筆舌に尽くしがたいものがあるのはわかる。
GFX100Sと80mmF1.7で撮影された作品が多かったが、やはり中判の描写力はケタ違いだった。

キャンバス調のペーパーなのもあって一層映える。
中判で風景を撮ることへの憧れは捨て切れないが、使いこなしている人の作品を見ると俺にはまだ早いと感じるところは否めない。

ボディとレンズの性能を完璧に引き出すには相応の下準備が必要なのだと思い知らされる。

キャプションボードの言葉にも感銘を受けたが、これは是非足を運んで見てほしい。

東京駅近辺でも探せばこんな場所がある。
結局人間なんてのは、身なりが良くても根っこの部分は皆同じなのかもしれない。

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