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2022/10/28 Fri

いつもなら車中泊だが昨日は予期せぬ残業で思っていたよりも遅くなってしまった。そういうわけで仮眠を取ってから出発することにしたのだが、ケチって深夜割が適用できる時間に高速に乗るために3時間ほどしか寝られなかった。
だが早く着いても華厳滝はエレベーターの営業開始が8時だし、日が差し込まなければ虹も出ない。ガッツリ車中泊ではなくとも寝る時間は確保できる計算だった。

計算外だったのは朝6時だというのに車の出入りがあったこと。まあ俺もその時間に停めたので先に停めてる人からすれば同じだろう。
どのみち八丁出島に日が差すまでには時間があるはずだった。パッと撮って移動できれば仮眠も取れただろうが、そういや去年も修学旅行生が開店と同時に来ていたね。

仮眠は帰りまでお預けで半月山へ行き、展望台から八丁出島を撮った。
前回はナショジオのバックパックしかなかったが、今回はガチ登山している人に間違われるような装備で来ている。展望台から山頂までは0.2kmと書いてあったのでついでに半月山にも登ることにした。
スタート地点が直下の駐車場なのでとても登山としてカウントできるものではないが。

装備をきちんと整えると快適さが違う。うなじを拭うと手がびっしょり濡れるくらいには汗をかいたが、後続に道を譲って岩に腰掛けて休んでいると不思議と充実した気分になったので湖畔から登るのも良いかもしれない。
もっとも体力面では無謀だと思うので、次は中禅寺湖展望台から半月山を狙うのが無難だろう。

GF20-35mmが寄れるのはこういう時に助かる。最初は近接だからとGF120mmを選んだが、前後がボケすぎてしまった。広角ならF4でも被写界深度を稼げる。

展望台から下りてそのまま帰ればよかったものを、湖畔を散策してしまったのは半月山のテンションを引きずっていたからだろう。おかげで帰りは何度も渋滞に捕まった。
いろは坂では一時停止と徐行を駆使していたくせに直線になると法定速度を忘れるチョクセンバンチョーがいたり、渋滞しているのに名古屋走りした挙げ句煽り運転レベルで車間距離を詰めているトラックを見たりとなかなかの地獄だったが無事に帰れたのでもう忘れよう。

今年の日光の紅葉はひとまずこれでおしまい。裏見の滝と寂光の滝は撮っていないが、日光市街に近いので見頃はもう少し先だろう。富士山周辺と時期が被りそうなので残りはそっちで撮るのに時間を使う予定だ。

日光は風景として撮るには良いが、紅葉だけに絞って撮るには近づけない場所が多い。歩けば行けるのだろうが整備されている山中湖・河口湖と比べるとリスクの高さが洒落にならん。
中禅寺近くの土産物屋に置いてあったクマの剥製らしき置物を見るとそう判断するしかない。

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