快適な車中泊と撮り直し
気づいたら10月も下旬。標高が高い地域は紅葉が進んでいる。去年は手に入れたばかりのGF20-35mmの実戦初投入が18日だったが、今年の紅葉は遅いらしいのでちょうどいいだろう。
そういうわけで早番の日に定時で退勤して日光へ。今回の目的は2つ。
一つ目が先日のPrimeセールで手に入れたこのマットを車中泊で試すこと。もう一つは昨年12月に仲間入りしたGFX100Sで日光を撮り直すこと。
結論として車中泊は段違いで快適になった。やはり車の固いシートの上に直接寝袋を広げるより、手間と金をかけてもマットはあった方が良い。
想像以上の冷え込みで起きることになったが、ダウンのアウターを掛けてたらたぶん寝過ごしていたってレベル。事実起きてから体が痛むことは全くなかった。
やらかしとしては星がよく見えたので明智平と中禅寺湖で停車したことくらい。撮るなら撮るでソフトフィルターも入れれば良かったのだが、あまり時間をかけていると睡眠時間が足りなくなる。
結果、星の存在感が希薄な星景写真ができあがってしまった。拡大すればたくさん写ってるんだけどねー。
50S llとの差が分かる人はいないだろう。撮ってる俺も分からない。だが自己満で撮る以上は妥協すべきでないのだから、そのとき撮れる最高画質で残しておくのが正解。
幸い華厳滝は色づきも良く、天候にも恵まれて満足いくものが撮れた。
その後は湯元に車を停めて湯滝の鑑瀑台までハイキング。湯滝だけなら有料だが観瀑台直結の駐車場があるのだが、スノーハイク用に買ったストックが階段の昇降にどれだけ効果があるのか確認する目的もあって歩いた。
これはやって正解。足の疲労感がかなり違う。鋸山のイベントでも間違いなく必須だろう。
本当はそのまま戦場ヶ原をハイキングしたかったが、ここはスノーハイクで100Sを使ってることと時間的に半月山を諦める必要が出てくることから断念。
半月山はいつも通り一番上の駐車場から展望台までのルート。その下の中禅寺湖展望台からも行けるし、何なら湖畔からのルートもあるが全く登る気にならないのは時間の問題とあくまで撮影がメインというスタンスのためだろう。
駐車場から展望台までは案内板によると0.6kmらしいが絶対に地図上の直線距離だと思う。そう言いたくなるくらいには山登りしている感を味わえる道だ。
帰りはさすがに脚にきて転びそうになったがストックのおかげで踏ん張れた。
なお八丁出島は雲のせいで日が差してない時間が多く、差したタイミングでは三脚を使うカメラマンもいてベストポジションが取れなかった。
まあトリミングすりゃ何とかなるだろ、って思えるのは50S llにない大きなメリット。
残念ながら湖畔のメープルというレストランは半月山に行く前も行った後も駐車場が満車だったため、遅めの昼食はコンビニに決定した。
どうせ時間もあるし、と帰りは下道を選んだがこれは何とも言えない。節約という意味では意義があったが疲労を考えると速く帰れる方を選んだ方が良かったかも。
とりあえず秋の日光はこれで撮り直し完了。冬も撮ってるのであと半年は別の場所へ行くことにしよう。
まずは富士五湖の紅葉、雪景色は買ってから松島に行ってないけどどう行くかで迷ってる。新幹線しかないけど荷物の量が量なので、新幹線に乗るまでのハードルが高い。四大観のうち一つを捨てれば、と思ったけど秋保大滝はけっこうガチの下りだしなぁ。
松島に関しては検討中にして、もっと手近なところにするかね。
車を維持できるくらいの給料だったらと思うことが増えているので、転職するしかないのかもしれない。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださってありがとうございます! 写真や文章を気に入っていただけたらフォローしてもらえると嬉しいです。サポートいただいた分は機材の購入や旅費にあてさせていただきます。