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一級建築士製図試験、合格へのアドバイス

先日、たまたまこれから製図試験を始める人からアドバイスを求められ、Twitterでそのときのアドバイスを少し紹介しました。今回はその増補版として、一級建築士製図試験をこれから控える人に向けたアドバイスをまとめました。

上記のようなアドバイスをする理由を、もう少しデータを踏まえて(とはいえ、当時の私のノートや記憶を頼るものではあります)、その根拠を紹介したいと思います。この根拠を知ることで、製図試験という仕組みを理解でき、合格しやすくなると思います。

またその上で、ここさえ抑えれば合格できるというポイントも紹介しています。こちらで紹介するポイントは、どの資格学校でも教わる内容なので、読んでも「な〜んだ、そんなこと」と思うかもしれません。ただ、そんな当たり前のことさえ押さえれば、製図試験は合格できます。

ちなみに私は一度、製図試験に落ちています。それを踏まえて書いた内容になります。先に私の受験歴をご紹介します。

  • 令和2年度:学科合格

  • 令和2年度:製図不合格(ランク2)

  • 令和3年度:製図合格

こちらのnoteは有料となっています。ランチを私に奢るつもりで購入していただけるとありがたいです。ランチの値段にしては有益な情報が入っていると思います。下記の内容をこのnoteではご紹介しています(価格は順次改定します)。

  • 合格への最短ルートと、その理由

  • 合格するために、製図試験で押さえるべきポイント

  • ランク2を取った時の再現図

  • 合格した時のエスキス用紙

  • 資格学校以外で役に立ったサービスなどの紹介

  • フリーハンドで作図している様子を撮影した動画(当時のもの)

  • 資格学校で解いていた課題の解答用紙(作図のクオリティの参考として)

価格に見合った内容を紹介していると思うので、気になった人はぜひ購入していただければと思います。ちなみにこちらの記事は、下記のような人におすすめです。

  • 製図試験の不合格経験者で、今年こそは合格したいけど、合格する方法がいまだによくわからない

  • 製図試験の対策のためにベストな資格学校を知りたい

  • 製図初受験で右も左もわからない(初受験の方は、作図のスピードがついた8月中旬から下旬あたりに読んでいただいた方が響くかもしれません)

それでは、気になった人は先にお進みください。こちらの記事はかなり長いです(12,000文字以上あります)。目次をつけているので、気になる部分だけ読む感じでもokです。

ちなみに、記事を購入した上で、私が運営する私設図書館の開館日にご来館いただければ、製図試験のアドバイスすることも可能です!私がいない時間帯もあるので、事前に私設図書館のインスタグラムのDM等からご連絡いただけると確実です。


製図の資格学校は日建か総合を選ぶ

合格への最短ルート、それは「製図の資格学校は日建学院が総合資格を選ぶ」です。ほぼ、これが結論になります。この内容で満足すれば、以下は特に購入していただかなくてもokです。理由も知りたい!という方は、続きをお読みください。

製図試験は相対評価の試験であることを理解する

製図の資格学校の選択は超重要です。私はTACで合格しましたが、合格した年は、日建に通っている友人と課題を交換していました。なぜ、資格学校の選択が超重要かというと、製図試験はあくまで相対評価の試験だからです。

製図の合格率は3~4割程度ですが、逆にいうと、どんなに受験者の出来が良い年でも、出来が悪い年でも、3~4割の合格者を出す必要があります。仮に、日建や総合が試験問題の読みを外したとしても、製図試験の受験者は日建や総合に通っている人が多いため、この2校の受験者から一定の合格者を出さないと、全体の中で3~4割の合格者を出すことが難しくなります。

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