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A logical dedication

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北川貴英が書く雑感。「誰だお前?」という人向け
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2018年7月の記事一覧

メメント・モリなんて言われてもね

メメント・モリなんて言われてもね

メメント・モリ。死を思え。

明け方頃に街を出歩くと、夜の名残を生々しく感じることがある。小動物の死骸が転がっているからだ。でも地域の清掃員の皆様方の手によってそれらは出勤時間には綺麗サッパリ片付けられてしまっている。

これだけ死が日常から切り離されてしまった時代もなかなかないだろう。
死を間近に感じることなんて、ほとんどない。いいとこ親族や友人の最期に接する時くらい。それもごくたまになので、死

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ノストラダムスほどでもない小予言

ノストラダムスほどでもない小予言

我が家のコンポストのゴーヤ。水をやらねばじきに枯れるであろう。

我が家の新聞受け。毎朝新聞を取らねばじきにいっぱいになるであろう。

もし汝がこの夏、一切風呂に入らず、着替えもせねば、じきに耐え難い悪臭を放ち、全身を小虫が這いまわり、ありとあらゆる友人知人に見放されることであろう。

私は断言する。これらの予言はすべて成就すると。

ノストラダムスほどでもない小予言。

確かヴィパッサナー瞑想の

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重いやつは重い

重いやつは重い

何度もnoteに書いている通り、私は絶賛ダイエット中だ。

たまーにテレビや雑誌に出るし、そうした時におっさんメタボ体型だと、「健康が云々」とか語ったって説得力に欠ける。システマのイメージを傷つけてしまいかねない。「見かけは9割」というくらいだから、そこそこの容姿のぼくでもせめて体型くらいは気をつけておきたい。そもそも40代は太りだす時期なので、一緒に太るわけにはいかない。おしゃれシステマを標榜す

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法人とは

法人とは

作ってみてはじめて分かったのだけど、「法人」という概念を理解するのに一番近いのはジョジョのスタンドではないかと。

自分の精神の具現化でありながら自分ではない。自分の一部でもない。

ただ傍に立つ見えない存在。うまく使えば本人を助けるけど、下手すると自滅も招く。

法人を立ち上げて色々手続きしたりするたびに感じてたこの感じは「スタンド」の概念で説明できる。

個人事業主はどこまでいっても「波紋」の

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日記って

日記って

続くものではないけどnoteはなんとなく続いているねえ。

これはなぜだろうか。

やっぱり反響を期待しているからかね。

へそ曲がりの王道

へそ曲がりの王道

僕はどうもへそ曲がりで。

例えば技なら、相手が知らない技をたまたま自分が知っていてかかる、というのはあまり気持ちよくない。

同様に、自分のフィールドに入ってきてくれた相手に自分のやり方が通用する、というのもたいして気持ちよくない。

どっちもなんかズルい気がする。

でも相手より多くを知っていること、相手を自分の土俵に引き込むこと。それらは間違いなく努力の成果であり、立派な技でもあるのだけど。

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オサレ靴のトランスフォーム

オサレ靴のトランスフォーム

僕もぼちぼちオサレ靴を履きこなさねば。

そう思ってオサレ靴を購入。履きやすいしいい感じ。

何より適当なコーデでも、スニーカーが革靴になるだけでしまる。外人のかたがよくやってますよね。

でもやっぱニューバランスは歩きやすいのよねえ。

オサレ靴は革靴でしょ。だからコンディションがコロコロ変わる。買った時はきついくらいだったのが、ちょっと履くだけでゆるゆるになったり。

この変形ぶりにみんなはど

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身近な異分子さんがいるのがいいね

身近な異分子さんがいるのがいいね

一つの方向性でまとまる。

それって良いことのような悪い事のような。

まとめようとすると、必ずあぶれる者がでる。

そいつが分裂を引き起こす。分裂してそれぞれが新しい方向性でまとまろうとして、また分裂する。これを繰り返して、細切れになって、結局全体が縮小する。これは誰にとってもメリットはない。その業界そのものをライバル視している人達が喜ぶだけ。そういう事例はたくさんある。

こういう歴史から学べ

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野郎の自炊

野郎の自炊

一人暮らし期間ってことでなるべく自炊するようにしている。

なぜか。外食だとなんか物足りないし、うまくてもちょっと心に引っかかるものがある。その向けどころが外食だとお店になるけど、自炊だったら自己責任だ。

まずかろうとあたろうと自己責任。

そのスリルがいいね。

とはいえ、大したもの作らないのだけど。

肉を焼いたり似たり、はさんだり。

動線的に外食せざるをえない日は、サンドイッチを作っても

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脳化するAI、bot化する脳

脳化するAI、bot化する脳

昨日、なんとなく書いた「bot化する人」っての、なかなか怖い概念だと思った。

僕でさえ何度も同じような内容を説明したりするとき、定型文がするする口から出てくるように喋れて、難解なことを説明している割にたいして頭つかってない気がすることがままある。

質問に対してもよどみなく答えられて、ちょっとした笑いもとることができる。でも頭の中の定型文や自動応答文を組み合わせているだけなので、やはり知的負荷は

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書類関連めっちゃ手こずる

書類関連めっちゃ手こずる

会社を作ると役所に提出する書類がめっちゃ増える。

まあ出しやすく工夫されてはいるのだけど、ぜんぶイチから勉強してやるわけだから、その勉強が面倒。

書類多すぎ。クラウドやマイナンバーを活用すれば一括処理できそうなものなのに、なんでこんなに紙の書類が必要なのよ。

AI化で真っ先に不要になるのは、士業だと言われている。

書類を適切に作成して処理するだけなら、真っ先に自動化できるもの。

ってかA

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風呂が壊れた

風呂が壊れた

先日、風呂が壊れた。

追い焚きができない。「おいだき」スイッチを押してもすぐ追い焚きがストップしてしまうし、何やら風呂の奥のほうがカラカラ異音がする。

うちは朝と夜、1日に2回風呂に入る。夜は身体の汚れを洗い落とすため、朝は目覚めるため。だから朝の追い焚きが欠かせない。

というわけで修理を依頼したのだけど、やってきた業者は3時間かかってコントロールパネルを交換して帰っていった。

これで直っ

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若手起業家vsおっさん起業家

若手起業家vsおっさん起業家

ずいぶん前、フリーライターとしていろいろ仕事してた頃。

某媒体の依頼で、若手起業家を取材して歩いたことがある。

それでわかったのは、お金を集めるのに妙に長けたやつが世の中にいる、ということ。どういう手口か定かでないが、ガンガンお金を集めてくる。でもって大学生の身分で渋谷区松濤にでっかいオフィスを借りたりしている。で、何を生み出したかというと何も生み出しておらず、ただお金を集めてくる。

ビジョ

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おっさんはキモくない

おっさんはキモくない

いま、同じテーマを扱った対談本を2冊同時に読んでる。

一つは紙、もう一つはKindle。

バッグからその時取り出しやすい方を読み進めている感じ。

紙の方は「働き方改革」への提言。堅実に組織の歯車としてどう生きていくか、それをどう確かなものにするか、という内容。

Kindleの方は「好きなことやり尽くして仕事にしようぜ」という内容。

両極端である。

僕は現実的に後者に属してしまうため「う

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