青山学院大学全学部入試の現代文【大学入試現代文analyze㉚】
前回の分析
〇マクロ分析【問題構成など】
・年度別の得点分析
青山学院は関東の私大の中では細かくデータを出している大学である。
ここからわかるのは、
合格者最低点が77%程度であるということである。つまり、ミスができない入試である。
・設問別分類
・【分析】
①選択肢問題と空欄補充問題が中心
②空欄補充問題も四字熟語などが絡む。
③漢字問題の出題数も含め、語彙力が大事。
〇ミクロ分析【文章/設問の分析】
<文章>
大問1
大問2
【分析】
・文章量 : 標準的
→大問1と2の合計で6,500字程度。文学部など一部の学部では三題解く必要があるが、多くの学部で70分で二題なので、むしろ「やや少なめ」かもしれない。
・文章の傾向:ランダム
→基本的にはランダムな出典。傾向は気にしない。与えられたものを読む。
<設問>
【空欄補充】
全体的に語彙力がないと対応できない問題が多い。
【選択肢問題】
<換言問題> 70%
<理由説明> 15%
<内容一致> 15%
→ 比喩換言や定義語換言が多いが、例を考えたりするものも1題程度出る。
〇対策法
・想定時間配分
試験時間:70分
→三題解く場合は50分程度を目安に。
・解答作業について
文章を読みながら解くことを勧める。頭からガンガン解いていくことをおすすめする。
・タテ?ヨコ?
タテ(過去問を古い年度まで掘り下げて実施)でいいだろう。過去問を日程・年度に拘わらず解きまくることが良いだろう。
以上。次回は法政大学の分析です。
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