緊急事態宣言下での休業手当と失業保険
2020年4月7日、都内のタクシー会社が、失業保険をもらってほしいと600人に及ぶすべての社員を解雇しました。突然の全社員解雇に驚きの声が各地で上がりました。この処遇に対し賞賛の声が聞こえる一方で、いきなり解雇することへの非難の声も上がっています。
会社からしてみれば、休業手当を払い続けることで生じる費用の増大で事業の存続が出来なくなる可能性を少しでもなくしたいという考えのことだと思います。片や社員としては、どんな形でも失業という最悪の状態にはなりたくないというのが心情だ