複雑に考えない(2017年10月18日配信)
あるの朝のこと。
お客様のところへ向かう途中少し時間ができたので、スターバックスによってコーヒーを飲んでいました。
高田の目の前に座った、外国の老夫婦。
東京の地下鉄路線図を広げてなにやら話し込んでいます。
なんとはなく聞いていると、
「明日は横浜だから今日はどこへ行く?」
「JRに乗りたいけどここからどうやっていくのかしら?」
「一旦東京駅へ戻ったほうがいいんじゃない?」
てな感じです。
観光でいらしたんでしょう。
でもふと気づきました。
話しているのは奥様のほう。
それも、一方的に。
ご主人はむっつり黙ったままコーヒーをすすっています。
なんだかおかしくなって高田はすっかり観察モードに。
聞いているのに何も答えないご主人に奥様は特に文句を言うでもなく、独り言のように話しています。
そして路線図を眺めていたご主人がついに一言。
「複雑すぎて、ようわからん」
爆笑しそうになるのをおさえるのが大変でした。
しばらくすると、奥様が地図を畳んでバッグの中に。
二人仲良くお店を出て行かれました。
・・・これからどこへ行くんだろう。
いつか高田も初老になったら、あんな風に海外でのんびりと観光するのもいいなと思いました。
リタイヤ後の人生をどんな風に過ごしたいですか。
高田はやっぱり、社長満足に向けて経営者の皆様に寄り添う存在でありたいなと思っています。
初老までそんなに年数がないことは気づかないふりです(笑)
複雑に考えちゃだめですよね。
経営も同じかもしれません。
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