『人生に絶望したあの日』〜HSP幼稚園児は痛がるポイントが違います〜
-後日-(おまけ)
「カァー、カァー、
うり姫様が、さらわれた、カァー、カァー」
学芸会で与えられたセリフはコレだけでした。
恥ずかしがり屋のくせに目立ちたい気持ちも持っていた私ー
学芸会の時にはキレイに傷が治っていたので
“なんだよ〜これならお姫様出来たじゃん!”
と、自分の愚かさを棚にあげて先生をちょっぴり恨みました。
その小2か小3のお姉さんの名前とか全然覚えていないんです。多分何回か遊んだことがある、くらいの仲だったと思います。
自転車に乗せてもらって…
あ、どういう状態か伝わりましたか?
『魔女の宅急便』でキキがトンボの自転車の後ろに乗って、顔が地面に着くくらい体をぐーーっと倒して自転車をコントロールするシーンがありましたが、
あの体勢です。
あれ、もうちょっとでキキも私と同じ運命辿るトコですよ!トンボ!女の子に何させるんだよ!危ないなぁ。
そう…私は自転車に乗りながら顔をアスファルトでガリガリーってされて、
自転車でガリガリされた後、お姉さんとどういう会話をしたとかは全く覚えていないんですが、その場では痛がったり泣いたりしなかったと思います。
1人で帰って、家族に見つかる前にそーっと洗面所の鏡で自分の顔を見て、自分の人生に絶望して泣いたのをとても覚えています。
顔より胸が痛かったんですねぇ…。
その後無事にマユ毛は生えましたが、心なしか今でもケガをしたマユ毛の方が薄い気がします。
でも無事にお嫁にもいけましたので、もしもタイムマシンがあったら泣いている私に
「お嫁に行けるから安心して!」
と言ってあげたいですね。
(その前に2人乗り止めてあげて!)
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