『HSPかるた』の『ゆ』〜兄の字が汚くて先生に怒られた話o(`ω´ )o〜
12歳上の兄は発達障害(自閉症スペクトラム)で相貌失認(そうぼうしつにん)です。
それが分かったのは兄が55歳の時ー
同じときに2番目の兄も発達障害(自閉症スペクトラム)だと分かりました。
この時2番目の兄50歳ー
兄たちが発達障害と分かった時、それぞれに
「お兄ちゃんは発達障害ってやつみたいねん。それは障害とゆーか生まれつきの特性で、人より苦手なことが多いかもしれないんやけど、なんか人と違うかも~ってことある?」
と聞きました。
その時上の兄が、
「実は人の顔あんまり分からんねん。家の中やったら家族だけやから声で分かるけど、外で会ったら れれこ のことも分からんねん。お兄ちゃんって呼んでるから “あ、れれこか” って分かる感じ」
「みんなそんなもんなんかな~と思ってたけど、前テレビで相貌失認ってゆーのやっててコレや!って分かってん」
と言ったのです。
え~⁉人の顔分からんの~⁉Σ(゚Д゚;エーッ!
兄は55歳まで誰にも言わずにいたのです。
聞かなかったら一生言わなかったかもです。
それを聞いてから思い返すと、用事があって長男の職場に寄って声をかけた時、確かに一瞬変な間があったなーとか、
小学校の時の笛の宿題でお兄ちゃんにサインしてもらったのに怒られたけど、小学生の字にしか見えなかったってことなのかなーって思ったりして。
発達障害+相貌失認と聞いてから兄が書く名前などの漢字を注意深く見てみると雰囲気で書いてるのが分かるんですよ。
“漢字があやしい”“字がキョーレツに汚ない”のは相貌失認の影響ではなく、もしかしたら学習障害(LD)という可能性もあるのですが、兄は細かな検査はしてないので分かりません。
昔は今みたいに発達障害やHSPなんて知識なかった訳ですし、時代的に小学校でもビンタとか体罰ガンガンだったし、
“宿題をしていないのに自分でサインして誤魔化そうとした子供を叱った”
という先生の正義であり教育だったんでしょうけど…
私ちゃんと宿題しましたからー!
いきなり叱られて傷付きましたからー!٩(๑`^´๑)۶
母子家庭のお母さんが入院中に、発達障害のお兄さんがHSP小学生の笛の宿題のサインをして起こった昭和の悲劇、です。
まぁ、上のカルタの読み札で「許すまじ」と書きましたが、今も恨んでるとかそーゆー負の感情はありません。
でも傷付いたとゆー事実。
私も旦那さんに対してついつい“絶対そう!”と思って決め付けちゃうことがあるので、まずは確認しなきゃな〜と思います。
あ、ちなみに相貌失認のオタク兄ですが、
アニメキャラの顔は分かるそうです。
(兄はジブリキャラの模写とかも上手いです)
なんでだろう〜不思議~⤴︎ʕʘ‿ʘʔ
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