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サントリーのビール事業は45年赤字だった

こんばんは東海林です。

少し前に講演会でサントリーのビール事業の話しを聞いたので調べてみました。
その時に聞いたのはサントリーのビール事業が45年間赤字続きで、46年目にして黒字になったというものでした。

サントリーのビール事業は1963年、2代目社長の故佐治敬三が始めた。同事業への参入を創業者の故鳥井信治郎に伝えた際、「やってみなはれ」と言われた逸話は社外でも有名だ。失敗を恐れず、まずは行動し、いろいろ学びながら改善していけばいい、という考え方である。
 そんなチャレンジ精神を象徴するビール事業が2008年に初めて営業黒字に転じ、市場シェアも3位となった。原材料の高騰で競合3社が7月にビールを値上げしたなかで、9月まで価格を据え置いたことの効果もあった。だが、黒字化とシェア拡大の最大の要因は高額商品の「ザ・プレミアム・モルツ(プレモル)」を年間1000万ケース(1ケースは633ミリリットルの大瓶で20本換算)を超す基幹ブランドに育成できたことに加え、プレモルで提案した「ビールの味をじっくり楽しむ」という飲み方を新ジャンル(第3のビール)商品にもうまく応用した点にある。-https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20091116/340604/

サントリーといえば、ビールでいえばプレモル、発泡酒でいえば、金麦ジョッキ生の印象が強いが他にもたくさんの種類がある。

少し前に飲んだ「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール サファイアホップの恵み」もプレモルよりもフルーティーな飲み心地で個人的にはプレモルよりも好きだった。

もう販売終了しているが、「サントリーブルー」も飲みやすさに驚いた。

佐治社長が語っていたこの言葉。

『「お客様から支持されてこそ売れる」
という当たり前のことに気づくのに45年もかかった』
佐治信忠 社長

自分でも事業に取り組むようになって、自分本位になったり、周りがみえなくなったりすることが多々あると実感している。

「鳥は空気が見えない。魚は水が見えない。ヒトは自分が見えない」

お世話になっている方に、教えて頂いた格言だ。

できている気になっている時が一番危険。

いつも、自分のうまくいっている原因、そうじゃない原因を抑えることが大事だと感じた格言だ。

佐治社長の言葉から自分を客観的に見て変化のスピードを上げることの大切さを学んだ。
今、お世話になっている方々から学べることが本当にありがたいと感じた。

圧倒的な結果で見せてくださる方、幅を広げてくださっている方、目の前でリスクを取る面白さを見せてくれる方、いつも感謝です。


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