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②未来把握

①では、何故学習しスキルを上げなければならないかということを学びました。

今回のセッションは【未来把握】です。MUPのWEEK2となります。


結論【ホワイトカラーの大リストラ時代】

ということで、まず導入として、なぜこのセッションを設けているか?

それは、Whyを知らないと危機感がもてなく、危機感がもてないと自己変革できないからです。私も含めて、皆さんも意味がないことはやりたくないのではないでしょうか?「なんのために」「どうして」がわからなければ、人は行動しません。そのWhyの部分を理解するためにこのセッションがあります。

正しく未来を把握しなければ多くの人が備えません。

例えば【いつか地震が来る】と言っても備えませんよね?しかし、【1週間後に地震が来る】と言われたらどうですか?

現在の日本の状況は、

【自己変革してスキルを身につける】or【リストラ・廃業で食べていけなくなる】

という未来が待っています。では、何故そうといえるかを説明していきましょう。

前述のとおり結論として【ホワイトカラーの大リストラ時代】が到来します。ホワイトカラーとはサラリーマンのことです。でもこれ、未来の話ではありません。現在進行形なのです。しかもコロナの影響で加速してしまいました。一度「リストラ」をググってみてください。

2025年にこのnoteを見返したとき「本当だ」となるはずです。現状、みずほ銀行や日産など、万人単位でリストラが行われています。

国や企業があなたを、あなたの家族を守ってくれると思いますか?

答えは NO です。それは近年のニュースをみればすぐにわかります。

【国の「定年雇用努力」義務化で民間に押し付け】【老後3000万円発言】【トヨタ社長と経団連会長の「終身雇用は無理」の本音】など

このように、「大手に努めて終身安定」というのはおばあちゃん世代の古い考えなのです。また、日系企業の役員がどんどん外国人になり、外資企業の経営方針(スキルなければクビ)となっています。こんな状況の中、結婚・育児・住宅・車・介護・老後など様々な事が待ち受けています。それでも、あなたをあなたの家族を国や企業が守ってくれると思いますか?

そう、『国にも企業にも頼ってはダメ。自分にだけ頼らなければいけない時代』なのです。

頼れるのは自分のスキルだけなのです。なのに、「なぜ無意味な飲み会に参加しているのですか?」「なぜテレビを見てぼーっと生きているのですか?」

これらの事実をきちんと把握し、危機感を持たなければ、気づかなければいけないのです。

高齢化による肩車時代。人材不足に外国人の救世主?

一昔前までは1人の老人を3人の労働世代が支えていました。ですが、今現在は1人が1人を支えている肩車時代になろうとしています。また、国は現在年金受給を75歳からに引き延ばす法案を通そうとしています。それでも、自分も払った分の年金が貰えると思いますか?

近年、都市部を皮切りに、気づけばコンビニ・工場・介護・さらには企業の戦略室まで外国人になっています。なぜかわかりますか?それは、ウナギで例えるとわかりやすいです。国産ウナギは高くて扱いが面倒、中国産ウナギは安くて扱いも簡単ということです。私も飲食業でマネージャーとして複数店舗を管理していた時、痛感しました。ネパール人や中国人のアルバイトと比較して、日本人のアルバイトは【なるべく働きたくないけど、時給は高い】状態が多々見られました。反対に外国人アルバイトは【たくさん働きたいけど時給は日本人より低い】のです。シフトでマイナスが出てヘルプ要請した際、真っ先に手を挙げるのは外国人でした。また、アルバイトに限らず、日本人は働き方改革という言葉を武器に労働環境に文句を言う人も多いのです。本来、自分のスキルや実績を武器に環境改善を訴えるべきところを、自分のスキルの無さは棚に上げて「楽させろ」と。まさに、日本人は高くて扱いづらく、外国人は安くて扱いやすかったのです。皆さんがマネージャーだったらどちらを優先的にシフトに入れ、時給・役職を上げますか?言わずもがなではありませんか?

このような状況が続いていくので、企業はやる気のある外国人雇用を促進します。外国人雇用により、日本人の価値は低くなり、賃金も上がりません。

また、日本は市場が落ち込みます。なぜかというと、前述のとおり高齢社会だからです。高齢者が家を買いますか?車を買いますか?新しい家電を買いますか?最新の機器を買いますか? そもそも高齢者は消費が少ないのです。ということは日本の市場はこれからも落ち続けます。そんな中、企業が考えることは何でしょう?新しいマーケットの開発、すなわち、海外展開です。残念ながら、企業はもう日本の市場を見てはいません。海外展開が急速に加速していき、経営陣の思考や戦略も外国仕様となるのです。その外国仕様にあなたはついていけますか?必要とされるスキルがある人材ですか?

グローバル人材という言葉をよく耳にしますが、皆さんはどのような認識でしょうか?英語が、中国語が話せる人材と思ってませんか?もちろん話せるに越したことはないでしょう。ですが、グローバル人材とは言語ではありません。グローバル人材とは仕組みが作れる人材のことを言います。この仕組みづくりが日本人はできません。それは、10年以上前ならえ教育を受けてきているからです。高度経済成長期にはすごく生きた教育法ですが、まったくの時代遅れ教育と言って良いでしょう。仕組化が出来れば言葉なんて必要ありません。マクドナルドが良い例です。マクドナルドで働いている従業員はマニュアルを守って働いています。言葉がわからなくても出来るポジションもあります。いわば誰でもできる仕事です。マニュアルを改善しようとか、作ろうとかは考えません。そして、なんでこんなマニュアルあるんだと文句を言いながら働きます(多くのサラリーマンも同じです)。しかし、マクドナルドのあの完璧なマニュアルを改善提案したり作ったりできる人材は貴重ではありませんか?残念ながら後者のようなことが出来る日本人が少ないということです。私も含めて。

AIというライバル

AIの台頭で、誰にでもできる仕事のほとんどが機械化されていきます。まだ大丈夫だと思っていますか?大丈夫ではありません。

機織機による大量解雇時代を知っていますか?ググってみてください。それと同じことが起こります。確実に、数年以内にです。

あなたは株式会社に勤めていますか?勤めていない方でも聞いたことはありますよね?では、株式会社を理解していますか?私も株式投資をする前まで理解していませんでしたが・・・。

簡単に言うと、【株式会社は社長のものではありません。株主のものです】。そして、株主は配当が目的でその会社の株を買っています。

何が言いたいか。株主の配当はもちろんその会社の利益から出ます。ということは、利益が増えれば当然、配当も上がります。株主は配当が上がることを望んでいます。では、あなたの仕事が機械化されればどうですか?人件費が浮きますよね?人件費が浮けばそれは利益になります。機械の設備投資がかかるとかいう人がいますが、それは財務を理解してない人が言うことです。つまり、こういうことです

『株主はあなたを知らない。だから機械化されればあなたは不要』

そして、失業者が増え、仕事を失ったこれまで何も考えてこなかったサラリーマンの行動は【企業や国の責任だと自分の手の届かないところを叩いて、ホームレスか出稼ぎに】という最悪の結果が待っています。また、国と企業も責任のなすりつけあいをするでしょう。そうです、数年後には仕事がないか、出稼ぎに行かなければならない時代になっているのです。

これだけ条件がそろっていても【大げさに言っているだけだ】【日本は大丈夫】【大企業だから安泰】と思えますか?そう思えるなら、今日も、ためにならないテレビを見て、いつものメンバーで飲み会に行ってください。

少しでも危機感を持った方、興味が湧いた方は【国も企業も守ってくれるはずがない】というスタンス・危機感をもって自身のスキルアップをしていきましょう。私も少しずつ努力していきます。


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