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⑥スキルをつけるためのスキル

前回の【マインドセット】では、自分の価値を上げることにマインドをセットする事が大切だと学びました。

今回のセッションは【スキルをつけるためのスキル】ということで、MUPうさぎクラスのWEEK6です。

結論【石の上に3年もいるな】

このセッションでは、どのようにすれば最短で最効率で最大のスキルがつけられるのかという回です。昔からよく【石の上にも3年】という言葉を聞きますが、だいたいのスキルはやり方次第で3ヵ月もあればつけられます。私たちは、セッション①等で学習した通り、未来のためにスキルを付けていかなければなりません。しかし、スキルを付けると考えたとき、多くの人が自分の領域のスキルを高めようとします。例えば【美容師】なら髪を切るスキルを上げようとするし、料理人なら料理の腕を磨こうとします。しかし、これだとスキルを付けても効果はあまり見込めません。意味のない努力になってしまいます。ではどういうスキルをつけるのか。それは自分自身の価値を上げるようなスキルです。企業も人も価値のあるものにお金を払います。そのためには価値が上がるためのスキルが必要です。まだボヤっとしていますよね?どういうことかを説明していきます。

希少価値はアドワンスキルで数百倍に

保育士を例にするとわかりやすいです。保育士はすごく人材不足だとニュースにもなっています。なのにずっと給料が低い状態ではないですか?普通、物の値段と同じように、人材不足なら自ずと給料が上がるはずです。ではなぜ保育士の給料は上がらないのでしょう。それは保育士という職業に価値が無いからです。職業に価値がないと書くと「そんなことないだろう」と批判が出そうですが、そういう意味の価値ではありません。希少価値という意味でです。

実は、保育士の免許を持っている人は120万人ほどいます。100人に1人が免許を持っています。すごい数の人が持っているのです。すごい数の人が持っているということは価値は低いですよね?価値が低いということは給料は少なくなります。そして給料が低いために43万人しか働いておらず人材不足の状況となっているのです。しかし給料が高い保育士も実在します。都心のインターナショナル保育園の保育士は50万円くらい給料をもらっています。普通の保育士の3倍近くあります。ではなぜ、同じ保育士でもこんなに給料が違うのでしょうか。

100×100の法則

保育士の人は保育のスキルばかりを上げようとします。前述のように美容師や料理人にも多いパターンです。なぜか自分の業界の勉強しかしません。そうすると自分の価値を上げるのにはすごい労力が必要です。先ほどのインターナショナル保育園の保育士は普通の保育士と何が違うのでしょう。それは英語と中国語が話せる保育士ということです。英語と中国語が話せる人が100人に1人と仮定するならば、保育士100人に1人×英語中国語100人に1人でマルチリンガルの保育士は10,000人に1人という計算になります。希少価値が100人に1人から10,000人に1人に上がりました。だから、給料が高いのです。

アドワンスキル

優秀な人の多くが自分がやっていること以外の幅広いスキルを持ち合わせているのです。あのスティーブジョブズも、エンジニアでしたがピクサーでデザインを学んだりしています。このように、自分の領域以外のことを学び続ける・スキルをつけるということが結果的に自分の価値を高めているのです。自分の希少価値を上げれば自ずと収入も上がります。なので、日本の職人気質というのは古い考え方で非効率であり、【石の上にも3年】という言葉は間違っていると言えるのです。【自分は〇〇だ。ではなく、自分は〇〇だが、〇〇かもしれない】という発想が非常に大切です。

次のスキル取得方法ですが、よく「学ぶためには【本を読め】」と言われて本を読んでいる人も多いと思います。

本を読むのは100%不効率。インプットは非生産時間に徹底すべし

知識や情報などのインプットに本を読むことは非常に良いことです。しかし、本を読むのには多くの時間が必要ですよね?本を読むのに、貴重な時間を浪費するのは不効率ですが、著名な経営者や実業家は「本を読め」とよく言っています。本人たちが本を読んでいると思いますか?読んでいる人もいるかとは思いますが、時間価値をしっかりと理解している経営者ほど実は本を読んではいません。著名な方は出版社から本を出しており、出版社や書店との関係性から「本を読め」と言わなければならないのです。ではどうしているか、その答えは【ながら読書】です。AmazonAudibleやオーディオブックなどで何かをしながら聞いているのです。例えば、ランニングしながら・犬の散歩をしながら・料理を作りながら、本を聞いているのです。そして、それらのサービスには倍速機能もありますのでより効率的に、しかも非生産時間でインプットが出来るのです。ニュースのインプットも同じく効率的にすることが出来ます。テレビでしょうもないコメンテーターのコメントを聞きながらテレビ局視点の偏向報道をインプットしてはいませんか?テレビは非生産的な不効率の塊です。今すぐ見るのを辞めても良いくらいです。ニュースを効率的にインプットするには、NewsPicksなどのアプリでニュースを見て、そのニュースに対するコメントを何件か見れば両極の意見も取り入れられます。ニュースを深堀りしたければYouTubeやブログで探せば専門家が詳しく説明してくれており、それを移動中などに見れば非生産時間でインプット出来ます。

このように、インプットは非生産時間に徹底することで効率化できます。

99%が勘違いで終わっているインプット

皆さん本を読んだだけで理解した気になっていませんか?多くの人がインプットしたらわかった気になって終わっています。いくらインプットしても何も学べていません。インプットの中にはアウトプットが含まれます。これはMUP内で何度も繰り返し言われている大切な考え方です。アウトプットとは、インプットした内容を友達に話したり、ブログに書いたり、SNSに上げたりと、なんでもいいので他人に伝えることです。どの分野でもそうですが、理解していなければ人には教えられませんよね?他人にアウトプットすることでより自分の理解が深まるものです。教えることで新しい気づきや、内容を思い出すことが多々あるはずです。このように、インプットとアウトプットはセットであり、インプットの中にアウトプットが含まれているイメージでどんどん学んだことをアウトプットすることで、結果効率的にインプットできるのです

次のセッションでは【伝えるスキル】。インプットしたことをアウトプットするにも、事業計画をプレゼンするにも、伝えることが出来なければ意味がなく、そのためのスキルの話のようです。次も楽しみですね!!

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