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一気にベースが弾きやすくなる?覚えておくと便利!ベースのフォームをしろう!

いざベースを購入し弾いているとなかなかうまく弾けない、、、という壁が現れます。実はそんな人たちには共通する症状があるんです。今回はベースがうまく弾けないという方必見の内容になっております!

まずは弦を押す手を気にしてみよう!

うまく弾けないにもいろんな症状があります。

弦を押すタイミングが間に合わない
フレットを移動するタイミングが間に合わない
弦を押す指が間に合わない
etc...

まず、はじめの壁はこんな感んじですかね。これは主に弦を押す方の手に原因があります!これらはフォームをかえると改善できるのがほとんどだったりします。では、その基本フォームの紹介をしていきます。しかし、その前にベースの押し弦する場所の紹介をしておきます。

※僕は一般の男性よりも手が小さめです!それを含めご覧下さい。

いい音が鳴るポジション

ベースにはおいしいポジションというのがあり、それは

ポジションマークとボディー側のフレット(鉄の部分)の真ん中あたり

その辺りがベースの音が綺麗に鳴るところです。なので、フォームが綺麗になり身についたとしても、違うところを押さえているといい音が出ないので注意しましょう!

クラシックフォーム

まずは、ベースのフォームの中でも1番一般的なフォームのクラシックフォームの紹介になります。これはフレット1つに対して指を1本添えるのが理想になりますが、ベースのフレットの感覚はポジションによって変わっていくものです。それを頭に入れた上でどんなフォームなのかをみていきましょう。

ローフレッドの時のフォーム

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こちらがローフレッドの時(大まかに1フレットから4フレットにかけて)のクラシックフォームになります。フレットはヘッドに近いほど感覚が広くなるので指をしっかり開くことがポイントになってきます。人差し指と小指が斜めに伸ばすとカバーできます。

ローフレットとハイフレットの中間フォーム

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手が小さめな僕はこのポジションが1番やりやすいです。大体5フレットから10フレットにかけて同じ感覚で弾くことができます。ローフレットよりも少し手の開きが縮んでるのがわかりますね。まず、このフォームを身につけるには、このあたりから基礎練習をするのをオススメします。

ハイフレットの時のフォーム

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ハイフレット(大体10フレットから14フレット以上)は間隔がだいぶ狭まっているのがわかりますね。この辺りまで来ると指の開き方も狭まります。ローフレットと間隔が全く違うのでしっかり狙ったところを押し弦できるというのがコツになります。

ロックフォーム

次に紹介するのはロックフォームです。このフォームはベースを低い位置でかまえる人にオススメです。クラシックのように指を広げるのではなく握り込むものになってるので、機動力はありませんが安定性に長けています。

ローフレットの時のフォーム

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ローフレットの時はこのようになります(この画像は2弦を押さえてるものになります)。握りこみ、少し指の間を開けるとフレットの間隔が広いローフレットでも比較的運指がしやすいです。

ハイフレットの時のフォーム

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このロックフォームは握り込むという特徴があります。なので、ローポジションだと弦の間隔の影響で基礎を積むのが難しいです。しかし、ハイポジションだと間隔を狭いのでこのフォームを習得する導入としてはうってつけかと思います。

クラシックとロックどっちが重要?

今回紹介したのがベースのフォームはどちらも重要なものになります。しかし、あえて2種類のフォームの中で最初に覚えておくと便利なのを紹介しておくと、クラシックフォームになります。安定性には欠けるのですが、機動力もあり慣れると安定感も増してくるのでオススメします。僕はよくこの2つを組み合わせて

4弦と3弦をクラシックで弾く
2弦と1弦をロックで弾く

という風に使い分けたりもします。もちろんフレーズによって変えていますが、慣れてくるとこのような使い分けができてきて運指が楽になってきます。なので、どちらが重要かというと、どちらも重要です!!


手グセフォームは悪いのか

ベースを弾いていると手グセというのが、出来上がってきます。一般的に手グセはよくないと思われがちですが、どんなプロミュージシャンにも不意に出ている手グセはありますし(ない人もいると思いますが)、弾きたいフレーズが弾けるなら手グセで弾いてもいいと思っています。しかし、効率、見栄え、運指の発展といった目線から見ると基礎のフォームも重要になってきます。自分の手グセに加え、基礎のフォームも知っておくとベースラインの中で応用が利きます。例えば、ライブ中にいつも使ってない指で押し弦をしてしまったとしましょう。もしかしたら、その場面で自分の手グセや2つのフォームを知っておくと臨機応変に対応できるます。なので僕は手グセも悪いものではないと思っています。よっぽど効率の悪い運指は別ですけどね!


【筆者紹介】
土田 航(つちだ こう)
京都でベース講師をやっております。
Youtubeにて弾いてみた動画やレッスン動画掲載中

https://linktr.ee/ko_tsuchida

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