見出し画像

センスメイキング_本当に重要なものを見極める力

初めての投稿!

いくつかの所属している読書会の課題図書について、都度私なりの解釈をまとめているので、今後noteに記録・公開していこうと思います。

記念すべき第一回目は、先週とある読書会で課題図書になっていた「センスメイキング」

前半、読んでも読んでも全く意味がわからず、自分の能力不足に冷や汗が出ましたが、すんなり読めた人の方が少なそうだったのでちょっと安心。

理解しにくいものだったので、読了後にプレゼンに整理しました。今回はそのプレゼンのシェアです。※あくまでも私の主観による解釈です(笑)

なぜ今人文科学なのか?

読書会でも特に印象に残っているのは、こういう考え方は以前から提唱されていたけど、何故今更改めてなのか?という疑問です。

言われてみると確かに...

以下リンクのように、市場のデマンドが「役立つ」から「意味のあるもの」になったから。という味方もあるようです。確かにそういった流れはあるように思いますね。不便さを解消する時代から、+αの付加価値が要求される時代へ。これはUX(User Experience)の時代とも言われていますよね。

高科学技術がもたらす不安

ただ、個人的にはそれだけにはとどまらない気もします。プレゼン資料にも記載していますが、今や科学技術を使えばなんだってできてしまう。以前は神の領域と言われていたところに片足を突っ込んでいる。

一方で社会は資本主義という経済システムにむしろ使われているようで、金儲けができるなら、何だってビジネスにしてしまいそうだ。

こんな時代だからこそ、もう一度人間の基本的な部分を振り返って、どんな未来を後世に残していきたいかについて思いを馳せる必要があるのではないか?

そのためには先ず歴史や哲学といった人文科学を通して”私たちはなにものなのか?”を見つめなおす必要があるのではないか?

と、最近自分が歴史などに興味を持ち始めたことにも繋がっている気がしたのでした。(おしまい)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?