見出し画像

お気に入りの定規

こいつは盲点だった。確かに良く使うため机の引き出しの出しやすいところに入れていて愛用しているが、お気に入り文房具という意識はなかった。何気なく人に見せたらウケがよく、お気に入りの定規だなあと気づいた。ということで「お気に入りシリーズ」第4弾のDigi-KeyのPCB-RULER-12INCH。国内だとDigi-Keyから買うよりマルツの方が送料が安い。

もともとはDigi-Keyが日本に進出したときに販促品として貰ったものだったように記憶している。(データシートには2016年版と書いてあるから記憶違いかも。)SMDの各種サイズや、ネジやワイヤーの太さなど電気電子関係の色々なものの大きさや式などが印刷・加工されている。そう、PCBとして赤色のレジストの上にシルク印刷されていて、実寸の電極やスルーホールとして加工されているのだ。ノギスで測る程のことでもなく、ちょっとしたサイズ感を知りたい時や、トランジスタの矢印はEかCかどっちだったかとか、PNPだと矢印の向きがどっちだったかなど、ド忘れした時にGoogleさんを見るまでもなく解決できるのが便利。それほど高くなく、金定規ほどじゃないけど割にしっかりしていて、カッターを当ててガリガリと蛮用に耐えるのも良い。

画像1

画像2

さらにインチ目盛が付いていて、1/4とか1/32とかの目盛が切ってあるのがナニゲに便利。ネジもメトリックだけじゃなくユニファイサイズの穴も空いている。切ってはいないのが残念だけど、それをするとコストが掛かり過ぎるか。国内ではインチ目盛の定規ってなかなか手に入らない。というか、計量法的には法律違反で、コイツは御禁制品じゃあないのかな?c.f. ミツトヨさんのFAQ これが手に入る前は、学会をサボって初めてアメリカでバスを乗り継いで行ったサンノゼのホームデポで買ったテンプレートを使っていたなぁ。

販促品だから手に入らないと思い込んでいたのだけれど、もしやと思って調べてみるとあっさりWebカタログに載っており、普通にマルツから入手可能であった。ただし、私のはやはり販促品でWWW.DIGIKEY.JPと書いてある。業界の人にはオススメする。真ん中のDigi-Keyのロゴのところに、自社ロゴなど好きなデザインに変えられて自分のところのノベルティーに出来ると良いのに。

その他、愛用の定規としてはStaedtlerの40cm定規 (962 00-40)。30cmが微妙に足りないことが意外に多く重宝している。両目盛で中央に線があるため平行線が引きやすいのも良い。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?