4月20日 第15号 ファイティン

 昨日は少しだけと言っておきながら、少しではなかったかもしれません。気をつけます。

 小学生のころ、算数の教科書の問題で「~~である数をいいなさい。」というものがありました。答えを書けばいいだけの話なのですが、本当に言う、つまり発言している人がいましたね。かように、子どもは素直なのです。言葉の通りに受け取るのですね。

 大人になると、発言の裏にある背景や事情やらを察して、言葉通りにはなかなか受けとってもらえないことがあります。時としてそれは正しいのでしょうが、素直ではないですよね。ずる賢いとでもいうのでしょうか。あまり羨ましくはないです。しかし、言葉通りに受け取ってしまうと、無闇矢鱈に自分が傷ついてしまうという問題もあるといえます。自己防衛の一環として、このような能力が、たゆまぬ努力によって養われていくものと思われます。

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