「社員は全員赤字を垂れ流している」って社長はほぼ全員思っている説

こんばんは!今回は、「社員は全員赤字を垂れ流している」って社長はほぼ全員思っている説というのを検証していきたいと思います。

“社員は全員赤字を垂れ流している”

こんなこと言うと、「俺は会社のためにこれだけ売り上げてて、会社を支えている」とか「会社は俺がいないと回らない」とかドヤる人もいますよね。

でも、そんなこと絶対ありえません。

私も前職のベンチャー企業で営業担当の取締役をつとめ、かなりの売上を持っていましたが、私が辞めても全然売上は減っていないですし、むしろ昨今の映像制作のニーズもあり、社員も売上も増えている状況です。

それでも、「会社は俺がいないと回らない」とかドヤる人には、これを言えば良いかなと…。

“自分で独立して一人でやったほうが良いんじゃない?

ビジネスをカレー作りで喩えると、どういうカレーを作って、どういう方法でいくらで売るかなど、色々な過程を組み合わせてオリジナルの商品を作るのが会社経営者、つまり社長の仕事で、他の人がやっている仕事は、要するにみじん切りだけが上手い人とかに過ぎません。

ただ、社長と言っても、大企業の社長は、みじん切り上がりの社長とか、野菜洗いの社長とかが交代でぐるぐる回っているだけなので、本当の意味での社長ではないのかなと…。

ここで言いたいのは、一つのスキルに特化させられてしまうと、そのスキルが必要な時代には、活躍できるかもしれないけれど、そのスキルがDX化によってAIに取って替わられるなどのリスクが出てくるのです。

WEBマーケ、映像制作、プログラミング、SNSでの発信…

今後身につけた方が良いスキルとして、色々なことが語られてますが、正直どのスキルが一番儲けられるかというのはわかりません。

ただ、一つのスキルに特化しようとすると、上位数%しか生き残れないでしょう。

子どもの頃からプロサッカー選手を目指して挫折した早稲田大学の小笠原さんのblogを読むと、一つのスキルで生きていくことの厳しさを実感させられます。

ちなみに、小笠原さんは高校時代、サッカーの名門の青森山田高校で活躍されていたのですが、その青森山田でサッカー推薦ではなく、一般入試からサッカー部に入って、一番下のカテゴリーから這い上がって、今はヴィッセル神戸でイニエスタと一緒にサッカーをしている菊池選手の話も興味がある方は是非。

サッカー選手になるのはほんの一握りだけど、普通の社会人が身につけるべきスキルは頑張れば誰でも身につけられるだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、その誰でも身につけられるというのが曲者で、参入障壁が低いと、後から追い抜かされる可能性も高いのです。

ここまで読んでくださった皆さんは、こんな質問をしたいと思うのではないでしょうか?

じゃあ、結局どんなスキルを身につければ一番儲かるんですか?

この質問を頭に思い描いた人は、要注意。

なぜならこの質問には、自分がやりたいという意思や意欲が全く入っていないばかりか、純粋に他人の役に立ちたいというのも感じられないからです。

私の考えとしては、WEBマーケ、映像制作、プログラミング、SNSでの発信でも、とりあえず一通りやってみて、自分が苦なくできる身につけたいと思ったことを愚直に頑張ってみるのが良いのかなと…。

そこである程度スキルを身につけたら、その仕事を使って実際に仕事に結びつけることを考えてみましょう。

先ほどのカレーの作り方で考えると、玉ねぎのみじん切りはある程度できるようになったから、野菜の仕入れもやってみようという感じですね。

そうやって色々なスキルを繋げて、一つのビジネスを作るというのが、今後、本当に必要なスキルなのではないでしょうか。

今回は、「社員は全員赤字を垂れ流している」って社長はほぼ全員思っている説というお話をさせていただきました。

それではまた!


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?