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スキルシェア副業に役立つ読書感想文   「事業承継プラットフォーム」

本記事の概要

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皆さん本日もお疲れ様です!
本日は、忙しくて中々インプットが出来ない方のために、副業に役立つ情報をお届けする記事となります。

スキルシェア副業をしていて、多く見聞きする言葉が「事業承継」です。
読書の秋ということもあり、自分が知らないことに関しては素直に学び、さらなる成長と貢献を目指してみようと朝活読書を始めました。
「中々忙しくて読書が出来ない!」という方のために、この本の概要をまとめますので、日本の中小企業が抱える「事業承継の課題」について考えるきっかけになれば幸いです。

序章:中小企業の大廃業 日本はどうなってしまうのか?

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2017年に経済産業省中小企業庁が、ある数字を発表しました。

・2025年に、70歳(平均引退年齢)を迎える中小企業の経営者は約245万人。その内約半数の127万人は後継者未定。
・現状を放置すると、2025年までに約650万人の雇用、約22兆円のGDPが失われる可能性がある。

この127万社は、日本の全企業数の33%ですので、2025年までに3分の1の中小企業が消えてしまうことになります。これに加え、(1)中小企業が無くなることによる大企業への影響 (2)社会インフラへの長期的影響を鑑みると、1100万人の雇用喪失、38兆円の経済的影響があると考えられるそうです。1日当たり中小企業174社が廃業し、1506人が職を失い、52億円が無くなっている。今日も、明日も、明後日もです。

こうした問題の他に、私が一番伝えたいことは、「Made in Japan」が無くなっていくということです。世界に誇る著名な地酒、陶器、チョーク、医療品などは全て日本の中小企業によって生み出されています。こうしたものが、あと数年で、無くなってしまいます。

第2章:中小企業の事業承継が難しい理由

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現在の中小企業経営者は、子供に自分の後を継いでほしいという意向は下がっています。また同様に、親の事業を引き継ぎたいと思う子供も減っています。新型コロナウイルス感染症の影響で、先行きが不透明だからです。

「では、社内で優秀な人を跡継ぎとして任命すればいいのではないか?」と思う方もいると思います。しかし、ここでのしかかる課題が、「資金」と「連帯保証」です。中小企業経営者の9割以上が、借入のために銀行に連帯保証をしています。これまで勤めていた会社から「会社を任せたいから、全財産を担保にいれてくれないか?」と頼まれても、そんな大きなリスクを背負える人は中々いません。

近年、こうした悩みを抱える中小企業のために、事業を売りたい人と買いたい人を繋ぐマッチングサービスが普及していますが、成約率は僅か1割程度です。残りの9割は、そのまま廃業をしている現実があります。

そこで国は、後継者不在に悩む中小企業の相談窓口として、2011年に「事業引継ぎ相談センター」を開設しました。発足以来現在10年が経過しますが、相談したのは、対象127万社の内僅か3%。さらに相談してもその9割以上は事業承継が出来ていません。

その他、様々な制度がありますが、現状を打破するには至っていないため、著者である吉川明氏が、日本の宝である中小企業を守るために会社を設立し、奮闘されています。

第3章:私はなぜスキルシェア副業をするのか?

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本を読むだけでは感想文でもなんでもありませんので、私がなぜスキルシェア副業をするのかを改めて考えてみました。

ある程度資金のある企業や、自社の課題が明確になっている企業は、プロのコンサルティング会社に頼んで課題解決が出来ると思います。しかし、「変わらないといけないけど、何から始めればいいのか」「誰に相談したらいいのか」「中長期計画なんて立てたことない」という企業は数えきれないほどあります。本書を読むことで、そのイメージがより具体的に掴めました。

私は、これまでの実体験で、「エクセルを1枚作る」「パワーポイントに経営者の考えをまとめる」「ディスカッションパートナーになる」だけで、中小企業の経営者から大変喜ばれることを知っています。

プロのコンサルタントとが高単価で実施する数ヶ月間のプロジェクトと違い、「ディスカッション」「課題発見」「計画立案」「実行」「検証」「営業資料作成などの雑務」を0から共に伴走することが、副業人材に求められていることだと感じました。

もちろん、前述した現状を副業人材だけで解決することは無理だと思います。しかし、「中小企業は日本の要だし、大切にしなければいけない」ということは、全員分かっているんです。全員分かっていて、動けている人が少ないという現実があります。動かないより、動く。ここが一番重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?結構シリアスな内容でしたが、副業をする上でこの現実を知ると、「お小遣い稼ぎ」が目的ではなく、「貢献すること」が目的となります。これからチャレンジする方とも、今既に副業をしている人とも、是非こういった「想い」を共有して、父と、サラリーマンと、副業人材としても3足の草鞋で一緒に成長していきたいと思います!

私は、副業を通じて感じたことをTwitterでも投稿しています。是非覗いてみて下さい☆

<今日の副業活動>
・中小企業の現状を知る朝活読書
・得意先とAmazonECページについての打ち合わせ
・noteに読書感想文の投稿
<パパ活動>
・公園で運動会障害物競争の練習(特に平均台)
・幼稚園提出用の子供写真撮影(格安Googlepixel4)
・昼イベントオーガナイザー:家族バーベキュー(ハワイアン音楽流す)
・夜ご飯調理:鶏むね肉、人参、ピーマン炒め&味噌汁
<サラリーマン活動>
・全力で休む

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