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【中学受験ネタ】灘中プレ模試

息子が英進館のパズル道場に行ったときに、教場長から「灘中プレ模試」のチラシをもらってきた。
英進館では先月「久留米附設・ラ・サールオープン模試」を受けた。
それで、灘中の模試も受けたらどうかと言われたらしい。
いつも思うのだが、日能研もいい塾だし、英進館もいい塾だと本当に思う。

息子は受ける気マンマンだ。
ちなみに息子は、灘中学は受験するつもりはないが、難易度としては開成や筑駒レベルなので、受けてみたいそう。
ただ、得意の社会はない。国語、算数、理科の3教科。息子にとっては圧倒的不利な条件。

去年英進館から久留米附設へは135名、灘中へは9名合格している。
英進館ですら、灘へは9名。相当に厳しい。
今回のテストでも9位以内に入らないと合格確率は低いものになるだろう。
さすがに9位以内は難しいだろう。

はっきり言うと、この模試を受けて、ひどい結果になって欲しいとの思いもある。
最近は育成テストも微妙な成績だし、必死で勉強している感が全然ない。舐め切っている感じ。
せいぜい悪い成績を取って奮起して欲しい。

よく考えると、6年生になって、息子も大人になってきたせいか、我々夫婦は勉強について、息子にあれこれ言わなくなった。
「君の人生なんで、勝手にすれば」的な。
もちろん勝手にしろと言うつもりはなく、全面的にバックアップはするが、君も頑張りなさい、というスタンス。
たしか5年生の時だったか、
「なんだかんだ言っても君の人生だからね。お父さんとお母さんから見れば、しょせんは他人事なんだよ」
と言ったら、寂しい顔をしていたことを思い出した。

いずれにしろ、無理やり勉強していい中学に入れても、今後も一生勉強はある。「合格したから勉強から解放される」なんて思ってもらったら困る。
運悪く、東京で全落ちしても、それはそれで本人の人生勉強になるし、挫折感を味わうのも人生。
いつでもリベンジの機会はある。人間万事塞翁が馬。
ベストを尽くしてくれさえすればよい。

今日は久留米附設トライアルテスト。
ベストを尽くしてくれるといいのだが。

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