ただキミを。

キミを想う日は
どこか気持ちが不安定
足りない何かを埋めるように
キミの姿を探してる

キミを忘れる日は
心の奥が満たされている
溢れる何かを抱きしめるように
どこかで笑うキミを想う

キミなんていらない
そう思った数秒後には
心がズキズキ音を立て始めるんだ

泣きたいのに泣けない
涙になれば傷は癒えるのに

キミのために泣けない

キミのことは泣けない

感情を忘れた私の心は
いつしか重い鍵をかけられて
キミの前で笑う私を冷ましてく

笑顔も全部ホンモノなのに
頭と心はごちゃごちゃで
うまく動けずにいる

近いキミが遠く
その存在を追えば追うほどに
私は私を忘れてく

キミを好きでいられること

キミを好きで得られたこと

キミを好きで出会えたもの

こうして想いを書くと
私にとってはとても大切で
書いて気づく新たな気持ち

キミを忘れることなんてできない
なんだかんだキミなんだよね

悔しい　切ない　嬉しい　温かい

たくさんの感情が心を巡る
感情を忘れた中でも
心は必死にキミを想ってる

好き・嫌いの感情を越えて
ただキミを想ってる　今キミを想ってる

…　…　…

H23.7.26
恋に一生懸命だった
今、改めて向き合うと…
どれだけ混乱していたか分かる気がする