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最弱モード。
最弱について書こうと≪最弱≫で画像探したら、こちらを覗くまんぼうさんと出会いました。間違いないってことでお借りしました。ありがとう。
普段から「頑張らない」をひっそりと温めながら淡々とした日々を送るように生きているつもりだけれど、やっぱりこれまで生きてきた癖ってなかなか取れないもんで、ある日突然オーバーヒートを起こし、ぶっ倒れる。
もっと上手くできないもんか。
いや、昔よりは上手くなったんだ。これでも。
時に無気力が過ぎて家が荒れているけれど、あれもまた心からのサインなのかも。ふと「あ、疲れたな」と思った次の日には大概ぶっ倒れてて、手遅れにも程がある。まだまだ私は私を知らないのか。
体を動かすこともなくなって、声を出すこともなくなって、随分ダラけ癖がついたなぁ。そりゃアウトプット出来ない脳みそで容量が足りるはずもなく、もうちょっとちゃんと…と思ったところでまた掴みどころが違うことに気づく。何度目よ。
同じように上がり下がりはあるけれど、負担の度合いによってその息苦しさは違っていて。それでも日々をこうして過ごしていられるのは「助けて」を言える強さを得たから、だと思っている。
SOSを出せる相手は相変わらず限られているけれど、それでもちゃんと訴えられるというのはいい。ただ、その訴えが遅いことが難点。伝える時には倒れているんだから。端々に出ているはずのサインを私自身が拾えていないのは…ちょっと審議で。
そんな私を若干呆れながらも責めることなく笑ってみてくれる夫には本当に感謝している。結婚前にぶっ倒れている姿を見ているし、産後、育児中にぶっ倒れて2週間ほど実家に帰されたこともあった。
人の経験値って凄いな、もう当たり前の対応が備わってるもんな、夫には。ごめんなさいとありがとうでいっぱいだ。
最弱モードの時はもう何も抵抗せず、ひたすら細々と淡々と回復を待つ。いつもは出来ていることも「やりたくない」
うん、それでいい。別の方法があるんだから。
「やる」「やらない」とよく言うけれど、こういう時は「できる」「できない」でいいんだ。そう言い聞かせながら全力で放棄する。甘える。ダメ人間になりきる。何よりも自分自身や気持ちを優先に。それでいい。
向き合い方が分かってきたこともある、家族の理解もある。そのおかげで回復する時間も短くなってきた。やっぱり間違っていない、そう思う。そしてありがとうって思う。
それでもまた、一気に進めようとするのは反動が怖いから、少しずつ、少しずつ。
今日は「これを」明日は「これとあれを」
ひとつ、ひとつ、いつもの、当たり前の対応が出来るようになると嬉しくなる。あ、マイナスからゼロに近づいて来たぞって。大きなプラスはなくていい、基本はゼロ地点。
最弱モード、気づくのは遅いけど対応はできる。これからも進みながら戻りながらやっていけたらいいと思う。
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