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一石三鳥の外国語学習?
ロシア語能力の衰え
かくかくしかじかで学生時代に学んだロシア語。
かくかくしかじかでサラリーマンになってからもロシアにいた時分にはそれなりに使っていたのですが、やはり日本ではロシア語運用能力を維持するのは非常に難しいですね。まずロシア人との接点がほとんどないですものね・・・
学生時代のようにながながと原書を読む時間もないし、辞書を何回もひくことも避けたい、、そもそもが面倒くさがり屋なのに、なぜか外国語学部を選んでしまったんですね・・・笑
今はスマホで辞書や学習アプリも使えますし、動画でも写真でもすぐに調べられます。自分の学生時代は分厚くて重い紙の辞書を持ち歩いていたと思うと、外国語学習の環境も随分面倒くさがり屋にとって優しくなったものですね・・!
いかにして外国語に触れ続けるか
サラリーマン稼業は昇進・昇格とともに仕事が忙しくなっていく一方ですが、このご時世、働くパパはお仕事だけではなくて家事や育児への関与拡大も求められますよね。
となると、スキマ時間を一層活用してニュースの見出しだけ読んだり、短い記事や短編小説を読んだり、あるいは音声・動画を活用して外国語との接点を極力増やすことが有効かつ重要と考えられます。
アネクドート(小咄)とはなんぞや
さて皆さんはアネクドートをご存じですか?
ロシアにはアネクドート(анекдот)と呼ばれるユーモラスな小噺があり、ロシア人はアネクドートを話すのも聞くのも大好きです。
テーマは政治、社会、日常生活、宗教、民族のステレオタイプ等と本当に多岐に渡りますが、まさにロシア文化の一部であり、文学の一ジャンルにもなっているほどです。
街を歩けばそこかしこでヒソヒソと話をしては肩を震わせて笑っているおじさん方がとっても多い、といっても過言ではないほど、家庭でも職場でも息をするようにロシア人の口からアネクドートが出てくるのですよ(笑)
ロシアで本屋にいってみてもアネクドートのコーナーは必ずあり、私も学生時代に人からもらったり、これはと思ったアネクドート集を随分と買い求めたものです。
一石三鳥の外国語学習?
以前、外国語学習の秘訣に関するTEDについての記事を書いたことがありましたが、学習法は人によって様々なれど、楽しんでやるべし!というのが重要なポイントだったと思います。
そんなわけで、気軽にロシア語にも触れることができ、なおかつ笑ってストレスを発散でき、さらにはユーモアの修行もできてしまう(?)という一石三鳥の外国語学習=ロシアのアネクドートを読む! という式が私の中で自ずと成立してしまったのです・・・
どれほどの笑いをお届け出来るかは未知数ですが、今後こちらのnote上でもメモ程度に投稿していきたいと思います。
こんな感じのやつです
何はともあれ、以下に典型的なアネクドートの例と拙訳を記します。
- Папа, а кто такие алкоголики?
- Ну, сынок… Вот, видишь - две берёзы стоят? А алкоголику кажется, что там четыре берёзы.
- Пап, там одна берёза.
「お父さん、酔っ払いってどんな人たちなの?」
「そうだなぁ、ほら、あそこに白樺の木が2本立ってるのが見えるだろう?酔っ払いにはな、4本立っているように見えるんだよ」
「お父さん、あそこには白樺は1本しかないよ」
いかがでしたでしょうか?酔っ払いとシラカバというロシアの二大シンボルが登場するクラシックな作品でございました(笑)
ここまでお読み下さり有難うございました。
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