#20 海中に眠る超ウランの争奪戦激化！
ひかるちゃんのためのスペイザー、マリンスペイザー誕生までの流れを追いかける２つのエピソード。ひかるちゃんの順応性が甲児くん並みに高いのは、やはりデュークの献血のおかげなのでしょうか。
＜▼前回の記事はこちら＞
第40話「激突！炎の海原」
◉ベガ星連合が第37話で狙った「超ウラン基地」が海底火山の爆発で
ヤバいことになり、デュークらが貯蔵タンクを移動させるため出動する。
◉その騒ぎを嗅ぎ付けたズリルは、海底に超ウランの鉱脈があると推測。
ブイ星のウランを吸収する生物を素体にした円盤獣を地球に向かわせる。
◉貯蔵タンク救出ミッションの最中、海底で悠々と超ウラン鉱脈を発見し、
それを体内に回収したブイブイを、食い止めようとするデュークだが、
海中ではダブルスペイザーやスペイザーの援護も受けられず苦戦する。
▶円盤獣ブイブイ
ブイ星に棲むウランを好んで摂取する怪物をサイボーグ化した円盤獣。
体に空いた無数の穴から岩石やエネルギー体を吸引したり、逆に放出したりできる
超ウランの回収を優先するか、グレンダイザーを仕留めるのを優先するか。ズリルとガンダルの２人のいさかいに巻き込まれた不憫な円盤獣、という印象が強いですね。互いに譲らない上司の板挟みになって身を滅ぼした部下、という役どころでした。対グレンダイザーでは結構な強さを見せていましたが、たっぷり吸収した超ウランがあだになったのでしょうか。
それにしても最後、大気圏内で大爆発させられてましたが放射能汚染は大丈夫だったのでしょうか･･･。「タンクが爆発したらエラいことになる」って宇門博士が言うから、冒頭でタンクを緊急避難させたはずなのに･･･。
＜HERO SIDE TOPICS＞
誰よりも一手を先を読んでる宇門博士が、実はいちばんスゴい人
今回の一件で「海中だ！海中ならグレンダイザーを倒せる！」と気付いたズリルですが、その時既に宇門博士はマリンスペイザーの設計図を完成させていました。なんという先見の明！ というか、これまでにも「嫌な予感がする」と、たびたび研究所やデュークたちのピンチを察知して手を打ってきた宇門博士。もしかしてフリード王家に引けを取らないくらいの超能力持ってるんじゃないかと疑っています。
それにしても「デュークが危ないわ！デュークを助けなきゃ！」と後部座席で喚き散らすひかるちゃんに、よくぞ甲児くんは耐えてるなあ･･･と感心しきり。僕には無理。速攻で「うるせー！」ってキレそうです。
第41話「マリンスペイザー出撃せよ！」
見た目は鳥類で空も飛びますが、海中で長時間呼吸どころか食事までしちゃう謎生物
◉グレンダイザーが海中で弱体化することに気付いたズリルはガモ星の
怪物を捕獲して円盤獣に改造し、地球に送り込む作戦を立案する。
◉その頃、宇宙科学研究所ではマリンスペイザーの組立てと、
搭乗者・ひかるのコンビネーションクロスの特別訓練が行われていたが
合体のタイミングが合わず、デュークの古傷を悪化させてしまうひかる。
◉ベガ星連合は「超ウラン」回収部隊とともにガモガモを出撃させる。
迎撃のため、訓練中のひかるを置いて出撃するデュークと甲児。
◉ガモガモが起こす巨大な渦巻に閉じ込められてしまうグレンダイザー。
そこに合体を成功させたひかるのマリンスペイザーが到着する。
▶円盤獣ガモガモ
"鴨"からきているとしか思えない名前の円盤獣ですが、見た目は昆虫っぽいです。
翼に相当する円盤部分を高速回転させて強烈な渦巻きを作り出します
どう見ても空中戦に特化したと思えるフォルムなので、デュークも油断したのか、あっさりと海中に連れ込まれてしまうグレンダイザー。甲児くんは変わらず海上を右往左往するばかり。ひかるのアドバイスでなんとか渦巻から抜け出すと、マリンスペイザーと合体を成功させて無事にガモガモを成敗してみせます。
無事に合体を成功させ、デュークと協力して円盤獣を倒したひかるちゃんの目には涙が･･･。なんか毎回泣いてるよなあ、この子(笑)
＜HERO SIDE TOPICS＞
団兵衛さん、娘を活躍させるために土下座して頼み込む
なんとか合体を成功させたひかるちゃんを現場に送り込もうと、宇門博士に直談判したのは団兵衛さん。ひかるちゃんの能力が秀でているせいもあるんでしょうが、そんな危ないところに娘を送り込もうとする親父と、それを断り切れず出撃を許可しちゃう博士。あれだけ「戦わせたくない」と頑なだったデュークのほうが、今はまともに見えてきました。
女子視聴者からの人気が無かったという話も頷けます(笑)
次回に続きます！
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