見出し画像

#19 ひかるちゃん、ラーブ・アターック!

『グレンダイザーU』が始まったというのに、こちらはようやく折り返し地点です💦 今回の3エピソードの主役は誰が見ても牧場ひかる。デュークの正体を知って以来「彼のことを理解してあげられるのは私しか!」モードのスイッチが入りっぱなしのひかるちゃんに、翻弄されるベガ星連合軍の皆さんに同情を禁じえません。
<▼前回の記事はこちら>


第37話「翼に命をかけろ!」

この回からニュールックのひかるちゃん。際どいミニスカートに団兵衛父さんは困惑
これも「大介さんに見て欲しくて」なんだけど、デューク本人は興味なし(笑)

◉ベガ星のエネルギー供給源、ベガトロン星が消滅!
 地球の謎エネルギー「超ウラン」に目を付けるスカルムーンの皆さん。
超ウラン基地襲撃計画を察知され、強奪を阻止されてしまったズリル。
 なぜか矛先を白樺牧場へ。偶然見つけたひかると吾郎が標的に!
◉甲児くん捨て身の攻撃で2人は危機を脱するも、大怪我を負った
 甲児くんはダブルスペイザーの操縦もままならない事態に。

▶円盤獣ガンガン

<円盤獣ガンガン>
上下にパカっと開いて出てくる姿は『サザエさん』エンディングのタマちゃんみたいで
キュートです。左右のアームも別形状になっていてアクセントになっています

超ウランのタンク強奪に失敗したガンガンでしたが、対グレンダイザー戦ではベガトロン放射能を含んだ光線攻撃で、デュークを窮地に追い詰めます。しかし、甲児くんの代わりにダブルスペイザーの操縦桿を握った若葉マークのひかるの活躍によって撃破されてしまいました。恋心は無敵。

<HERO SIDE TOPICS>
甲児くんとひかるちゃんの連携プレイシーンが印象深い
デュークを救うために一度きりのチャンスに賭けるひかると甲児くんのやりとりが丁寧に描かれていて良かったです。操縦桿の操作、ダブルカッターやサイクロンビームの発射シークエンスなど、甲児くんのガイダンスが丁寧で的確。ああ、こうやって操ってるんだなあ、と妙な説得力がありました(笑)

がんばってデュークを助けたひかるちゃんでしたが、彼には「もう二度と君を戦わせない」と言われてしまいます。デュークって結構、頑固な奴。

ダブルスペイザーの中で気絶したはずなのに
なぜかこんなとこでデュークに抱きかかえられて目を覚ますひかるちゃん

第38話「ひかる涙のドッキング!」

命をかけたコンビネーションクロス(合体)を成功させたひかるちゃん。
流すのは安堵の涙なのでしょうか?

◉ベガ星存続のためにも「超ウラン」が欲しいスカルムーンの皆さんは
 謎エネルギー「超ウラン」をまだ諦めておらず。
◉ひかるは懲りずにデュークにメンバーとして認めてもらおうとするが、
 彼は「絶対に闘いに巻き込みたくない」と頑なに受けようとしない。
◉宇門博士が新エネルギー「光量子」を可視化し、収集する技術を確立。
 回収に向かう甲児くんからベガ星連合の目を逸らすやめデュークが出撃。
グレンダイザーの動きを不審に思ったズリルが、ダブルスペイザーの
 行動を察知して捕獲を計画するも失敗。光量子の件はバレずに済む。

▶円盤獣ドイドイ

<円盤獣ドイドイ>
ぶっとい角が特徴的な円盤獣。このイラストでは角度的に描けなかったのですが
脇や腹の部分が赤と黒のシマシマ模様になっていて、なかなかオサレ

超ウラン奪取のために出撃する予定でしたが、グレンダイザーの謎の出撃に翻弄されて本来の任務に就けないまま、ひかるのダブルスペイザーと奇跡の合体を果たしたグレンダイザーにやられてしまいます。こいつもベガトロン放射能を含んだ光線でデュークを苦しめました。が、たぶんスカルムーンの連中はデュークの傷のことはまだ気付いていないような気が・・・。

ドイドイによってダメージを受けた甲児くんの代わりに、ひかるがダブルスペイザーで出撃。二度目にしてコンビネーションクロスを成功させたひかるはコクピットで一人涙します。

<HERO SIDE TOPICS>
団兵衛さん、ようやく大介の正体を知らされてショックを受ける
今回のドサクサでようやく大介の正体を知った団兵衛は、自分だけが除け者にされていたことに激しく憤ってましたね。まあ、そりゃそうだなあ。さんざんデュークをダメ男呼ばわりしてたんですからね(笑) まあ、これでようやく全員に秘密が共有され、妙に気を遣う必要が無くなったってことです。

光量子を見ることができるグラスをかける3人。
知らない人が見るとちょっとビビります。X-MENかと思われちゃいそう

デュークはいまだに「ひかるさんだけは・・・」と闘いに巻き込むことを思い悩んでいるものの、彼女の想いの強さを受け止めつつあるようです。


第39話「奇襲!ベガ星突撃隊」

ひかるちゃん、なんと県大会で優勝するほどの運動能力!
この優勝もまた、デュークに自分を認めさせたいという想いの結果っぽい

◉ダブルスペイザーの登場によってグレンダイザーと宇宙科学研究所の
 関係を確信したベガ星連合軍は突撃部隊による奇襲作戦を立案する。
◉円盤獣ウラウラが街での無差別破壊をはじめ、デュークと甲児はやむなく
 出撃をすることになるが、宇門博士はこれには裏があると看破していた。
◉チーム入りを迫るも「命はひとつしか無いんだ!大事にしろよ」と
 デュークにあしらわれ、思わず「あげるわ!私の命を!」と叫ぶひかる。
◉潜入に成功した突撃隊だったが、団兵衛とひかるによって目撃される。
 手薄になった研究所への奇襲だと察したひかるは単身研究所へと向かう。
◉デュークらの到着が間に合わないと判断したひかるは、
 デュークバギーを操って突撃隊に果敢に立ち向かっていく。

▶円盤獣ウラウラ

<円盤獣ウラウラ>
実は4足歩行タイプとしては2体目で、第1話のギルギル以来となるウラウラ。
ウルトラマンで言うとキングザウルス三世とかゴルドンタイプのフォルム

グレンダイザーとダブルスペイザーをまとめて相手にできる、というズリルの触れ込みのパワータイプの円盤獣。長く伸びた尻尾での打撃だけでなく口から吐く火炎、ミサイルなど飛び道具も充実しています。捕獲ロープのような触手も装備しており、研究所に戻ろうとするデュークたちを一時足止めしましたが、遠隔操作されたスペイザーとの連携によって形勢逆転されてしまい、最後はスペースサンダーで破壊されてしまいました。

ひかるちゃんの勇敢な行動によって、研究所への奇襲攻撃は失敗に終わります。宇門博士にも諭されて、ようやくデュークもひかるちゃんのチーム入りを認めることになりました。良かったね、ひかるちゃん♪

グレンダイザーチーム誕生!

<HERO SIDE TOPICS>
戦争によって故郷を失ったデュークだからこその説得力
頑なにひかるのチーム入りを認めないデュークに腹を立てる吾郎に、デュークが優しく語り掛けるシーンがあるのですが、戦争の否定と専守防衛の大切さ。それを故郷を失ったデュークが語る姿がいいなあと思いました。

言葉だけではとても解ってもらえないだろうけど、戦争というのは決して格好いいものじゃないんだ。平和より美しいものなんて、この世の中にあるものか。ほら、見てごらん。仕事して汚れているこの姿、これが人間の一番格好いい姿。しかしお父さんの心配も正しい。敵は黙っていても攻めてくる。だから戦わなければならないんだ。そこのところを吾郎君にも解って欲しいんだなあ・・・

デューク・フリード

吾郎君といえば『グレンダイザーU』では、デュークが世話する馬の名前になってしまってましたね💦


次回からはもっとシンプルにしたい(笑)


この記事が参加している募集

#私の作品紹介

97,464件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?